【MVアグスタ】バイク買取相場とリアルな査定結果を徹底レポート!

バイク売却完全ガイド

バイクの買い取り市場カタログ
バイクの買取相場カタログ » MVアグスタ【全車査定レポート付き!バイクの買取相場】

MVアグスタの買取人気車ベスト3

1976年以前、レースの世界にて絶対王者に君臨していた古豪が、1999年にオートバイブランドとして復活。高性能スーパースポーツモデルから個性派ネイキッド、ツアラー系モデルなどを手掛けるMVアグスタ、そのラインアップから、買取人気となっているのは果たして…現行車と絶版車、それぞれの人気ベスト3を見ていきましょう。

ブルターレ1000RR

ブルターレ1000RR
画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models/brutale-1000-rr-my2021/ )
スーパースポーツモデルのF4向けに開発された998cc直列4気筒エンジンを搭載したハイパーネイキッドモデルの上位モデルとして2020年に登場。エンジンパワーは208HP、トルクは116.5Nmを実現しています。2021年式では、欧州の排ガス規制であるユーロ5に適合しているとのことです。
買取相場
430,000~530,000円

F3 800

F3 800

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/f3-800-my2017/)

MVアグスタの手掛けるスーパースポーツ系モデルのなかで、800cc直列3気筒エンジンを搭載したミドルクラスに相当する車種になります。2013年の発売開始以来、着実にアップデートが重ねられており、2020年型では、EA2.1という進化型のクイックシフターが搭載されています。
買取相場
880,700〜1,170,900円

ツーリズモベローチェ800 LUSSO

ツーリズモベローチェ800 LUSSO

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/turismo-veloce-800-lusso-scs/)

F3やブルターレ―800と同系統の800cc直列3気筒エンジンを搭載。オンロードモデルをベースとしたアドベンチャーツアラー系という趣ではありますが、そこはMVアグスタだけあり、スポーツ性に大きなこだわりを持たせています。豪華装備仕様の「LUSSO」の他、装備を簡略化し価格を抑えた「ROSSO」もラインアップ。
買取相場
1,127,500〜1,319,800円

F4

ベスパ PX150 Euro3
画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/f4-my2015/)
1976年のオートバイ生産ならびにレース活動からの撤退以降、長らく途絶えていたMVアグスタの名称が復活するとともにお目見えした、まさに歴史的モデルであり、MVアグスタ復活を知らしめたモデルになります。大別すると、1999年登場の750ccエンジン搭載モデルが第1世代。2010年登場の1000ccエンジン搭載モデルが第2世代になります。
買取相場
2,690,000〜4,150,000円

ブルターレ1090

ブルターレ1090

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/brutale-1090-my2015/)

2013年に登場したブルターレの第2世代モデルになります。同時期のスーパースポーツF4に搭載された1078cc直列4気筒エンジンをブルターレにも搭載したという流れになります。派生モデルとして、細部をより高級化した「R」や、エンジンパワーアップなどが図られた「RR」もラインアップされていました。
買取相場

ブルターレ800

ブルターレ800

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/brutale-800/)

MVアグスタの復活依頼、スーパースポーツのF4譲りの直列4気筒エンジンを搭載したハイパーネイキッドとしてラインアップされてきたブルターレ。そんなブルターレに、F3 800譲りの直列3気筒エンジンが搭載されたのは2013年のことでした。これ以後、ブルターレのラインアップは、大きく拡大していくことになります。
買取相場
1,660,000〜2,200,000円
あなたが知りたい車種の買取相場を今すぐチェック!

★プルダウンから見たいMVアグスタの車種を選んでください★
選択したバイクの買取相場が表示されます。さらに「バイクワン」で該当車種を実際に査定した結果を画像付きで詳しくレポートしていますので要チェック!
(sponsored by バイクワン)

車種を選ぶ

車種をお選びください

MVアグスタ

F4 1078RR(F511DB)

買取相場

568,500
680,300

MVアグスタ

F4 750S

買取相場

524,900
672,100

MVアグスタ

F3

買取相場

588,600
711,900

MVアグスタ

F4 1078RR(F511DB)

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.co.jp/mvagusta/brutale_1078rr/index.html)

買取相場

568,500
680,300

MVアグスタ

F4 750S

買取相場

524,900
672,100

MVアグスタ

F3 675

買取相場

1,030,000~
1,240,000円

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/f3-675-my2020/)

MVアグスタ

リヴァーレ800

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/rivale-800/)

買取相場

473,900
601,600

MVアグスタ

ブルターレ800RR

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/brutale-800-rr/)

買取相場

683,600
780,800

MVアグスタ

ブルターレ1090R

画像引用元:mv-agusta(https://www.mv-agusta.jp/models-2/brutale-1090-r_my2013/)

買取相場

568,500
680,300

F3 800

MVアグスタ

F3 800

買取相場

770,000~
1,080,000円

F3 800 AGO

MVアグスタ

F3 800 AGO

買取相場

970,000~
1,230,000円

MVアグスタ

F4(2010年式)

買取相場

860,000~
1,180,000円

F4RR

MVアグスタ

F4 RR

買取相場

1,620,000~
1,900,000円

MVアグスタ人気車種の買取相場を公開!

ここからはMVアグスタの各モデルの買取相場をご紹介していきます。実際の買取査定においては、車種や年式や状態、走行距離などによって価格は異なってきますが、おおよその目安として参考にしてみてください。

MVアグスタバイクの人気車種

F4シリーズ

MVアグスタの復活とともに登場し、ブランドを象徴する高性能スーパースポーツモデルとして君臨。マッシモ・タンブリーニによる洗練されたデザインと相まって、「走る宝石」と称されるモデルです。大別すると750ccエンジンの第1世代と1000ccエンジンの第2世代があり、それぞれに派生モデルが各種ラインアップされています。

中古市場での傾向としては、元々高値傾向のモデルであり、2018年から2020年まで微増と微減をゆるやかに行き来していましたが、2020年から2021年にかけて買取相場が大きく上昇。2022年に入ると横ばいに転じました。

ブルターレ

スーパースポーツモデルであるF4をベースに、カウルレス化やアップライトなバーハンドルへの換装を行い、F4譲りのハイパフォーマンスは維持しながらネイキッド化されたモデル群になります。2010年以降は3気筒のF3登場に伴い、675ccを経て、800ccのブルターレもラインアップされるようになりました。

中古市場での傾向としては、より身近に入手できる800系の人気が高く、2018年から2020年まで微増と微減を繰り返していましたが、2020年から2021年の1年間で大きな上昇トレンドに。2022年に入ると、2020年以前のレベルに戻っていきました。

F3シリーズ

2010年、F4シリーズが1000ccエンジンの第2世代へと進化したのに合わせて、弟分にあたる直列3気筒エンジン搭載のスーパースポーツモデルとして登場。外観デザインは大まかにはF4のスタイルを踏襲しながら細部やマフラーレイアウトは独自性を発揮。当初は675cc、後に800ccとなりました。

中古市場での傾向としては、F4やブルターレと同じく、2018年から2020年まで微増と微減を繰り返していましたが、2020年から2021年の1年間で買取相場が大きく上昇。2022年に入ると下降傾向に転じ、2019年以前の水準に戻っています。

リヴァーレ

800ccとなったF3のエンジンを用いて、鋼管トリレスフレームや片持ち式スイングアーム、前後フルアジャスタブルサスペンションを組み合わせ、モタードスタイルに仕上げた車種。車名はイタリア語で「ライバル」の意味であり、同じイタリアのドゥカティが手掛けるハイパーモタードを強く意識していると評されました。

中古市場での傾向としては、F4やF3、ブルターレと比べるとより個性的で趣味性の高い車種なので、買取相場はそれらの車種よりも低くなりがち。一方で、中古市場でのタマ数は少ないので、希少価値が期待できるという側面もあります。

MVアグスタバイクの歴史

レースの世界で、頂点に君臨していた古豪

MVアグスタという会社は元々、航空機の生産と整備を手がけていましたが、ご存知の通り、イタリアは第2次世界大戦で敗北。航空機に関する事業を大幅に制限されてしまいます。そこでオートバイの分野へと進出。当時のロードレース世界選手権(WGP、現在のMotoGPの前身)にて無敵の強さを発揮するようになり、数々の偉業を打ち立てました。

しかし1976年、当時の社長でありオートバイへの揺るぎない情熱を注いでいたドメニコ・アグスタ氏が死去したことにより、アグスタ社はオートバイ部門から撤退し、本業の航空機事業へ方針を転換。その後しばらくは、MVアグスタという名称は、ある種伝説の存在として語り継がれることになります。

MVアグスタの名称が復活、名車F4の生産を開始

1990年代当時、イタリアで頭角を現していたカジバというオートバイメーカーがありました。一時はかのドゥカティを買収し傘下に置いていたこともあった位です。そんなカジバが、MVアグスタの商標権を獲得。かつての伝説を復活させるべく、高性能市販車の製造・販売に乗り出します。それこそが1999年に登場した名車、F4でした。

しかし、その後はカジバの経営悪化に伴い、MVアグスタブランドは買収と売却を繰り返される紆余曲折に見舞われます。一時は、かのハーレーダビッドソンに買収されかけたこともありました。そんな紆余曲折を経て、現在は再び、カジバ(の出身者)による経営となっています。

MVアグスタの魅力とは

「走る宝石」「2輪のフェラーリ」とされる高性能マシン

一般的な知名度という点では、MVアグスタは同じイタリアのドゥカティ、そして近年勢いに乗るアプリリアよりも劣るというは否めません。その一方で、バイクに詳しい方にとっては、かつてのビモータと同じく、超高級ブランドの高性能マシンというイメージが浸透していることでしょう。それこそ「走る宝石」「2輪のフェラーリ」といった表現は、言い得て妙ですね。

その一方で、高性能スポーツ系バイクだけに特化している訳ではなく、ネイキッドのブルターレをはじめ、ツアラー系やモタード系などもラインアップ。決して限られたライダーだけが手にできる孤高の存在という訳ではありません。

MVアグスタ好きはこんな人!MVアグスタ好きの習性

高性能とステイタス性、どちらも妥協はしない

MVアグスタというブランドは、1999年のF4誕生以来、現代レベルにおいて高性能スポーツモデルを造り続けており、かつてのレースでの実績によって神格化されたステイタス性も巧みに演出しています。そうした特別な存在感を望むライダーに、大きく支持されています。

しかし決して一部の限られたライダー向けということはなく、一般的なライダーでも入手しやすいモデルも幅広くラインアップされています。頑張れば手が届く高性能とステイタス性――MVアグスタというブランドはそう表現してよいのではないでしょうか。