250TR FI　2013年式

1970年代に流行したオフロードスタイルを今に伝えてくれる250TR。 しかし、排ガス規制を受けて、250TRのモデルもキャブレター車からインジェクション車への移行がはじまりました。そこで誕生したのが250TR FI。インジェクション式に変わったため、天気や周りの環境の変化に左右されにくく、いつでも一定の走りが楽しめるようになりました。

その反面コンピューター制御なので、キャブレター車のように自分でのメンテナンスが困難に。故障した場合には、専門店に持ち込みが必要になりました。そして、幾度のマイナーチェンジを繰り返し、250TRは2013年モデルを最後に生産が終了。惜しまれつつもカタログから姿を消しました。

250TR FIの魅力は、場所を選ばすに走れるバイクであること。車体が軽く、足つきも良いため、女性ライダーでも楽に操れます。2013年式のモデルは、キャンディゴールドスパークとエボニーの2色。1970年代の車両がモチーフとした、レトロな雰囲気を持ち、派手過ぎないストリートモデルです。

また、20年以上も販売され続けていたため、カスタムパーツも豊富。塗装やシートカスタムなども自由にできるので、自分だけの愛車にすることも可能です。

250TR BJ250-F6F　2006年式（キャブレター仕様車）