RS250のリアルな査定額は?買取相場を徹底調査!

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アプリリア

RS250

最後の2スト250レプリカ
RS250 LDAの買取相場と査定レポート

時代の趨勢によってライバル車が姿を消していくなか、2003年まで生産が続けられた2ストレプリカ。そんなRS250を買取依頼する場合、気になる査定相場はどのくらいなのか?実車の査定を依頼した際の内容をレポートとしてご紹介します。併せて、RS250の歴史や魅力についてもとりまとめていますので、ぜひご覧になってみてください。

RS250 LDAを査定してもらいました!

RS250 LDA
買取車情報
年式 2001年
走行距離 3,800km
状態(外観) 年式なり
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 無し
査定者の評価コメント
エンジン
4
錆、オイル滲み箇所あり、異音あり
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
4
ステム錆、サス錆、ホイール傷
外装(外装パーツの状態)
4
カウル傷、タンク傷、フェンダー傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
4
サイレンサー傷・錆、エキパイ傷・錆・凹み
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
4
サイレンサー傷小、エキパイ錆小、電装系特に問題無し
フレーム
4
メインフレーム錆、ストッパー傷、ステップ傷
そのほか
-
年式なり、各所傷や錆あり

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 4
錆、オイル滲み箇所あり、異音あり
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 4
ステム錆、サス錆、ホイール傷
外装(外装パーツの状態) 4
カウル傷、タンク傷、フェンダー傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 4
サイレンサー傷・錆、エキパイ傷・錆・凹み
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 4
サイレンサー傷・錆、エキパイ錆、ウインカー傷・錆
フレーム 4
メインフレーム錆、ストッパー傷、ステップ傷
そのほか -
年式なり、各所傷や錆あり

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

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高額査定がついたRS250 LDAの画像はコレだ!

aprilia_rs250_lda 買取査定事例
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高額査定がついたRS250 LDAの画像はコレだ!

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「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2001年式のRS250 LDA。1998年のモデルチェンジ後の後期型ですね。このマシンを見ると、かつてのWGPでの原田哲也、そして絶対王者バレンティーノ・ロッシの若き日々のことが蘇ってきます。2ストロークならではの、甲高いエキゾースト音も然り。

気になる買取相場は590,000円~700,000円。この個体に提示された買取査定は630,000円とのこと。年式なりに傷や錆が多めのコンデションながら、今はなき2スト250レーサーレプリカだけあり、この金額が提示されたそうです。

なお、社外製のスクリーンやステップなどのカスタムが施されていればプラス10,000円~20,000円程度。傷や錆が一切ない状態であればプラス50,000円以上の査定アップが期待できるそうです。

RS250

アプリリア RS250

RS250のスペック情報

型式LDA
総排気量 249cc
最高出力 52.9kW(72.5PS)/ 11,900rpm
最大トルク 40Nm(4.08kgf・m)/10,750rpm
全長・全高・シート高 1,975mm/1,180mm/ 810mm
重量 141kg
燃料タンク容量 19.1L
燃料消費率 ――
発売年 1995年
メーカー希望小売価格 749,000円(1995年モデル)
カラー シルバー、ブラック&レッド他

RS250の歴史

2ストローク250ccレーサーレプリカ、真打登場

アプリリアRS250が発売開始となったのは1995年(その前年秋のミラノショーでお披露目)のことでした。バイク史という観点からすると、この時期は日本国内では1980年代後半から隆盛を極めていたレーサーレプリカブームの熱が、だんだんと下火になっていったタイミング。また、世界的な排出ガス規制の動きも高まり、2ストロークエンジン搭載モデルの新規開発も打ち止めとなりつつあるというご時世でした。

そんな時代に敢えて逆行するかのように、国内3メーカー(カワサキは2スト250ccレーサーレプリカを手掛けていませんでした)による寡占状態であったこのクラスへの殴り込みをかけてきたのが、イタリアのアプリリアが造り上げたRS250だったのです。なぜそのようなタイミングでRS250が誕生したのか…それはレースの世界で、アプリリアが強さを発揮するようになっていったからに他なりません。

現在のMotoGPの前身にあたるWGP(世界グランプリロードレース)において、1980年代から90年代初頭にいたるまでの期間、250ccクラスにおける覇権争いは、永遠のライバル関係であるホンダとヤマハによって争われており、もちろんスズキも虎視眈々とチャンスを窺っていました。そんな中で日本でも大きな話題となったのは、当時のヤマハのエースライダーであった原田哲也が、1993年の年間チャンピオンの偉業を達成したことでした。 ファンは当然、原田時代が続くことを期待しましたが、その前に立ちふさがったのが、他ならぬアプリリアだったのです。翌1994年以降、原田はアプリリアに勝てない日々が続き、ついには1997年、アプリリアへの移籍を決意する程でした。日本のレースファンの間でも中排気量クラスとは言え、ホンダやヤマハが勝てないということで一躍注目度が高まり、知名度や存在感が大きく高まっていったのです。

前述しました通り、折しも国内ではレーサーレプリカブームの終焉と排ガス規制を見据えた4ストロークエンジンへの移行が進んでいたこともあり、ホンダNSR250、ヤマハTZR250、スズキRGV250Γが次々と販売中止になっていったというご時勢。そんななかで、新車として購入できた貴重な2ストローク250ccレーサーレプリカとして、RS250は特別な存在感を放つことになったのです。

なお、1998年にはモデルチェンジが慣行され、エンジンの改良とともに、フロントカウルデザインが初代と比べより大型なものとなり、またテールカウルも涙滴型の形状となりました。現在でも中古車市場で人気となっている“原田哲也レプリカ”は、この後期型がベースとなっています。モデルチェンジ後も5年間生産が続けられ、2スト250レプリカとして存在感を放ち、2003年をもって生産終了となりました。

RS250の魅力

70ps以上のハイパワーと、優美なデザイン性が、見事に調和

先にも申しました通り、アプリリアはレースの世界において、ホンダやヤマハの日本勢を打ち負かし続けるという偉業を成し遂げましたが、その公道向け市販車であるRS250のエンジンは、実はスズキのRGV250Γのものでした。本来であればライバルである会社同士が、こうした協力関係にあったことは、なかなかに意外な事実ですね。

その上で特筆すべきは、RS250に搭載するにあたり、このエンジンの性能を最大限まで引き出していたという点です。これまた日本ならではのバイク事情に詳しい方であればご存知の通り、当時のNSR250やTZR250、そしてRGV250Γ自体も含めた2スト250レプリカは、いわゆる国内自主規制によって、40~45ps程度にパワーが抑えられてしまっていたのです。対して、イタリアのメーカーであるアプリリアはそうした縛りを受けることなく、本来のエンジン性能を上限まで高め、70psオーバーという馬力を実現。この点こそがまさに、RS250が人気を博した最大の理由だったと言ってよいでしょう。

加えて、同じイタリアのドゥカティやMVアグスタなどとも共通しますが、日本車とは一線を画した、デザイン性の高さという点も、RS250ならではの大きな魅力となっています。とりわけ、優美な曲線で構成されたリヤのスイングアームは、当時の日本車の殆んどが味気ない直線形状だったこともあり、独別な存在感を放っていました。

日本車では実現できなかったハイパワーと機能美に満ちたデザインが融合。そしてライバル車たちがどんどん姿を消していくなか、最後まで残った2スト250レプリカであったという点が、RS250というモデルの比類なき特色なのです。

 
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