バイクの高額買取業者比較 > トラブル発生?!バイク売買のケーススタディ > バイク買取の悪徳業者の見分け方とトラブル事例
  

バイク買取の悪徳業者の見分け方とトラブル事例

バイク買取の悪徳業者に騙されないために注意すべきこと!

バイク買取でも悪徳業者が存在する!

バイク買取を行っている業者は、全国的に展開している有名店から小規模事業者まで幅広く存在します。その中には、ごく一部ではあるものの、不正な取引や悪質な手法によってバイクの持ち主を騙したり、契約後にトラブルを引き起こしたりする悪徳業者も存在します。そのため、悪徳業者を見分けるポイントやトラブルの対処法まで、詳しく知っておくことが大切です。

バイク買取での悪徳業者のトラブル事例と対策

無料サービスが一転して有料に!

バイク買取業者では、無料オンライン査定や無料出張査定など、数多くの「無料サービス」を提供しています。しかし中には買取を拒否した際に、いきなり「買取成立でなければ出張費は有料になる」などと費用を求めてくる悪徳業者も存在します。

もちろん、有料になる場合について公式サイトで記載されておらず、事前に説明されていなければ、費用を支払う必要はありません。

明らかに安すぎる査定価格

バイクの売却や下取りなどを行った経験がない人では、買取相場について無知な人も多く、そこにつけ込んで不当に査定価格を引き下げる悪徳業者も少なくありません。また、必ずしも相手に悪意がなくとも、未熟な査定士であればバイクの価値を適正に見極めることができないケースもあるでしょう。

バイク買取では、複数の業者を比較してみたり、事前にオンライン査定を活用して目安の価格を確認したり、適正価格や買取相場を知る努力も大切です。

色々な理由で査定価格を値引きしようとする

査定価格が一般的な相場より高かったとしても、バイクの引取費用や手数料など様々な理由をつけて、結果的に総額を安くしようとする悪徳業者もいます。目先の価格に釣られるのでなく、必ずトータルの金額について確認してから買取を依頼すべきです。

恫喝や脅迫でバイクを売らされた!

査定価格が適正であっても、大切な愛車を実際に手放そうと思うと、なかなか決意できない人は珍しくありません。そのような場合、誠実な業者であればちゃんと待ってくれたり、引き取られたバイクがどのように扱われるか詳しく説明してくれたりしますが、一部の悪徳業者は乱暴な言葉づかいや脅迫まがいの態度で、早急な決断を迫ってくるケースも少なくありません。

正しくバイクを扱っている業者であれば、バイクを愛するオーナーの気持ちも理解しており、無理矢理に契約を迫ってくることはないでしょう。もしも相手の態度に身の危険を感じた場合、警察へ通報するなどして第三者へ助けを求めることが大切です。

クーリングオフをはぐらかされた!

バイクの出張買取では、バイクと引き換えにその場で現金を受け取ったとしても、契約日から8日以内であれば無条件で取引を無効にできる、「クーリングオフ制度」を適用できます。

しかし悪徳業者の中には顧客がクーリングオフを求めても話をはぐらかしたり、連絡に応じなかったりして、クーリングオフ期間が過ぎるまで先延ばしをしようとする者もいます。また、そもそも顧客へクーリングオフ制度を知られないように画策するケースもあり、そのような場合はクーリングオフ期間を過ぎても契約を無効にすることが可能です。

クーリングオフは法律で定められている制度ですので、もしも相手が連絡に応じない場合、内容証明郵便など書面で意思を伝えておきましょう。

お金が受け取れない!

出張買取ではその場での現金引取が原則ですが、想定以上に高額な取引となった場合、時には銀行振込での支払いになることがあります。

しかし、悪徳業者ではそのまま振り込まなかったり、または後から不具合が見つかったなどの理由で振込額を引き下げようとしたりするケースもあります。どうしても現金支払いが難しい場合でも、必ず明細書や買取証明書などをその場で発行してもらい、支払金額を保証してもらいましょう。

悪徳業者を見分けるには

バイク買取で悪徳業者を見分けるポイント

査定士の対応

悪徳業者はそもそも顧客やバイクを大切に考えていないので、ふとした拍子に乱暴な言動を見せたり、バイクのオーナーが説明を求めてもはぐらかしたりと不誠実な対応を見せることがあります。一方、きちんとした買取業者では査定士の教育もきちんと行っており、バイクに関する知識はもちろん、顧客や同業者に対するマナーについても学ばせています。

公式ホームページを確認

信頼できる現代のバイク買取業者であれば、公式ホームページにも細かく契約時の注意点について記載があるはずです。出張費用が無料になるのか有料になるのかあいまいな書き方をしていたり、クーリングオフについて記載していなかったりする場合は、注意しなければなりません。

契約を急かしてこないか

キャンペーン終了を強調してやたらと契約を急かしてきたり、せっかく出張に来ているのにと情に訴えたりしてくるような業者は、あまり信頼できる買取業者とはいえません。

名刺や身分証を提示しているか

査定士が自分から名刺を差し出してこなかったり、名刺や身分証の提示を求めても「今は持っていない」などとはぐらかそうとしたりする場合、悪徳業者の可能性が高まります。

安全な業者選びのチェックリスト

▼業者の評判と口コミを確認

バイク買取業者を選ぶ際は、ネット上の評判や他の利用者の口コミを確認しましょう。「買取価格」「サービスの対応」など、具体的な点で評価されている業者を選びましょう。また、買取実績のある業者は信頼性が高いため、長年の実績を持つ業者をチェックすることもおすすめです。

▼出張査定・契約書の内容を確認

出張査定を依頼する際は、事前に「出張費」や「手数料」の有無を確認しておくことが大切です。後から費用が発生する場合もあるため、明確な条件があるかを確認し、契約書に記載されている内容も確認しましょう。

▼強引な営業・電話が来ないか

査定後に営業電話がかかってくる業者は、信頼性に欠ける可能性があります。通常の業者であれば、顧客の意思を尊重し、強引な手法は避けるのが一般的です。

バイク買取業界の規制や法律

特定商取引法による訪問販売の規制

バイク買取の訪問営業は、特定商取引法の改正により規制されています。訪問営業により、業者がなかなか帰らない場合は、違法行為に該当することがあるため、トラブルに備えて法的な知識を持っておくことが大切です。

契約後の違約金や損害賠償について

売却後に事故歴や修復歴が発覚した場合、違約金や損害賠償を請求されるケースがあります。査定時に正確な情報をすべて申告することで、このようなトラブルを避けられます。また、契約書の内容から、業者から新たに追加された条件がないか確認しておきましょう。

トラブルに遭った場合の対応方法

消費者センターへの相談

何か問題が生じた場合や、業者から提示された内容に納得がいかない場合は、消費者センターに相談しましょう。特に、違約金や賠償金の請求などのトラブルは早めの対応が大切です。

鬼車整備長のなんでも相談室

信頼できる買取業者を見つけることが重要!

バイク買取に限らず、ビジネスでは取引相手が本当に信頼できるかどうかが重要になる。出張買取でやって来る査定士は、まさしくその業者の代表であり、査定士が信用できなければ買取業者を信用できるはずもない。

買取業者が増えたからこそ悪徳業者も現れたが、見方を変えれば信用できる業者を見つければ高値でバイクを売却できるチャンスはあるということ。自分の気持ちやバイクに対する考えを尊重して、適正に査定したりバイクを取り扱ったりしてくれるか、査定士の人間性や姿勢をきちんとチェックしておこう。

業者について事前にしっかり調べよう!

表面上は誠実そうな査定士や有名な買取業者でも、本当に信頼できるかどうか自分で調べる努力も大切だ。例えば公式ホームページがあれば、隅々まで目を通すべきだし、また業者比較サイトなどを活用して業者の特徴を調べておくこともできるだろう。

大切なバイクを売って後悔しないためにも、必ず出張買取を依頼する業者について充分に調べておくべきだね。

高額でバイクを売るには?
バイク買取業者の選び方

関連記事をPickUP
バイク買取(売却)について
疑問に思っていることはありませんか?