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想像していたバイクと違う!どうしよう?!

想像していたバイクと違う!どうしよう?!

今乗っているバイクを手放して別のバイクに乗り換えるという場合、その方法は大きく分けて2つ。買い換えるバイクの販売先に下取りしてもらう方法と、買取業者に売却してその資金を新たなバイクの購入に回す方法だ。

でもって、難しいのは、どちらがいいというのは一概に言い切れないこと。様々な要素が絡んでくるからな。ただ、ひとつ間違いなく言えるのは「高く売って、安く買う」ことができれば、成功ということだ。このゴールを踏まえて、自分に適したやり方を見極めるのが大事だぞ。

高く売りたいなら買取

ここではバイクの乗り換えの時に、下取りではなく買取を利用するやり方について見ていこう。メリットとデメリットを、しっかり認識してくれよ。

より高額な売却金額が期待できるのは「買取」

率直に言えば、バイクを手放すことで得られる金額がより高くなる可能性があるのは買取の方だ。とりわけ中古車市場で人気が高いモデルなら、その傾向はグンと強くなる。逆に下取りだと、一定レベルの金額にしかならないパターンがほとんどだ。また買取業者のなかには、乗り換えを支援するキャンペーンを行っているところもあるので、そうした機会も賢く利用すれば、なおいいだろう。

買取ならではのデメリットも、しっかりチェック!

一方で、買取の場合、手放すバイクが不人気車で、古くコンデションも悪いという場合には、値段がつかないということも起こり得る。そうした場合でも、下取りであれば最低レベルの金額は得られる期待がもてるので、下取りの方がいいということもありえる。もうひとつ、買取の場合は業者に売却した時点で車両を手放さなければならないが、下取りなら乗り換えの当日まで手放すバイクを利用できる。

安く買いたいなら下取り

ここでは下取りの方が買取よりもいいって場合について紹介していくわね。売却する金額だけを見ると確かに買取の方が有利だけど、下取りの方が「結果的にはお得」ってなる場合もあるから、よーく考えてみてね。

乗り換えるバイクの購入に特典があるなら「下取り」

下取りの方が買取より有利になる場合は、なんと言っても、乗り換えるバイクの購入に何かしらの特典をつけてくれるって場合よね。それこそ、下取り金額は買取業者より低いけど、その分、購入するバイクの価格を値引いてくれて、結果的にはお得になるって場合もあるわよ。

あと知り合いから聞いたケースでは、バイクの値引きは出来ないけれど、代わりに純正アクセサリーをン万円分サービスしてくれたんですって。こうしたことがあれば、むしろ買取よりも下取りよね。

もうひとつ、買取では高値が期待できない不人気バイクでも、下取りならは一定レベルの金額にはなるというパターンもあるから、それもしっかり踏まえておいてね。

こんなバイクは乗り換えよう

バイクってものは、基本的に好きで楽しいから乗るものだよな。だが、しかし、乗っているうちにしっくりこない、自分には合っていないんじゃないかと感じることも決して少なくないだろう。そんな場合には、思い切って乗り換えを検討してみるといいだろう。例えば、以下のようなことがあるなら、まさに考えるべきタイミングだぜ。

足つきが悪い

女性や小柄な人、そして足がつかない…なライダーには悩みの種だね。それこそサーキットやオフロードコース専用で乗るならさておき、ストップ&ゴーを繰り返す街中などではしんどいよな。それこそ立ちゴケのリスクも高くなってしまう。より足つきのよいモデルに乗り換えることで、バイクライフはもっと楽しくなるはずだ。

取り回しがキツイ

憧れの大型バイクにしたものの、取り回しがキツくて、それこそガレージから出すのも億劫で乗らなくなるってパターンに陥りかけたライダーさんがいたんだ。思い切って軽量な中型モデルへの乗り換えをアドバイスしたら、以前より頻繁にバイクを楽しめるようになったってお礼を言われたよ(笑)。

用途や環境に合わない

例えば街乗りや買い物メインなのにスポーツモデルや大型ツアラーといった場合や、逆に長距離ツーリングメインなのに250ccオフローダーって具合に、目的と車種のミスマッチが起きている場合も、思い切って乗り換えを検討すべき状況だ。

コンデションが悪化してきた

例えばエンジンから煙を吐くようになってきた、コーナーリングでふらつくようになってきた、直線なのに車体が安定しなくなったなどなど。コンデション悪化やトラブルの傾向が出てきたという場合も、思い切って乗り換えを決断していいだろう。

バイク下取りの手順と注意点

バイクを手放す際には、「下取り」または「買 取」を選ぶことが一般的です。ここでは、バイクの下取りについての手順と注意点について解説します。

下取りの手順

必要書類の準備

  • ・バイクの登録書類(車検証も可)
  • ・自賠責保険証明書
  • ・印鑑(実印を用意することが推奨される)
  • ・振込口座の情報(下取り価格が振り込まれるため必要)
  • ・身分証明書(運転免許証やパスポートなど)

書類が揃っていない場合、その日のうちに下取りができないことがあるため、事前に確認しておきましょう。

査定の依頼

バイク販売店へ直接持ち込んで査定を受けるか、出張査定を依頼することができます。出張査定は、自宅にいながら手続きを進められるため、時間がない方におすすめです。査定の際には、バイクの外観や走行距離、メンテナンス履歴などがチェックされ、査定額が算出されます。

契約と納車

査定額に納得したら、契約を結び、下取り手続きを進めます。下取りの場合、通常は新しいバイクが納車されるまで、現在のバイクを利用できますので、バイクを頻繁に使う方にとってメリットと言えます。

下取りにおける注意点

ローン残債の確認

バイクにローンの残債がある場合、下取り価格と相殺できるケースがあります。たとえば、残債が10万円あり、下取り価格が30万円の場合、10万円をローン返済に充て、残りの20万円を新しいバイクの購入資金に充てられます。

クーリングオフが適用されない

下取り契約は店舗で行われるため、クーリングオフ制度が適用されません。一旦契約を結ぶとキャンセルできませんので、最終的な支払い条件や、手数料が発生しないかを事前にチェックしましょう。

バイクの下取り価格に影響を与える要因

下取り価格は複数の要因に左右されます。ここでは、その主な要因と少しでも高く売却するためのポイントを紹介します。

年式と走行距離

バイクの年式が新しく、走行距離が少ないほど、下取り価格は高くなる傾向にあります。特に、走行距離は1万km、5万km、10万kmといった節目で査定額が変わることが多いため、走行距離が少ないうちに手放すことが高値で売却するポイントです。
利用年数が短期間での売却を検討している方にとっては、売却のタイミングを見極めることも大切です。

事故歴や修理歴

事故歴や修理歴があるバイクは、下取り価格が下がる可能性があります。また、カスタムや改造が過度に施されているバイクは、再販が難しいため、査定での評価が下がることがあります。

メンテナンス履歴

定期的なメンテナンスが行われているバイクは査定で評価されます。メンテナンス履歴が記録されている場合、それを証明できるとさらに有利です。長期間メンテナンスされていない場合、バイクの性能が落ち、査定額にも影響を及ぼします。日ごろから定期的なメンテナンスを心がけましょう。

バイク下取りのよくあるトラブルと対策

下取りの際に起こりやすいトラブルを事前に把握し、対策を講じることで、円滑に売却手続きを進めましょう。

査定額の減少

査定額が予想よりも低くなるケースは珍しくありません。これを防ぐためには、複数の業者に査定を依頼し、相場を把握することが有効です。買取業者を競わせることで、より高い査定額を引き出せる可能性があります。

追加費用の発生

査定が終わった後に、手数料や追加費用が発生することがあります。たとえば、登録にかかる費用や陸送費用などが請求されることがあります。これを防ぐため、契約内容を確認し、書面で見積もりをもらうことが大切です。

契約キャンセルの難しさ

下取り契約はクーリングオフが適用されないため、契約のキャンセルは難しくなります。納得できない査定額や条件での契約を避けるため、契約書を読み、納得してからサインをしましょう。

乗り換えるバイクに迷っているならここをチェック

バイク選びというのは、例えば見た目や雰囲気が気に入って一目惚れして買うというのもありだけど、いざ乗ってみたら「違った…」ってなってしまう可能性も大だ。やはりバイクの種類ごとの特性を予め知っておいて、自分の目的や用途、さらには体格や体型、そして足つき性も踏まえた上で選ぶというのが失敗を回避できるやり方だ。ここでは、主なバイクの種類ごとに、それぞれの特性を見ていこう。

ネイキッド

バイクの中でもスタンダードな基本形という感じだ。免許を取る時の教習車にも多く採用されているぞ。多くは自然な乗車姿勢で乗ることができて、街乗りからツーリングまで幅広い用途に活用できるぞ。

スーパースポーツ

かつては「レーサーレプリカ」という呼び方もされていた。レーシングマシンの技術を活用し、サーキットなんかで高いコーナーリング性能を発揮するタイプだ。スポーツ性は高いが、前傾姿勢になるため、街中や長時間の走行は正直しんどい。

ツアラー

ひと言で言えば、長距離ツーリングを快適にこなせるタイプだ。大型のカウルやフェアリングを装備していて、長時間のライディングでも疲れにくい乗車姿勢となっている。最近では、パニアケースなどを装備しているモデルも多くなったな。

アメリカン

ハーレーダビッドソンに代表される、比較的低い車高と長いホイールベースによって直進安定性を高めているのが大きな特色だ。足つきがよくゆったり走れるのが魅力の反面、コーナーリング性能は相対的に低くなってしまう。

ビッグスクーター

一般的には250cc以上の排気量で高速道路の走行も可能なスクータータイプのことだ。言うまでもなくギアチェンジの操作は不要で、最近では風防効果を高めるカウルやスクリーンも装備されていて、シート下に広い収納スペースも備わっている。

オフロード

その名称の通りアスファルト舗装された道路以外の砂利道などを走破できるようにしたモデルだ。一般的には軽量細身で頑丈な車体に低速トルク重視のエンジンが定番。ただし、最近は大型オフローダーも増えている。シート高が高いので、足つき性には難ありだ。

足つきに関して

説明するまでもなく、バイクに跨った時に地面に足がつくかどうかだ。もちろんバイク選びの時には重要な要素のひとつだな。でもって、バイクのカタログには「シート高」が記載されているけど、実は、その数値“だけ”で判断するのは間違いだ。実際の足つき性は、シートの材質や形状、幅、厚み、そしてサスペンションの沈み具合やライダーの体重など様々な要素によって変わってくるからな。実際にそのバイクに跨ってみてこそ、本当の足つき性が分かるというのを覚えておいてくれよ。

鬼車整備長のなんでも相談室

体格に合わないバイクで大苦戦

俺が初めて買ったのはオフロードバイクだったんだけど、足がぜんぜん着かなくて泣きたくなったぜ。購入したバイクショップに相談したら、車高調整キット(ローダウンキット)を進めてくれて、車高を下げて、どうにか足が着くようになったのを思い出した(笑)。

はじめは、自分にはバイクが乗りこなせないんじゃないかと不安だったけど、乗っているうちにだんだんコツがつかめて来て、最終的には元の車高でも乗れるようになったよ。足つきの不安は、車高を下げたり、シートを薄くすることで、改善できるので、多少足つきが悪くても問題ないと思うんだけど、鬼車さんの意見はどうかな?

自分の体格にあったバイクが一番

足つきは乗りやすさにも直結するし、停車時の安全性を左右するから、軽視できないポイントだぜ。後から調整できるとは言え、車体バランスを少なからず変えてしまうので、標準の状態で足が着くことを基準に考えた方がいい。兎太郎の言う通り、慣れでカバーできる部分もあるが、1台目のバイクを買うなら、自分の体格にあったバイクをチョイスするのがベストだ。

あと、足つき以外で考えてほしいのは、バイクのタイプだな。長距離のツーリングを楽しみたいならエンジンパワーのあるツアラーやビッグスクーター。街中などストップ&ゴーが多い環境なら、ネイキッドや車体の軽いオフロードなど、用途や目的に合ったバイクがお勧めだ。

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