CB1100 RS 限定特別仕様車（2020年式）

CB1100RS 限定特別仕様車は2020年モデルとして登場。2019年12月16日から2020年5月31日までの受注期間限定モデルでした。ベースとなっているのはもちろんCB1100RS。2010年に新世代の空冷大型ネイキッドとしてお目見えしたCB1100の派生兄弟モデルとして、カフェレーサースタイルに仕上げられたモデルになります。

この限定特別仕様車は、マットバリスティックブラックメタリックの特別カラーを施し、燃料タンクにはローコントラストのセンターストライプがあしらわれ、さらにはエアークリーナーカバー、メーターカバー、ハンドルパイプをマットブラック仕上げとしています。

CB1100RSという車種は元々、大人向けの落ち着いた雰囲気でありながら、遊び心のある個性が同居しているカフェレーサースタイルというのが大きな特色でした。その上で、限定特別仕様車では、スタンダードモデルにはない特別カラーと細部の仕上げが施され、重厚感のある存在感を放っています。

特別仕様車というものは、特別な存在感という付加価値が魅力ですが、結果的に、CB1100RSはこの翌年、2021年のファイナルエデションをもって生産終了となりましたので、そうした面から見ても、希少価値をさらに高めていると言えるでしょう。