モンスター1200S（2017年式）

モンスター1200Sは2014年、新たに水冷1200ccエンジンを搭載したモンスター1200をベースに、前後オーリンズ製サスペンション装着などを施した、ドゥカティではお馴染みの「S」仕様としてお目見えしました。そこからさらに、よりスポーティさを際立たせるマイナーチェンジが施されたのが、この2017年式になります。

一番大きな変更は、ホイールベースが1,511mmから1,485mmに短縮され、よりコーナーリング性能を重視したデメンションとなったこと。また車体のバンク中にも制御が可能となるコーナーリングABSや、クラッチ操作なしでギアチェンジが行われるクイックシフターも採用されています。

2017年のマイナーチェンジによって、よりスポーツ性を高めた仕様へとバージョンアップされたモンスター1200Sですが、加えて細部の変更も実施され、より洗練された雰囲気になっています。マフラー形状はシンプルな円筒形2本出しから、上下対になる独自のデザイン形状へと刷新。

またナンバープレートホルダーも、リヤのスイングアームからのマウント方式から、リヤフェンダーマウント方式となり、併せてリヤシートカバーもよりエッジを効かせたデザインに変更されています。エンジンやコーナーリング性能はもとより、こうした細部のデザイン性にもこだわりを見せるのは、さすがドゥカティという感じですね。