FLSTSC ソフテイルスプリンガークラシックEFI BY5

FLSTSCソフテイルスプリンガークラシックEFI BY5は2007年に登場。それまでのツインカム88Bに代わり、1,584 ccに排気量アップされ吸気方式が電子式インジェクション方式となったツインカム96Bが搭載されたタイミングになります。

スプリンガーフォークを搭載したFL系ソフテイルモデルとしては、2001年に登場したFLSTSIヘリテージスプリンガーがあり、FLSTSCの前身モデルにあたります。その後、2005年に車名をFLSTSCソフテイルスプリンガークラシックに変更。そして2007年にツインカム96Bを搭載という時系列を辿りました。

FLSTSCソフテイルスプリンガークラシックEFI BY5は、FL系ソフテイルをベースにスプリンガーフォークを搭載したモデルとして、先代のFLSTSIヘリテージスプリンガーからの系譜を受け継いできましたが、この2007年モデルをもって生産が終了。翌2008年からは、FLSTSBソフテイルクロスボーンズに、スプリンガーフォークモデルの座を明け渡すことになります。

つまりFLSTSCソフテイルスプリンガークラシックEFI BY5は、FLSTSCとしてラストイヤーモデルであると同時に、ヘリテージスプリンガーおよびソフテイルスプリンガークラシックとしては唯一、1,584 ccインジェクション方式のツインカム96Bを搭載。まさに、このモデルならではの特徴となっています。