F850GSのリアルな査定額は?買取相場を徹底調査!

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F850GS

BMW全車のなかでもオフロード性能を与えられた「GS」モデル 気になる買取相場や実際の査定額は?

F850GSは、伝統のフラットツイン“ボクサー”ではなく、水冷並列2気筒エンジンとチェーン駆動方式を採用したFシリーズがベース。その特性を活かしながら、BMW全ラインアップのなかでも突出したオフロード性能が付与されたモデルです。 F850GSを買取依頼する場合、気になる査定相場はどのくらいなのか?F850GSの歴史や魅力についてもとりまとめていますので、ぜひご覧になってみてください。

F850GSを査定してもらいました!

※準備中です※

「ライダーライターT」よりひとこと

BMWのGSモデルというと、やはり水平対向エンジンのRシリーズGSを思い浮かべるライダーが多いことでしょう。また、Fシリーズというと、どうしても長い歴史を持つRSシリーズと比べ、格下という見方をされてしまいがちです。しかしながら、本格的なオフロード走行ということに関して言えば、もう随分と前から、FシリーズGSモデルは全BMWラインアップのなかで、先頭を走り続けているのです。

その端緒となったのが、1999年と2000年のダカールラリー。人間にとってもマシンにとっても世界一過酷というこのモータースポーツにおいて、BMWはF650をベースとしたワークスマシンF650RRで2連覇を達成。その公道用レプリカとして誕生したのがF650GSダカールだったのです。そうした血筋を受け継ぎ2008年に登場したのがF800GSであり、そして2018年にさらなる進化を経て誕生したのが、F850GSに他なりません。

つまりは、ことオフロード走行に関してはその血統からして、BMWの最上位に君臨しているのはF850GSであるということになります。ただし日本に正規輸入される個体は、タイヤがオンロードよりのものに換装されていますので、その点にはご注意を。

F850GSとは

BMW F850GS

F850GSのスペック情報

型式-
総排気量 853 cc
最高出力 70 kW (95 PS) /8,250 rpm
最大トルク 92 Nm /6,250 rpm
全長・全高・シート高 2,310 mm/1,350 mm(ミラーを除く)/815mm(プレミアムラインは860mm)
重量 236kg
燃料タンク容量 15 L
燃料消費率 24.39km/L
発売年 2018年
メーカー希望小売価格 1,561,000円~
カラー ライト・ホワイト、レーシング・レッド他
PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

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F850GSの歴史

BMWが相伝してきた「GS」の血統の進化

F850GSは2018年に登場したバイクです。しかしながら、BMWのGSシリーズに詳しい方であれば先刻ご承知の通り、決してポッと出の新人などではありません。BMWが誇る「GS」モデルとしてのDNA。そしてBMWがオートバイ造りの新たな可能性を打ち出したFシリーズとしての血筋。その双方を融合させ、進化した末に生まれたモデルなのです。

「GS」とは、ドイツ語の「ゲレンデ・シュポルト」に由来し、BMWのモーターサイクルラインアップの中で、オフロード走行を想定した歴代モデルに受け継がれてきている名称です。その源は、1980年に発売されたR80G/Sにまで遡ります。

その後も、BMW伝統の水平対向2気筒エンジンを搭載したRシリーズに、GSモデルがラインアップされ続けており、R1100GS、R1150GS、R1200GSと進化を続け、2019年にはR1250GSが発売されました。ただし、こうした進化の中で、RシリーズGSは車体もどんどん大柄になり、オフロードよりもオンロードでの走行を主眼とし、オフロードの走行は副次的という味付けとなっている感は否めません。

一方、BMWには伝統のRシリーズ、直列4気筒エンジンのKシリーズに続き、ミドルサイズでチェーン駆動方式を採用したFシリーズがお目見え。その一号機であるF650(1994年誕生)は、「GS」の名称こそ冠されていないものの、BMWが手掛ける新たなデュアルパーパスモデルとして、注目を集めました。2004年には晴れて「GS」の二文字が加えられたF650GSへと進化。特別仕様車として、フロントに21インチの大径タイヤを装着し、オフロード走行性能をより高めたF650GSダカールもラインアップされたのです。

そんなFシリーズGSにとって大きな転機となったのが2008年。それまでの単気筒エンジンから直列2気筒エンジンを搭載し、車体デザインも新設計となった新生FシリーズGSに生まれ変わりました。この2008年以降、FシリーズGSのラインアップには、ひとつの法則が生まれます。それは「オンロードとオフロードの走行性能をバランスよく融合させた身近なモデル」と「よりオフロード性能を高め、車高もより高く。スタンダードより排気量をアップさせたモデル」の2車種をラインアップするというやり方。2008年時点での前者が二代目のF650GSであり、後者がこの2008年に初披露となったF800GSなのです。

そして2018年、この両車はF750GSとF850GSへとモデルチェンジがなされました。こうした経緯から見ても、F850GSには、BMWが長年に渡って培ってきたオフロードモデルとしての血統が、色濃く反映されている車輛といえます。

F850GSの魅力

全BMWラインアップの中でも、突出したオフロード走破性

F850GSの一番の特色と言えば、まさにこの点に尽きるでしょう。ベースとなっているF750GSがどちらかと言えばオンロードでの乗りやすさや快適性などに重きを置いているのに対し、F850GSはオフロードでの走行性能をより高次元なものにするという目的が込められています。

250ccクラスの純全たるオフロードバイクと同様に、21インチフロントタイヤとスポーク式ホイール、そしてテレスコピック式フロントフォークを採用。実は、この組み合わせの足回りを擁しているのは、BMWの現行車の中では、F850GSのみとなっています。ちなみに前身モデルのF800GSや、さらにその前の世代のF650GSダカールもこの組み合わせの足回りでした。

もうひとつ、RシリーズGSと比較した場合の大きな利点は、車体の軽さとスリムさです。もちろんRシリーズのGSモデルも一定レベル以上のオフロード性能を有しており、それこそツーリング先でフラットな砂利道などに遭遇した場合などは、まったく問題ありません。

しかしながら、アップダウンや路面の凹凸が激しい、それこそ道なき道というシチュエーションになると、さすがのRシリーズのGSモデルであっても、車体が軽量でオフローダー基準の足回りを持つF850GSの走破性には及びません。

以上を総合すると、F850GSは昨今流行のアドベンチャーツアラーよりも高いオフロード性能を保持していながら、一方で、小中排気量のオフロードマシンより、ゆとりある長距離走行もこなせるというメリットも兼ね備えているということになります。この点こそが、まさにF850GSならではの、最大の魅力といっても良いでしょう。

 
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