CVO FLSTNSE ソフテイルデラックス1800 TF9（2014年式）

CVO FLSTNSEソフテイルデラックス1800 TF9は2014年に日本デビュー。2010年モデルより輸入が開始された、ハーレーが自らカスタムを施しハイパフォーマンス化が図られたCVO（カスタム・ヴィークル・オペレーション）の1台になります。ベースとなったソフテイルデラックスは2005年にFLSTNとして登場。

FL系ソフテイルらしく、フロント16インチホイールに前後ホワイトリボンタイヤ、ファットボーイなどと共通するカバー付きフロントフォーク、そしてヘッドライト左右に補助ランプを追加した3連灯スタイルが主な特徴。第二次世界大戦後の時代のハーレーを、現代に復刻したという趣でした。そんなソフテイルデラックスをベースに、CVO化が施され誕生したのが、CVO FLSTNSEソフテイルデラックス1800 TF9に他なりません。

CVOはハーレーが自ら、カスタムを施して造り上げるハイパフォーマンスモデルになります。もちろんCVO FLSTNSEソフテイルデラックス1800 TF9も然り。エンジンは当時のスタンダードモデルが搭載していた1548ccツインカム96Bを、1801ccまで排気量アップしたツインカム110ciに換装してパワーアップ。

その上で、スタンダードモデルとは異なる、専用のグラフィックデザインとカラーリングを施して差別化を実践。さらには脱着可能な大型ウインドスクリーン、サドルバック、シーシーバー、リヤキャリアといった豪華装備が奢られています。さらにセンターヘッドライトも、スタンダードとは異なる形状のものを装着。まさに様々な面で、「デラックス化」が図られていると言ってよいでしょう。