ハーレーFXDL,ローライダの買取相場を調査!リアルな査定結果は?

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Harley-Davidson

FXDL

「ローライダー」の名を受け継いだダイナモデル
ハーレーFXDL 買取相場と査定レポート

1977年の「FXSローライダー」からの血筋を受け継いだダイナモデル。ロー&ロングのフォルムと、ビッグツインエンジン搭載車としてはスポーティな味付けで日本での人気が高い。そんなFXDLの買取相場と実際の査定結果をレポート。FXDLの売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

FXDLを査定してもらいました!

FXDLローライダー
買取車情報
年式 2015年(平成27年)
走行距離 3100km
状態(外観) 良好
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 無し
PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

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この車種を査定してくれたのは、北海道・沖縄を除く全国各地で即日出張買取中の「バイクワン」。
大切にしてきた愛車の価値を正しくつけるため、エンジンから外装パーツ、フレームに至るまで丁寧に査定してくれる買取専門業者です。
国産車、輸入車、改造車、事故車、不動車に至るまで幅広く買い取り、 即日現金払いするなど「バイクをなるべく早く売りたい」というニーズに応えてくれます。
大切な相棒を任せるなら、バイクワンがおすすめです。

査定者の評価コメント
エンジン
5
異音小、セルで一発始動、アイドリングも安定していて吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
5
ホイール錆、タイヤ減り小
外装(外装パーツの状態)
6
タンクに磨き跡有り、リアフェンダー傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
5
サス錆小、ホイール傷小、タイヤ減り
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
5
サイレンサー傷小、エキパイ錆・変色箇所有り
フレーム
6
傷・錆・腐食一切無し
そのほか
-
ワンオーナー車、室内保管で目立つ傷・錆はみられず

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 5
異音小、セルで一発始動、アイドリングも安定していて吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 5
ホイール錆、タイヤ減り小
外装(外装パーツの状態) 6
タンクに磨き跡有り、リアフェンダー傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 5
サス錆小、ホイール傷小、タイヤ減り
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 5
サイレンサー傷小、エキパイ錆・変色箇所有り
フレーム 6
傷・錆・腐食一切無し
そのほか -
ワンオーナー車、室内保管で目立つ傷・錆はみられず

※点数は10点満点です

高額査定がついたFXDLローライダーの画像はコレだ!

FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー
FXDLローライダー

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2015年式のFXDLダイナ・ローライダー。一旦カタログ落ちしてから復活した型のローライダーでありエンジンはTwin Cam 96を搭載。もちろん、この時点ではダイナファミリーのモデルであったため、リヤには2本式のサスペンションが装着されています。つまり、ソフテイルファミリーに吸収されてしまう前の、貴重なFXDLとしてのローライダーになります。

気になる買取相場は1,330,000円~1,470,000円。この個体の買取査定は1,380,000円とのこと。走行距離は2,200kmと比較的少なめ。エンジンの始動性や吹け上がりも問題なし。ワンオーナーで室内保管だったとのことで、外観の状態も、小さなキズやサビはあるものの、概ね良好とのこと。

ただし、完全なフルノーマル車でカスタム箇所は一切なし。それらを総合して算出されたのがこの買取査定とのこと。

なおETC装置の装着でプラス10,000円。エンジンガードやサドルバッグなどの装着でプラス20,000円~30,000円。社外製マフラーの装着および純正マフラーの保存でプラス20,000円~80,000円の査定アップが期待できるとのことです。

FXDLとは

FXDLローライダー

FXDLのスペック情報

型式EBL-FD4B
総排気量 1,690 cc
最高出力 非公表
最大トルク 126N・m/3,250rpm
全長・全高・シート高 2,345mm/ 1,185mm/ 700mm
重量 311kg
燃料タンク容量 17.8 L
燃料消費率 ――
発売年 2015年(初代FXDLは1993年)
メーカー希望小売価格 2,128,000円~(2017年モデル)
カラー ビビッドブラック他

FXDLの歴史

「ローライダー」の名を受け継いだダイナモデル

FXDLは1993年に初登場。ご存知の通り、このFXDLは「ローライダー」の愛称が与えられたモデルとしてお馴染みですね。しかし、これまたご存知の方もいらっしゃると思いますが、実はローライダーの名が与えられた最初のモデルは、1977年に登場したFXSまで遡ります。

当時のハーレーダビッドソンは経営不信によりAMFというボウリング場経営などを行う企業の傘下となっており、品質の面で日本車に太刀打ちできないといった悪循環に陥っていました。そんな中、ダビッドソン家の3代目で創業者の孫であるウィリアム・G・ダビッドソン――通称”ウィリーG”をはじめとするハーレー社生え抜きのスタッフ達が、試行錯誤を重ねていたのです。

そんな中で、ハーレーが得意とするメーカー自らが手がけるカスタムとして生まれたのがFXSローライダーでした。当時の“ショベルヘッド”型ビッグツインを心臓部とし、ロー&ロングの低く身構えたフォルムにフラットタイプのバーハンドルを装着した、当時としては斬新なフォルムとして、大いに注目を浴びました。

そして時を経て、1981年にはAMFから株式を買い戻しハーレーは独立。低下していた品質改良を実践し、スポーティさを高めたビッグツインモデルとしてFXRシリーズを手がけます。このFXRフレームをベースに、1987年、2代目として登場したのが、FXLRローライダーでした。

さらに時代が進み、ハーレーは自社史上初となるコンピューターCAD設計によるダイナフレームを完成。このダイナフレームをベースに、1993年に3代目として登場したのが3代目ローライダーとなるFXDLなのです。

FXDLの魅力

実はアメリカ本国より、日本で高人気

FXDLローライダーは、初代ローライダーから続くロー&ロングのフォルムと、ビッグツインエンジン搭載車のとしてはスポーティな味付けがなされていたこともあり、本国アメリカ以上に、日本での人気が高いモデルでした。

しかし、2006年のフルモデルチェンジによって、その人気が下降してしまいます。エンジンや走行性能は上がったものの、歴代ローライダーの伝統であったヘッドライトバイザーの廃止や流麗だったフォルムが一点、ゴツイ印象となってしまったのです。ちなみにアメリカ本国では早々と2009年にカタログ落ちとなりましたが、日本向けには2013年まで継続生産されたという逸話もあります。

そして2015年、前述の反省を踏まえ、初代ローライダーからの伝統である、ロー&ロングで美しい流麗なフォルム、ヘッドライトバイザーを復活させたローライダーが復活しました。ローライダーファンは、大きな喜びに包まれました。し・か・し…

2018年、ハーレーはダイナファミリーの生産を中止、ローライダーはソフテイルファミリーの一員としてFXLR ローライダーとなりました。誰もが予想していなかった事態とは、このことですね。そんな訳で、FXDLは2017年モデルとして生産終了。今後、ソフテイルとなったローライダーの人気がどうなるのかはわかりませんが、FXDLローライダーのプレミア価値は、今後上がっていくのではないでしょうか。

 
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