VRSCD ナイトロッド ABS（2008年式）

VRSCD ナイトロッド ABS（2008年式）は2008年に登場。2006年にお目見えしていた、VRSCA Vロッドベースのメーカーカスタム、VRSCDナイトロッド1130に、マイナーチェンジが施されたという位置づけになります。

ビキニカウルやミッドコントロール、フレームブラックアウトなどは1130から継続。その上でエンジンが1,246ccへと排気量アップされ、それに伴い最大トルクも100Nmから104Nmへと向上。また燃料タンクの容量も約15Lから約19Lとアップされ、航続可能距離が延伸されているのも見逃せないポイントとなっています。なお、リヤタイヤは240サイズではなく、180サイズのまま変更されていません。

VRSCDナイトロッドというモデルは、ハーレー初の水冷エンジン搭載の量産市販車としてお目見えしたVRSCA Vロッドに、お得意のメーカーカスタムを施した派生車種になります。ビキニカウルやフレームブラックアウト、独自形状のシートやマフラーなどで個性を強め、より自然な乗車姿勢となるミッドコントロールが採用されています。

その上で、VRSCD ナイトロッド ABS（2008年式）は、エンジンの排気量アップにより、水冷エンジンならではの加速性能をアップ。加えて燃料タンク容量を増大させることで、長距離ツーリングでの航続可能距離を伸ばしています。独自の個性を活かしながら、利便性と走行性能を向上させているのが、なによりの魅力と言ってよいでしょう。