FLHRXSロードキングスペシャル1870（2019年式）

FLHRXSロードキングスペシャル1870は2019年に登場。2017年に登場していたミルウォーキーエイト107エンジン搭載の同モデルに、新たに1,868ccまで排気量アップされたミルウォーキーエイト114エンジンが搭載されました。

スタンダード仕様のロードキングはハーレーのツーリングファミリーのなかでも、シンプルでオーソドックスな佇まい。そこに専用ホイールやシート、ブラックアウト塗装、そして近年人気のハガースタイルのカスタムを施すことで刺激的な個性を与えられ、注目を高めました。そうした特性は踏襲しながら、心臓部を一新したのが、このFLHRXSロードキングスペシャル1870なのです。

FLHRXSロードキングスペシャルは、スダンダードのロードキングをベースに、ハーレーお得意のメーカーカスタムを施したモデル。その刺激的な外観や個性的な専用パーツに目を奪われます。その上でもうひとつ、このモデルならではの特色と言えるのが、ツーリングファミリーでありながら、スポーティーさをより際立てているという点。

アップライトなセミエイプスタイルのハンドルやフロント19インチ、リア18インチのホイールは、大排気量ビッグツインの強大なトルクを活かしながら、コーナーを軽快に駆け抜けるために最適化されているとのこと。その上で、先代の1,745ｃｃ時代にすでに十分過ぎると称されていたトルクが、1,868ccとなり、より増大化されています。それこそ、かつてのハーレーでは見られなかった味付けであり、近年のハーレーの変革の一環とうかがえます。