APE100 Type-D HC13

APE100 Type-D HC13（2008年式）は、その名前からもわかる通り2002年に誕生したAPE100の上級モデルです。そもそもAPE100は、デラックスモデルの追加やカラー変更などのマイナーチェンジを繰り返してきたモデル。APE100 Type-D HC13では、主に前後輪や装備重量、カラーやバッテリーの変更がなされています。

排ガス規制強化に対応したAPE100をベースに、高い環境性能とパワフルな走りを兼ね備えたモデルとして登場しました。前後輪にはアルミ製キャストホイールと、制動力に優れたディスクブレーキを搭載。新しい装備が加わりながらも、装備重量はレギュラーモデルに対して2kg軽くなっています。コンパクトで扱いやすいというレギュラーモデルの持ち味はそのままに、全体的な高級感や環境性能がアップ。もちろん、「手軽にタンデムが楽しめる」という持ち味はしっかり受け継いでいます。

APE100 Type-D HC13は、専用のディスクブレーキやキャストホイール、マットグレー塗装のシリンダーヘッドカバーを搭載した高級感あふれるモデルです。タイヤの荷重指数がアップしたのに加え、キャブレターも最適化されています。また、車体がより軽くなり操縦性が向上したこともあり、ストリートでの走りをより楽しめる構造になっています。

車体色には、グラファイトブラックをベースにマグナレッドやシャスタホワイト、ナッソーブルーの3色を採用。サイドカバーや燃料タンクにストライプを入れ、高級感とスポーティーな雰囲気を演出しています。さらに、別売りのアラームキットを装着できる仕様になっているのもポイント。このアラームキットはバッテリーを装備することで装着が可能です。