1199パニガーレの買取相場を調査!リアルな査定結果はいくら?

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ドゥカティ

1199パニガーレ

ドカティの伝統を一新した革新モデル!
1199パニガーレの買取相場&査定レポート

エンジンのコグベルト方式やパイプトラスフレームなどドゥカティの伝統を刷新した1199パニガーレ。電子制御システムも充実、走りの戦闘力を高めたスーパーバイクの革新モデル1199パニガーレの買取相場は?リアルな査定結果も詳しく紹介!売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

1199パニガーレを査定してもらいました!

ドゥカティ1199パニガーレ
買取車情報
年式 2012年(平成24年)
走行距離 31,503km
状態(外観) ステッカー貼り多数
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 ナビ、サイレンサー、フロントフェンダー、リアフェンダーレス、レバー他
査定者の評価コメント
エンジン
4
異音、オイル滲み箇所有り、吹け上がり・アイドリング問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
4
ディスクローター錆・減り、タイヤ減り・溶け
外装(外装パーツの状態)
4
各所傷・錆、タンデムシート欠品
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
4
サス錆、ディスクローター錆・減り、タイヤ減り・溶け
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
5
サイレンサー傷、エキパイ錆、電装系問題無し
フレーム
5
ストッパー凹み、ステップ傷・錆
そのほか
-
純正パーツ無し、車庫保管で大きな傷・錆無く比較的きれいな車輌

※点数は10点満点です

査定者の評価コメント
エンジン 4
異音、オイル滲み箇所有り、吹け上がり・アイドリング問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 4
ディスクローター錆・減り、タイヤ減り・溶け
外装(外装パーツの状態) 4
各所傷・錆、タンデムシート欠品
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 4
サス錆、ディスクローター錆・減り、タイヤ減り・溶け
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 5
サイレンサー傷、エキパイ錆、電装系問題無し
フレーム 5
ストッパー凹み、ステップ傷・錆
そのほか -
純正パーツ無し、車庫保管で大きな傷・錆無く比較的きれいな車輌

※点数は10点満点です

高額査定がついた1199パニガーレの画像はコレだ!

1199パニガーレ
1199パニガーレ
1199パニガーレ
1199パニガーレ
1199パニガーレ
1199パニガーレ
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1199パニガーレ
1199パニガーレ
1199パニガーレ
1199パニガーレ

条件が違うと1199パニガーレの査定額はどう変わる?

ETC付 プラス10,000円
純正パーツ保管 プラス30,000円
ETC付
プラス10,000円
純正パーツ保管
プラス30,000円

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2012年式の1199パニガーレS。スタンダードをベースに、フロントサスペンションをオーリンズ製の電子制御タイプとしたバージョンですね。先代の1198からモデルチェンジした最初の年度のもの。ドゥカティと言えば、スーパーカーのフェラーリと同じく赤というイメージが強いですが、こちらはマットのグレーというのが渋いですね。ひと味違った雰囲気を放っています。

気になる買取相場は1,400,000円~1,590,000円。この個体の買取査定は 1,450,000円とのこと。走行距離は31,000kmとそれなりに走り込まれている感じ。外観は年式なりの細かな傷や錆はあるものの、大きなダメージなどはなし。ただしステッカーの貼り付けは多数。

カスタムでは、テルミニョーニ製マフラーを筆頭に、フロントフェンダー、リアフェンダーレス、レバー、ナビ装置などを装着。なおタンデムシートやマフラーなどの純正部品はすべて手放してしまっていたとのこと。これらの要素を総合した結果、この買取査定価格となったそうです。

なお、ETC装置の装着でプラス10,000円。純正パーツが保管されていればプラス30,000円の査定アップが期待できるそうです。

1199パニガーレとは

ドゥカティ1199パニガーレ

1199パニガーレのスペック情報

型式 ――
エンジン形式 水冷L型2気筒
総排気量 1,198 cc
最高出力 195.0HP(143.0kW) / 10,750rpm(イタリア本国仕様)
最大トルク 132.0Nm (13.5kgm) / 9,000rpm (イタリア本国仕様)
全長・全高・シート高 未公表/未公表/825mm
重量 188kg
燃料タンク容量 17L
燃料消費率 ――
発売年 2012年
メーカー希望小売価格 2,009,000円(2012年モデル)
カラー レッド他

1199パニガーレの歴史

ドゥカティ「スーパーバイク」の新たなる系譜

1199パニガーレの登場は2012年。1988年登場の851シリーズから連なる、水冷エンジン搭載のドゥカティ「スーパーバイク」の系譜を受け継いだモデルになります。ちなみにこのモデルから与えられた「パニガーレ」という車名は、ドゥカティ本社の所在地の地名が由来となっています。

ドゥカティがお好きな方やモータースポーツファンの方には改めてご説明するまでもありませんが、ドゥカティの歴代スーパーバイクシリーズは、市販車をベースとしたレーシングマシンで争われる、WSB(ワールドスーパーバイク選手権)のベースマシンとして開発・発展を続けています。もちろん1199パニガーレもそのひとつ。そして特筆すべきは、この1199パニガーレはドゥカティの歴史の中でも、大きな変革を実施されたという点です。

ひとつは1980年代後半のパンタ系エンジン以来採用され続けていたコグベルト方式に代わり、「スーパークアドロ」と呼ばれるカムチェーンとカムギア方式を組み合わせたセミカムギアトレイン方式が採用されたこと。

もうひとつは、ドカティの代名詞とも言える特徴であったパイプトラス式フレームから、新開発のダイキャストアルミ鋳造フレームをメインに、上記の新エンジンをフレーム構造の一部として組み込む方式の「モノコック構造」へと変更されたという点。まさにドカティの歴史的な大変革と言ってよいでしょう。

1199パニガーレの魅力

外観デザインも刷新、電子制御も進化、まさに革新モデル

上記の通り、1199パニガーレはドゥカティのアイデンティティと言ってよかった2つの特色を惜しげもなく(かどうかはさておき)捨て、まったく新しいスーパースポーツモデルとして生まれ変わりました。その背景には、それまで強さを誇っていた、WSB(ワールドスーパーバイク選手権)において、同じイタリアのアプリリア、そして日本国内メーカー、とりわけカワサキのマシンの戦闘力が上がり、その対向策として決断されたのでしょう。

また細かいところでは、1993年発売の916シリーズより続けられていたセンターアップ方式のマフラーレイアウトを、車体下部にローダウンする方式に変更。かつてセンターアップ方式は空力面で有利とされてきましたが、近年では重量物をなるべく車体の中心に配置する「マスの集中化」の方がコーナーリング性能を向上させるという考え方が主流となっており、それに追随したのでしょう。ちなみにライバルであるホンダCBR1000RRも同様の変更を実施しています。

そして、もうひとつの革新が、電子制御システムを大きく進化させたこと。スロットルを機械式ワイヤーではなく、電子的に制御するRbW(ライド・バイ・ワイヤ)を採用し、「レース」「スポーツ」「ウェット」のモード切替が可能に。さらにはABS、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなどと連動することで、効果が発揮できるようになっています。近年ではお馴染みのハイテク装備を2012年の時点で取り入れていたのですね。

以上のような大改革を実践し、従来のドゥカティらしさがなくなってしまったとも言えますが、むしろ市場ではこの変化が歓迎され、ドゥカティは業績を大きく伸ばす事になりました。

 
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