BMW R1200GS スタイルラリー

R1200GSと言えばBMWの不況を救ったGSシリーズの中でもとくに人気が高いモデル。ちなみに、GSはオフロードを意味するドイツ語「Gelände Sport（ゲレンデシュポルト）」の頭文字からきています。

スタイルラリーはR1200GSの同モデル・別バージョンの車輛として2017年に発売されました。ベースはR1200GSスタンダードエディションですが、オフロードに特化した特別な装備が搭載されているのが特徴。スタンダードエディションはキャストホイールですが、スタイルラリーエディションは衝撃を吸収するワイヤースポークホイールが搭載されています。また、悪路走行を想定してラジエーターコアガードやワイドペグなども装備装備。

加えて、R1200GSスタンダードエディションと同じようにABSやESA、ASCなどのシステムが搭載されているため、初心者ライダーでも快適に走行できるでしょう。

ボディフレームはラリーレースをイメージしたガンメタブルー。街中を走れば間違いなくラリーレース好きの視線を集められることでしょう。ちなみに、スタイルラリーエディションの標準シート高は850/870mm（※2段階調節）と高め。日本人が乗るにはやや安定性に欠けるため、シート高が低い日本仕様のスタイルラリー（800/820mm）をおすすめします。170cm前後の身長ならかかとが少し浮くくらいの高さなので、安定して乗りこなせるでしょう。