FXBBストリートボブ YJJ

FXBBストリートボブ YJJは、2006年に販売されたダイナの代表的モデルFXDBストリートボブをソフテイルに移籍させたモデルです。当時のコンセプトは「ストリートチョッパー」であり、高く設定されたエイプハンドルにクラシカルなデザイン、スポークホイールなどが特徴。より手軽に乗れるチョッパースタイルとして販売されました。

2017年にストリートボブはダイナからソフテイルへと移行。その際、新設計のソフテイルフレームと新型エンジン「ミルウォーキーエイト」が搭載されました。ダイナらしいスポーツ性能を受け継いでおり、ソフテイルフレームのビンテージなイメージとは裏腹に高い走行性を発揮する、特徴的なマシンとして生まれ変わったのです。

新型エンジンのミルウォーキーエイトを搭載し、さらにダイナ時代から5kg軽くなったFXBBストリートボブ YJJ。元々ダイナはスポーツ性を高めたモデルだったこともあり、大きさやスタイルに反して加速性能が高いのが特徴です。吹け上りの良さとアクセルレスポンスの高さにより、街中でも快適に走ることができるでしょう。低回転域でクルージングを楽しむ、早めのシフトアップで大きな鼓動感を味わうなど、楽しみながら走れるマシンなのです。

ライディング中は前後サスのストロークによりマスが集中化。さらに細身のフロントタイヤが高いハンドリング性を実現。ワインディングでも軽快に駆け抜けることができます。ハーレーを代表としたいわゆるアメリカンタイプは「遅い・曲がらない」というイメージが強いのですが、このFXBBストリートボブ YJJは、そういったイメージを覆す快適なライディング性をもたらしてくれるマシンなのです。