シャドウ400の買取相場を調査!リアルな査定結果は?

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シャドウ400

400ccクラスの人気クルーザータイプとして、スティードの次世代を受け継いだシャドウ400
気になる買取相場や実際の査定額は?

1990年代に大人気となったスティード400の後継モデルとして登場したシャドウ400。オーソドックスなものとカスタム色を強めたものの2系統がラインアップされていました。 そんなシャドウ400を買取依頼する場合、気になる査定相場はどのくらいなのか?シャドウ400 の歴史や魅力についてもとりまとめていますので、ぜひご覧になってみてください。

シャドウ400とは

ホンダ シャドウ400

画像引用元:HONDA公式HP(https://www.honda.co.jp/SHADOW/shadow-custom400/price/)

シャドウ400のスペック情報

型式BC-NC34
総排気量 398cc
最高出力 33PS/7,500rpm
最大トルク 3.5 kgf・m/5,500rpm
全長・全高・シート高 2,455mm/1,105mm/695mm
重量 242kg
燃料タンク容量 14L
燃料消費率 34.0km/L
発売年 1997年
メーカー希望小売価格 629,000円
カラー パールグレートブルー×パールアイボリークリーム他

シャドウ400の歴史

ホンダ400ccクルーザーの新たな形

シャドウ400の登場は1997年。兄貴分であるシャドウ750と同時にお披露目されました。バイク史に詳しい方ならご存知の通り、これ以前ホンダは、当時の中型限定免許(現在の普通自動二輪免許)で乗ることができるアメリカンタイプのクルーザーモデルとして、スティード400を手掛けており、高い人気を博していました。

シャドウ400は言わば、400ccクラスのホンダ製アメリカンタイプとして、スティード400の後継者(車)として生まれたと言えます。しかしながら、その一方で、スティード400とシャドウ400は、同じアメリカンタイプに分類されるものの、それぞれのスタイリングは大きく異なっているというのが、興味深いところです。

スティード400は燃料タンクやシートの形状が比較的細身に仕上げられており、本家アメリカンであるハーレーで例えるなら、ローライダーやいわゆる“チョッパー”に近い雰囲気でした。対してシャドウ400はボリューム感のある燃料タンク形状やサドル型の幅広のシート、重厚感のあるフェンダーなどを纏っており、ハーレーで言うならヘリテイジ系ソフテイルやロードキングに近い雰囲気となっています。

言わば、先行人気モデルであるスティード400とは違う個性をもつクルーザーとして生まれたという訳です。ちなみにスティード400はシャドウ400のデビュー後も2002年モデルまで併売が続けられました。

話をシャドウ400に戻しますと、2001年には兄弟モデルとしてシャドウ スラッシャーも登場。スタンダードモデルがフロント17インチ径なのに対し、スラッシャーは19インチ径。またフェンダーやマフラー、シートなどの形状も独自のものに変更されており、ステップも足を前に投げ出すスタイルのフォワードタイプとなっているのが大きな違いです。

その後、2008年にはモデルチェンジが慣行され、「クラシック」と「カスタム」の2車種にラインアップを再編。「クラシック」は旧スタンダードモデルの流れを受け継ぎながら、さらに大型化されたフロントフェンダーなどを装着。「カスタム」は旧スラッシャーの系統で、フロントタイヤの21インチ化などの変更がなされました。同時に、両モデルとも、エンジンの改良が実践されており、フューエルインジェクション化されたのが大きなポイントです。そして2016年モデルまでラインアップが続き、生産終了となりました。

シャドウ400の魅力

王道アメリカンの雰囲気を、中型免許で満喫

シャドウ400に限らず、国産400ccクラス(250ccクラスも含め)のクルーザーモデルに共通する利点は何と言っても、中型限定免許(普通自動二輪免許)でアメリカンスタイルの雰囲気を楽しめるという点に尽きるでしょう。ハーレーはもちろん、近年復活したインディアンも、本家アメリカンは大型自動二輪免許でなければ運転することはできません。ゆえに、これまた日本ならではのガラパゴス的事情ではありますが、中型アメリカンというカテゴリーが独自に成熟されているのですね。

そんななかで、シャドウ400はモデル前期のスタンダードとスラッシャー、モデル後期のクラシックとカスタムでともに、それぞれ人気の王道アメリカンモデルのツボを巧みに押さえて再現していたというのが、大きな特色と言えるでしょう。

それこそ、一部の辛口層からは「ハーレーのモノマネに過ぎない」という厳しい見方もされていますが、日本国内で一番免許人口の多い層に向けて、こうしたモデルをラインアップする姿勢というのはまさに、日本はもちろん世界でも高いシェアを誇るホンダならではの懐の深さと言ってよいでしょう。

 
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