FLSTFファットボーイ 105th記念車

FLSTFファットボーイ 105th記念車は2008年に登場。ずばり車名が示している通り、1903年のハーレー1号車誕生から105周年を記念して、ハーレーのなかでも屈指の人気を誇るファットボーイに、ブラック×オレンジの特別カラーと105周年の記念エンブレムを装着した特別仕様車になります。

ファットボーイとしての世代的には、1,584ccのツインカム96Bを搭載しており、リアタイヤのトレッド幅が200ミリの年代。吸気方式はすでにインジェクション化されています。その年のスタンダード仕様をベースに、特別カラーと記念エンブレムが奢られています。

そもそもFLSTFファットボーイは、1300ccエボリューションエンジン搭載の初代から1,868ccミルウォーキーエイト搭載の新型まで、長きに渡って人気を博しているモデルになります。FL系ソフテイルをベースに、グラマラスで迫力ある外観デザインに仕立て上げられた、ハーレーを代表するファクトリーカスタムとしても知られます。

そんな人気モデルであるファットボーイをベースとした、ハーレーの105周年記念の特別仕様車とくれば、それこそ多くのハーレーライダーにとっては垂涎の的となることでしょう。一説には、日本に入ってきたのは、数台あるいは十数台程度とも言われている、まさに希少な存在なのです。