バイクを売りたい!でも未成年…

バイクを売りたい!でも未成年…

未成年のバイク売却には保護者の同意が必要

結論から先に言ってしまえば、未成年のユーザーがバイク買取業者への売却を依頼する場合、保護者の承諾が必要となります。逆に言えば、保護者の承諾さえあれば、未成年でもバイク買取業者に売却することは可能で、その際には、必ずしも保護者が同伴する必要はありません。 一般的な流れを見ていきましょう。バイク買取業者によって多少違う場合もありますが、バイク買取においては、必ず実車を買取業者のスタッフが直接確認して買取価格を提示する本査定が行われます。その申し込みの際に、依頼者が未成年という場合、ほとんどの業者は電話などで保護者に連絡を取り、バイクを売却することを承認しているか否かの確認を行います。その上で、業者の指定する同意書に必要事項を記入し印鑑を押して提出。加えて、保護者の身分証明書(免許証、パスポートなど)のコピーも添付するのが一般的です。 以上の通り、未成年がバイク買取依頼をするには、保護者への電話確認、同意書、保護者の身分証明書のコピーという3段階の確認が必要となるのです。

未成年がバイクを売る場合に必要な書類と手続き

先にも述べた通り、未成年がバイクを買取業者に売却する場合には、保護者の同意書と身分証のコピーが必要となります。ただし、それらは保護者が仮に同意していなくても、未成年者が偽造して作成してしまうことも可能です。そうした事態を防ぐためにも、買取業者の多くは、電話などで保護者に確認を取るのです。 そして、これら保護者の同意書と身分証のコピー以外では、一般のユーザーがバイク買取業者に依頼する場合と同じく、以下の書類が必要になります。

排気量125cc以下

  • 標識交付証明書
  • 自賠責保険証明書
  • 依頼者本人の身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
  • 印鑑

排気量126~250cc

  • 軽自動車届出済証
  • 自賠責保険証明書
  • 依頼者本人の身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
  • 印鑑

排気量251cc以上

  • 自動車検査証
  • 依頼者本人の身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
  • 印鑑

未成年がバイクを売却する際のトラブルと解決策

未成年がバイクを売却する際には、いくつかのトラブルが発生することがあります。特に価格査定や契約内容に関するトラブルが多く、慎重な対応が必要です。ここでは、そうしたトラブルとその解決策について解説します。

価格査定に関するトラブルと対策

バイクを売却する際、重要なステップの一つが価格査定です。未成年の場合、価格の相場よりも低い金額での買取が行われるケースがあります。また、業者によっては査定時の説明不足により、最終的な買取金額に満足できない場合があります。

◆対策

▼事前に相場を確認する

インターネットや買取専門サイトを活用して、売却予定のバイクの市場相場を把握しましょう。価格が下がりにくいバイクのモデルや状態についても知っておくことで、正当な価格での買取が期待できます。

▼複数の業者に査定を依頼する

一社だけでなく、複数の業者に査定を依頼することで、高い査定額を見つけやすくなります。

▼査定内容を詳細に確認する

どのような基準で価格が決まるのかを業者に聞きましょう。特に未成年の方は、契約前に家族や親権者と確認をしておくと安心です。

契約内容に関するトラブルと対策

バイクの売却において、契約内容の確認不足によってトラブルが起こる可能性もあります。契約の内容を十分に理解しないまま進めてしまうことで、後々問題が生じないように対策を実践していきましょう。

◆対策

▼契約書の内容を事前に確認する

署名や捺印の前に、契約書の内容を細かく確認しましょう。わからない点があれば業者に質問し、必要であれば親権者にも相談します。

▼解約やキャンセルの条件を確認する

契約を解除したい場合に、どのような条件でキャンセルできるかを確認しておきましょう。手数料が発生するケースもあるので注意しましょう。

親権者への同意の取り方・手順

未成年がバイクを売却する場合、親権者の同意が必要です。ここでは、同意を得る際の書類や手順について説明します。

必要な書類と準備

親権者同意書や身分証明書など、必要な書類が揃っていないと売却できないため、事前に準備しておくことが大切です。

◆必要な書類

▼親権者の同意書

  • ・親権者と未成年の双方の身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • ・車検証やバイクの登録書類

買取業者にも事前に書類がそろっているか、現状を伝えて確認してもらいながら、書類に不備がないようにしておきましょう。

親権者に説明するポイント

親権者にバイクの売却を説明して納得してもらうために、売却する金額や手続きの流れ、業者の選び方についても詳細に伝えましょう。

◆説明のポイント

▼売却理由を明確にする

バイクの売却理由や目的を説明します。例えば、バイクを買い替えたい、乗らなくなったため売却したいなど、具体的な理由があると説得力が増します。

▼手続きの流れを共有する

売却手続きの流れや必要な書類を説明することで、売却の手続きが上手く行っているか、心配されている気持ちも落ち着いていくでしょう。

▼買取業者の信頼性を確認する

利用する買取業者が信頼できるかどうかも、気になるポイントです。業者の実績や評判を事前に確認して伝えておきましょう。

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親に内緒でバイクを売却するには条件がある

ここまでの記事を読んでもらえば分かると思うけど、あなたが未成年の場合、バイク買取業者は必ず電話などで親御さんに確認を取るから、内緒で売るのは無理と思った方がいいわね。正直に打ち明けて、必ず同意をもらうようにしてね。

ただし、あなたが満20歳以上であるなら、ある条件を満たしていれば、親御さんに内緒でバイクを売ることも不可能ではないわ。 その条件というのは、バイクの所有者と使用者が両方ともあなたの名義になっていること。所有者というのはバイクを所有している人、使用者は実際にバイクに乗る人。例えば、そのバイクを親御さんが買ってくれたという場合には、所有者が親御さん名義になっているかも知れないわね。 この場合、成人か未成年かは関係なく、所有者に買取業者から連絡がいくから、内緒で売るのは不可能。必ずバレてしまうわね。つまり、親御さんに内緒でバイクを売るには、あなたがハタチ以上で、所有者があなた名義になっていないとダメということなのよ。

同意書を偽造したらどうなる?

ここまでの記事を読んでもらえばとっくに分かっているとは思うけど、もう一度繰り返しておくよ。未成年者がバイク買取業者に買取を依頼した場合、ほぼ確実に親御さんに電話などで確認が行われるんだ。つまり、同意書を偽造して身分証をこっそりコピーをしたとしても、全くの無駄ということだよ。下手な小細工を行うよりも、正直に打ち明けてバイクを売る同意をもらった方が、よっぽどの近道だということだね。

ちなみに未成年者がバイクを購入する場合も、親御さんの同意書が必要だけど、この場合は偽造しても販売店は電話確認しないという場合もあるので、内緒で買えることもありえる。でも、なんだかんだで、結局はバレるというパターンがほとんどだよ。同意書の偽造なんてしてもムダということを覚えておくことだね。

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