ホンダVTR250の買取相場を調査!リアルな査定結果は?

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VTR250

250ccVツインエンジン搭載のロングセラーネイキッド
VTR250の買取相場&リアル査定レポート

1998年発売以降、モデルチェンジを繰り返し2017年まで製造販売されたロングセラー。250ccVツインエンジン搭載のスタンダードなネイキッドモデル・VTR250の買取相場は?リアルな査定結果も詳しく紹介!VTR250の売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

VTR250を査定してもらいました!

VTR250
買取車情報
年式 平成26年
走行距離 16000km
状態(外観) 良好
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 スクリーン、リアインナーフェンダー、フレームスライダー
査定者の評価コメント
エンジン
4
セルで始動、異音有り、ラジエーター凹み小
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
5
サスインナー小錆、グリップエンド傷、レバー傷・曲がり小
外装(外装パーツの状態)
5
タンク小傷、フロントフェンダー傷、テールカウル傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
4
サス錆、ホイール錆、ディスクローター減り、タイヤ減りヒビ要交換
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
5
サイレンサー傷・凹み小、エキパイ錆・汚れ有り
フレーム
5
ストッパー凹み小、ステップ傷・錆
そのほか
-
屋外保管の為、各所に錆・色褪せ有り、立ちゴケによる傷や使用傷有り

※点数は10点満点です

査定者の評価コメント
エンジン 4
セルで始動、異音有り、ラジエーター凹み小
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 5
サスインナー小錆、グリップエンド傷、レバー傷・曲がり小
外装(外装パーツの状態) 5
タンク小傷、フロントフェンダー傷、テールカウル傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 4
サス錆、ホイール錆、ディスクローター減り、タイヤ減りヒビ要交換
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 5
サイレンサー傷・凹み小、エキパイ錆・汚れ有り
フレーム 5
ストッパー凹み小、ステップ傷・錆
そのほか -
屋外保管の為、各所に錆・色褪せ有り、立ちゴケによる傷や使用傷有り

※点数は10点満点です

高額査定がついたVTR250の画像はコレだ!

VTR250
VTR250
VTR250
VTR250
VTR250
VTR250
VTR250
VTR250
VTR250
VTR250
VTR250
VTR250

条件が違ったらVTR250の査定額はどう変わる?

ETC付 プラス10,000円
社外フルエキ装着、純正マフラー有り プラス20,000円~50,000円
傷、錆無し プラス30,000円
ETC付
プラス10,000円
社外フルエキ装着、純正マフラー有り
プラス20,000円~50,000円
傷、錆無し
プラス30,000円

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2014年式のVTR250。前期のキャブレター仕様ではなく、後期のフューエルインジェクション仕様ですね。伝統のホンダVツイン250ccモデルの血統を受け継ぎ、初心者にも乗りやすく、コストパフォーマンスや耐久性の高さも魅力。バイク便業界では御用達となっていますね。

気になる買取相場は380,000円~480,000円。この個体の買取査定は400,000円となったそうです。走行距離が15,350kmでエンジンの始動状態はよいものの異音が発生していたとのこと。また立ちゴケや通常の使用でついた細かなキズやヘコみも多数ついていたとのこと。屋外保管によるサビや色あせもマイナスポイントだとか。

一方で、社外品のスクリーン、フレームスライダー、リヤのインナーフェンダーなどのカスタムパーツ装着はプラス評価となり、それらを総合してこの値段となったとのこと。

ちなみにETC装置の装着でプラス10,000円、キズやサビなどがなければプラス30,000円、社外マフラー装着かつ純正マフラー保管でプラス20,000円~50,000円の査定アップが期待できるそうです。

VTR250とは

VTR250

VTR250 のスペック情報

総排気量 249 cc
最高出力 32PS/10,500 rpm
最大トルク 2.4 kgf・m/8,500 rpm
全長・全高・シート高 2,040mm/ 1,050 mm/ 780 mm
重量 153 kg
燃料タンク容量 13 L
燃料消費率 40.0km/L
発売年 1998年
メーカー希望小売価格 429,000円~(1998年モデル)
カラー フォースシルバーメタリック他

VTR250の歴史

ホンダ250ccVツインの血統を受け継いで

ここで取り上げるMC33型は、正式名称は「VTR」であり、排気量を示す250は本来であれば車名にはついていません。しかし、同じホンダの大型VツインモデルであるVTR1000FならびにVTR1000SP1/SP2と区別する意図から、VTR250と呼称されることが一般的となっていますので、ここではその慣習を踏襲したいと思います。

そんなMC33型VTR250のデビューは1998年ですが、その源流は1982年発売のMC08型VT250Fまで遡ります。1980年代のバイクブームの中で一大ヒット車種となり、その後ラインアップし続けられることになるホンダ250ccVツインモデル。その血統を受け継いたモデルというのが、最大の特色と言ってよいでしょう。

デビュー当初から、初心者にも扱いやすく、高い耐久性を誇り、なおかつ車検不要といったメリットが相まって、ホンダ250ccVツインモデルは、初代のVT250Fから始まり、VTZ250やVT250スパーダ、アメリカンドラッグスタイルのVツインマグナ、ハーフカウルモデルのゼルビスといった歴代モデルに搭載され続け、進化と熟成を重ねました。

そして1997年、ホンダ初の1000ccVツインモデルVTR1000Fがヒット車種となったことを受け、250ccクラスでも新型モデルの開発に着手。VTR1000Fに採用されたクランクケース後端でスイングアームを支持する「ピボットレス構造」を受け継ぎ、パイプトラス構造のスリムな車体、丸目ヘッドライトのネイキッドモデルとしてMC33型VTR250が誕生。1998年のことでした。

初心者や女性ライダーにも乗りやすいスタンダードモデルとして人気を博し、年々改良やカラー追加などを繰り返しながら、2007年で生産が一旦終了。しかし人気モデルゆえに生産再開を望む声が多く、2009年に、キャブレターからインジェクション仕様とすることで排ガス規制をクリアし、再販開始。

2013年にはハーフカウルを装着したVTR-Fが加わり、さらに翌2014年には車高・シート高を下げたVTR Type LD(ローダウン)も追加されるなど、250ccクラスでも一大人気車種となっていましたが、新たな排ガス規制の影響により2017年で生産終了となりました。

VTR250の魅力

乗りやすくてタフ、バイク便業界でも御用達

前述の通り、MC33型VTR250の特色は、長年に渡って進化・熟成を重ねてきたホンダ250ccVツインエンジンを搭載するスタンダードなネイキッドモデルという点につきます。初心者や女性ライダーも安心の乗りやすさ、価格の身近さといったメリットが大きく訴求されているのはご存知の通りです。

加えて、もうひとつ大きな利点として忘れてならないのが、耐久性の高さです。これは歴代のホンダ250ccVツインモデルにも共通していますが、身近な価格の250ccモデルでありながら、1日に数百km走行というタフな条件も珍しくないバイク便業界で、大きく支持と信頼が寄せられています。ある意味、究極のコストパフォーマンスを誇るバイクと言っても過言ではないでしょう。

そうした魅力や利点があるからこそ、2007年に一旦生産中止となりながら、再販を望む熱い声に押され、2009年に復活することになったのでしょう。その際、排ガス規制クリアのために、機械式のキャブレターから電子式のインジェクションシステムに変更されたことも、大きな出来事でした。さらには、ハーフカウル仕様やローダウン仕様が追加されるというのも、人気車種である証と言ってよいでしょう。

そんな絶大な人気を誇ったVTR250でしたが、新たな排ガス規制の影響により、残念ながら2017年モデルをもって生産終了となりました。しかし、思えば2007年にも同じことがありました。諺に「2度あることは3度ある」とある通り、そう遠くない将来に、後継モデルが出現することは、大いに期待してよいのではないでしょうか。

 
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