【アプリリア】バイク買取相場とリアルな査定結果を徹底レポート!

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バイクの買取相場カタログ » アプリリア【全車査定レポート付き!バイクの買取相場】

APRILIA

アプリリア

人気車種の買取相場を調査!かつての2ストレーサーレプリカやスーパーバイクレースのベースマシンなどを主力とし、モータースポーツでの活躍により一躍知名度を高めたイタリアンメーカー。スポーツ系車種はもちろん、様々なジャンルのバイクを揃えています。

アプリリアの買取人気車ベスト3

1990年代のロードレース世界グランプリ、当時の125ccクラスおよび250ccクラスにおいて日本メーカーを上回る活躍を見せ、確固たる地位を確立したアプリリア。スポーツ系バイクを得意とする同社のラインアップのなかで、買取人気となっているのは果たして…現行車と絶版車、それぞれの人気ベスト3を見ていきましょう。

RSV4ファクトリー

RSV4ファクトリー
2000年代に入りレースの世界で低迷していたアプリリアが、起死回生のために生み出したV型4気筒スーパースポーツモデルがRSV4。そしてその上位モデルであり、サーキット志向をよりたかめたのがRSV4ファクトリーになります。2021年モデルでは、空力を意識しアップデートされたカウル形状となっています。
買取相場
430,000~530,000円

トゥオーノV4ファクトリー

トゥオーノV4ファクトリー
アプリリアのフラッグシップモデルに君臨するRSV4ファクトリーをベースに、専用カウルを装着しパイプバーハンドルに換装。RSV4ファクトリー譲りのハイレベルなパフォーマンスを受け継ぎながら、市街地走行や長距離ツーリングなどにも使い勝手のよいようにモデファイされた兄弟車が、このトゥオーノV4ファクトリーになります。
買取相場
880,700〜1,170,900円

RS660

RS660

画像引用元:aprilia(https://aprilia-japan.com/rs660/)

2020年に正式発売開始。それ以前からモーターショーなどで大きな話題を呼んでいた、アプリリアの新生ミドルクラススーパースポーツになります。大きな特徴は、RSV4やトゥオーノV4に搭載されるV型4気筒エンジンのフロント側の2気筒をベースとしてパラツインエンジンを搭載しているという点。兄貴分と同じく、RS660をベースとした トゥオーノ660もラインアップされています。
買取相場
1,127,500〜1,319,800円

RS250

RS250
現在では新車でお目にかかれなくなった2ストローク250ccエンジン搭載の「レーサーレプリカ」モデルであり、アプリリアというブランドの知名度を大きく引き上げた立役者でもあります。70馬力を発生させていた初期型から、最終年モデルとなった2003年式まで、今なお高い人気を博しています。
買取相場
2,690,000〜4,150,000円

RS125

RS125
RS250の弟分であり、ピンク色のナンバープレートが用いられる「原付2種」モデルとしては、史上最速であったと評されるモデルになります。ただし、排ガス規制の影響で、年式が新しくなっていくほどに、エンジン特性もマイルドになっていく傾向があることに注意が必要になります。
買取相場

カポノルド1200

カポノルド1200
アプリリアが手掛けた、オンロードモデルをベースとするアドベンチャー系ツアラー。フロントマスクのデザインは文字通りアプリリアの顔となっているRSV4を彷彿させるデザインとなっており、エンジンは1200ccVツインを採用。その上で、専用デザインの左右のパニアケースを標準装備した「トラベルパック」も派生モデルとして存在しています。
買取相場
1,660,000〜2,200,000円
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アプリリア

RS125

買取相場

1,210,000
1,380,000

アプリリア

RS250

買取相場

1,660,000
1,830,000

R1200RT

アプリリア

SRV 850 ABS-ATC

買取相場

1,490,000
1,600,000

RS125

アプリリア

RS125

買取相場

220,000
340,000

RS250

アプリリア

RS250

買取相場

220,000
520,000

SRV 850 ABS-ATC

アプリリア

SRV 850 ABS-ATC

画像引用元:aprilia(https://aprilia-japan.com/srv850.html)

買取相場

377,900
430,900

RSV4ファクトリーAPRC

アプリリア

RSV4ファクトリーAPRC

買取相場

725,000
1,510,000

シヴァー750

アプリリア

シヴァー750

画像引用元:aprilia(https://aprilia-japan.com/shiver750.html)

買取相場

440,000
570,000

MANA850

アプリリア

MANA850

買取相場

280,000~
820,000円

RSV4R RKA

アプリリア

RSV4R RKA

買取相場

650,000~
800,000円

カポノルド1200 ABS トラベルパック

アプリリア

カポノルド1200 ABS トラベルパック

買取相場

630,000~
760,000円

トゥオーノV4R APRC

アプリリア

トゥオーノV4R APRC

買取相場

650,000~
800,000円

aprilia人気車種の買取相場を公開!

ここからはapriliaの各モデルの買取相場をご紹介していきたいと思います。車種はもちろん、年式や状態、走行距離などによって価格はどうなるのか、ぜひ参考にしてみてください。

アプリリアバイクの人気車種

RSシリーズ

レーサーレプリカブームが終焉し、日本メーカーが250ccレプリカを生産終了させるのと入れ替わるように、2ストエンジン搭載の250、125、50をラインアップ。2000年代初頭までラインアップが続けられました。また近年では660ccエンジン搭載したRS660が、新たな車種としてお目見えしています。

中古市場での傾向としては、希少価値があり根強い人気のある2ストレーサーレプリカとして一定レベルの買取相場をキープしてきましたが、2020年から2021年にかけて大きく上昇。2022年は横ばいに推移してきます。RS660はまだ発売開始から間もないものの、高値傾向となっているとのことです。

RXシリーズ

2018年、アプリリアが欧州のA1ライセンス(小型二輪免許に相当)所有者向けに発売を開始したオフローダーで、日本にも正規輸入されています。125ccで価格もリーズナブル、それでいて250ccクラスに相当する装備や仕上がりを実現しているモデルです。

中古市場での傾向として、デビュー翌年の2019年は大きく上昇しましたが、新モデルのリリースがあった2020年以降は横ばい傾向になっています。もちろん年式がより新しく、走行距離が少ないほど、高値が期待できます。

SRシリーズ

アプリリアが手掛けるスクーターであり、300、200、150、125、50のサイズがラインアップ。なかでもSR50は、今では希少な2ストロークエンジンを搭載、SRマックス125は、300と車体を共通化しておりクラスを超えた迫力を醸し出していることから人気となっています。

中古市場では、50・125ccモデルは2018年から2020年までは横ばいあるいは緩やかな下落傾向でしたが、2020年以降は大きく上昇。300ccモデルは、2019年から2020年にかけては上昇傾向でしたが、2020年以降は下降傾向に転じています。

SHIVER

2008年に750が登場。2019年には900が発売されました。いわゆるネイキッドに分類されるモデルですが、ヘッドライトや燃料タンクにエッジを効かせたデザインを施した、近年お馴染みのストリートファイター系に仕上げられているのが特色。エンジンはともに水冷Vツインとなっています。

中古市場での傾向としては、750ccモデルは2018年から2020年にかけてはゆるやかな下落傾向にあったものの、2020年以降は一転して上昇傾向に。バイク業界全体の需要の高まりが影響しているものと見受けられます。900ccモデルは発売から日が浅く、まだ相場が確立されていない状況のようです。

RSV4 1100ファクトリー

アプリリアが誇るスーパースポーツモデルであるRSV4をベースに、排気量を1,078ccに拡大し217PSのパワーを発揮したモデル。2020年モデルでは、セミアクティブサスペンションが搭載され、路面状況に応じてサスペンションやステアリングダンパーの減衰力を電子制御されるようになりました。

ラインアップされていた期間が2019年と2020年のみだったため、中古市場での買取相場も個々の業者ごとに、走行距離やコンデションを踏まえて査定するという方式。なお、1,000ccのRSV4系では年式が新しいほど高値になる傾向です。

クラシック

50cc・125ccがあり、どちらも2ストロークエンジンのいわゆるアメリカンクルーザースタイルという、意外性と珍しさに満ちたパッケージモデル。以前は知る人ぞ知るという存在でしたが、近年になって注目が集まっています。特に50は原付には見えない大きさで人気。2スト小型クルーザーというニッチなモデルです。

中古市場では元々レアかつマニアックな車種ゆえに相場は確立されておらず、業者ごとに査定価格を判断する事が多かったようです。しかしコロナ禍によるバイク需要急増で2020年以降、大きく相場が上昇しています。

トゥオーノ

アプリリアが手掛けるスーパースポーツ系モデルをベースに、ハーフカウル化、パイプバーハンドルへの換装、エンジンや足回りの再セッティングを施したストリートファイターモデル。従来のリッタークラスに加え、近年ではRS660をベースとしたミドルクラスのトゥオーノ660もお目見えしています。

トゥオーノ660は新しいモデルのため、相場がいまだ確定しておらず推移している状態のようです。走行距離10,000kmから20,000kmにかけて買取相場の下がり幅が大きくなるものの、20,000km以上では下落幅が緩やかになっていきます。

アプリリアバイクの歴史

第二次大戦後、自転車生産の会社として設立

アプリリアという会社が設立されたのは、第二次世界大戦が終結した直後の1945年になります。言うまでもなく当時のイタリアは、社会的にも経済的にも大混乱していた時代。そんななか、創業者であるバリエ・アルベルト・バッジオは、庶民の足として自転車に目をつけ生産を開始したところ、これが大当たりとなり、会社は大きく成長することになったそうです。

ちなみに“アプリリア” という社名は創業者一族の人名などではなく、同じイタリアの自動車メーカーのランチアが1937年から、1949年まで生産していた「ランチア・アプリリア」というスポーティーな小型乗用車が由来。創業者のバリエがこの車が好きだったからという実に単純な理由だったそうです。またこの時、特にランチア側に許可を取ることなく、勝手に名乗っていたとのエピソードも。現在では考えられませんが、当時は大らかな時代だったのですね。

1968年、オートバイの分野へ参戦開始!

自転車生産によって経済的な成功を収めたアプリリアは、いよいよオートバイの分野への進出を図ります。しかし、創業者であるバリエ・アルベルト・バッジオは、実はオートバイに関わることに大反対だったのだそうです。それを押し切ったのは、バリエの息子であるイバノ・バッジオ。それこそ父親の猛反対を強引に退け、バイクの分野に参画していったのだそうです。もっとも、今にしてみれば、我々バイク乗りにとっては、よい決断だったと評価してよいでしょう。

最初の成功は、オフロードバイク「スカラベオ」

勇猛果敢にバイクの世界に飛び込んだイバノは、まず自転車をベースにエンジンを取り付けたモペットからバイクの開発をスタート。その後も試行錯誤を繰り返しながらノウハウや技術を積み重ねていきます。そして1977年、スカラベオというオフロードバイクが大きな成功を収めることになり、アプリリアという社名もイタリア国内でグンと知名度を上げることになります。

現在でこそスポーツ系バイクのイメージが強いアプリリアですが、実はこのスカラベオを皮切りに、1980年代頃までは、オフロードモデルを主力としていたメーカーだったのです。しかし、同時期の日本においては、それこそ知る人ぞ知るといった感じ。よほどのマニアかオートバイ関係者でなければ、その存在は知られていませんでした。そうした風潮が一気に変わるのが、ご存知レースでの大活躍です。

1990年代、小・中排気量クラスでの圧倒的な強さを発揮

アプリリアの知名度が大きくなったのは、何と言っても1990年代の世界グランプリロードレースですね。当時の125ccクラスならびに250ccクラスにおいて、ホンダやヤマハを実力でねじ伏せていったというのは、大きな衝撃でした。あまつさえ、250ccクラスではヤマハのエースであった原田哲也が、125ccクラスではホンダの有力ライダーだった坂田和人がそれぞれアプリリアに移籍したことも大きな話題となりましたね。

2000年代、紆余曲折と低迷からの、V字復活

そうしたレースでの大活躍もあり会社規模も拡大していったアプリリアでしたが、2000年代に入ると、同じイタリアのモトグッチやラベルダを強引に買収したことが裏目に出て経営難に。またレースの世界でも4ストローク時代の波に乗ることができず、一時不振に陥ります。

しかし2004年、前述のモトグッチやラベルダのブランドごと、同じイタリアのピアジオグループ入りすることで経営危機を回避。またレースの世界でも2009年に発売したRSV4にてワールドスーパーバイクに参戦。年間王者を獲得する活躍により、V字回復を果たすことになりました。 その後は安定してオートバイ生産を続けており、スポーツ系モデルはもちろんのこと、ネイキッド系やスクーターなど、幅広いラインアップを続けています。

アプリリアの魅力とは

スポーツ系モデルに、大きな強み

それこそ同じイタリアのドゥカティとの共通点とも言えますが、レースでの数々の栄光に裏打ちされた、スポーツ系モデルへの大きな支持というのは、アプリリアならではの大きな特色と言えるでしょう。一方で、ドゥカティにはない強みとしては、かつての2ストロークレーサーレプリカを愛好した層からも、大きく支持されているという点。とりわけホンダやヤマハをも打ち負かしたという実績は、とてつもないプラスイメージとなっています。

様々な個性的モデルも、幅広くラインアップ

かつてのレーサーレプリカや現代のスーパースポーツなどの印象が強いアプリリアですが、一方でネイキッドやハイパーモタード、ツアラー、スクーターまで幅広いモデルを手掛けているのも大きな特徴。バイクメーカーとして最初の成功を勝ち取ったオフロードモデルも、今なおラインアップされ続けており、またスクーターに関しては、50ccから800ccオーバーまでという、日本国内3メーカーも顔負けの品揃えとなっている位です。

アプリリア好きはこんな人!アプリリア好きの習性

スポーツ系&スポーティーな味付けを望むライダー

アプリリアというブランドは1990年代を境に、日本においても一気に知名度を高めました。原田哲也や坂田和人はもちろん、レース界の生ける伝説バレンティーノ・ロッシやMotoGP王者のホルヘ・ロレンソが若き日にアプリリアで活躍。スーパーバイクでも幾度となく王者に輝いたことなどから、スポーツ系バイクに強いという確固たるイメージを確立しています。加えて、スポーツ系以外のジャンルにおいても、スポーティーさを加味しているというのが、アプリリアとしての大きな特色。例えば、SRV4をバーハンドル&ハーフカウル化したTUONOシリーズや、800ccオーバーのビッグスクーターSRV 850、アドベンチャーツアラーの分野に進出したCAPONORD(カポノルド)1200などはいずれも、それぞれのジャンルに適した乗り味とした上で、スポーティーな味付けを付加することに大きくこだわっています。そうした特性があるからこそ、スポーツ性能を重視する層から、アプリリアは大きく支持されています。