カワサキW800の買取相場を調査!リアルな査定結果は?

バイク売却完全ガイド

バイクの買い取り市場カタログ
バイクの買取相場カタログ » カワサキ【全車査定レポート付き!バイクの買取相場】 » W800
  

KAWASAKI

W800

Wシリーズを現代に蘇らせたネオクラシックスタイル
W800の買取相場と査定レポート

「美しいモーターサイクルを作りたい」というカワサキの思いを具現化したW650の生産終了後、2011年に発売されたW800。往年の名車Wシリーズを現代に蘇らせたネオクラシックスタイルW800の買取相場や実際の査定結果をレポート。売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

W800を査定してもらいました!

W800
買取車情報
年式 平成28年
走行距離 2,100km
状態(外観) 良好
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 無し
査定者の評価コメント
エンジン
6
異音小、始動性・吹け上がり問題無し、アイドリング安定している
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
6
サスインナー錆小、ディスクローター減り小、タイヤ山7分
外装(外装パーツの状態)
6
目立つ傷・錆・腐食一切無し
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
6
サス汚れ、ホイール傷小、タイヤ山8分
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
6
マフラー錆小、エキパイ錆小、電装系問題無し
フレーム
6
傷・錆一切無し
そのほか
-
ファイナルエディション、若干の汚れ程度で外観機能ともに問題無し

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 6
異音小、始動性・吹け上がり問題無し、アイドリング安定している
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 6
サスインナー錆小、ディスクローター減り小、タイヤ山7分
外装(外装パーツの状態) 6
目立つ傷・錆・腐食一切無し
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 6
サス汚れ、ホイール傷小、タイヤ山8分
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 6
マフラー錆小、エキパイ錆小、電装系問題無し
フレーム 6
傷・錆一切無し
そのほか -
ファイナルエディション、若干の汚れ程度で外観機能ともに問題無し

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

最短で即日訪問&その場で現金支払い

この車種を査定してくれたのは、北海道・沖縄を除く全国各地で即日出張買取中の「バイクワン」。
大切にしてきた愛車の価値を正しくつけるため、エンジンから外装パーツ、フレームに至るまで丁寧に査定してくれる買取専門業者です。
国産車、輸入車、改造車、事故車、不動車に至るまで幅広く買い取り、 即日現金払いするなど「バイクをなるべく早く売りたい」というニーズに応えてくれます。
大切な相棒を任せるなら、バイクワンがおすすめです。

高額査定がついたW800の画像はコレだ!

カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800
カワサキW800

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2016年式のW800のファイナルエディション。先代モデルのW650と同じく、旧メグロ製作所の流れを組む名車W1を筆頭とするWシリーズを現代に蘇らせたネオクラシックスタイル。エンジン右側で存在感を放つタワー状のベベルギヤシャフトのカバーも、古き良き時代の雰囲気を醸し出すのに、大きな約割を果たしていますね。

気になる買取相場は460,000円~790,000円。こちらの個体の買取査定は720,000円とのこと。走行距離は2,844kmと比較的少なめ。カスタムは施されておらず、完全なフルノーマル状態。エンジンの始動性も問題なくアイドリングも安定。

普通に乗っていればついてしまう程度の小さなキズやサビはあるものの、全体的に外観もきれいな状態。タイヤやディスクローターの減りもごく僅かという評価。これらを総合し、この買取査定額となったそうです。

なお、ETC装置の装着でプラス10,000円。社外製のウインドスクリーンやグリップヒーターなどの装着でプラス10,000円~20,000円。社外製マフラーの装着かつ純正マフラー保存でプラスプラス20,000円~50,000円の査定アップが期待できるそうです。

W800とは

カワサキW800

W800のスペック情報

型式EBL-EJ800A
総排気量 773cc
最高出力 35kW(48PS)/6,500rpm
最大トルク 62N・m(6.3kgf・m)/2,500rpm
全長・全高・シート高 2,180mm/1,075mm/790mm
重量 216kg
燃料タンク容量 14 L
燃料消費率 33km/L
発売年 2011年(海外向けは2010年)
メーカー希望小売価格 925,560円(2016年モデル)
カラー メキャンディサンストーンチャコール×キャンディサンセットオレンジ他

W800の歴史

往年の名車Wシリーズを、現代に蘇らせた1台

V800は2010年に海外向けの販売がスタート。翌2011年には国内仕様の販売も開始されました。1998年より販売され2008年に排ガス規制の影響で生産終了となっていたW650をベースに、エンジンのボア・ストロークを拡大し675ccから773ccへと排気量アップするとともに、電子制御式燃料噴射装置を採用して当時の排ガス規制値をクリアして登場しました。その一方で、前身モデルのW650の大きな特徴であった、外観デザインはほぼそのまま踏襲。往年の名車Wシリーズの復活というコンセプトはしっかりと守られました。

比較的ご年配のバイク乗りの方はご存知と思いますが、かつてのカワサキには、Wシリーズ――650-W1/W2/650RS-W3という往年の名車が存在していました。そのベースとなったのは1964年にカワサキに吸収合併されたメグロ――戦前から存在していたオートバイメーカーで、一時期はオートレース用マシンのエンジンも製作していた目黒製作所――が手がけていた、英国BSA社製風のモデルをベースに改良と改善を重ね、1966年に650-W1が登場。以降も改善と改良を重ね1974年登場のW3Aをもって初期のWシリーズは生産終了。ホンダのCB750フォアやカワサキ自らが手がけたZ1/Z2などとは違った独特の存在感を放ち、人気を博していました。

W650および中型のW400、そして650の進化版であるW800は、このWシリーズを現代に蘇らせるとうコンセプトから生まれたもの。折しもカワサキ自身が手がけていたエストレア250などのネオクラシックスタイルが人気となっていたことも、そうした機運を高めた要因となったとのでしょう。かくして、平成版Wシリーズは30年以上の時空を超え、我々の前に姿を現したのでした。

W800の魅力

カワサキ技術者の心意気が、存分に詰め込まれた1台

往年の名車を現代に再現する、あるいは古き良き時代のモデルの雰囲気を現代に蘇らせるというネオクラシックというスタイルは、ご年配の方はもちろん、若年層のライダーにも人気を博しています。

しかしながら、その再現性のレベルは車種やメーカーによってピンからキリまでというのが現実です。ヘッドライトやシート、燃料タンクのデザインをそれ風にしただけ、というパターンも珍しくありません。その点、W800は兄弟車も含めて、カワサキ技術者の心意気と遊び心が、ふんだんに盛り込まれている点が秀逸です。

その最たるものが、エンジンの進行方向右側で存在感を放つ、タワー状のベベルギヤシャフトのカバーです。往年の英国車やそれを模範にした旧Wシリーズに搭載されていたOHVエンジンの外観上の特徴であるプッシュロッドカバーを再現するために、敢えて採用しています。

そもそもW800をはじめ現代のWシリーズはSOHC方式であり、もちろんOHV方式ではありません。一般的なSOHCやDOHC方式のように、カムシャフトの駆動は、サイドカムチェーン方式としても良かったはずです。そこを敢えて、技術的にはより高度な工作精度が求められるベベルギヤシャフト方式をわざわざ採用し、かつてのOHVエンジンのプッシュロッドカバー風に見せているというのが、感動ものですね。

その他にも、例えば、マフラーは古き良き時代のキャブトンスタイルを再現、メーターはもちろん2連砲弾型、グリップやマスターシリンダーもかつての形状を再現といったこだわりが貫かれています。やるならば、できるかぎり、徹底的にやる。そんな姿勢が、このモデルの魅力をより高めています。残念ながら排ガス規制の影響で2016年のファイナルエディションをもって生産中止となりましたが、新たなカワサキ・ネオクラシックを期待したいですね。

W800の関連車種

 
バイクの買取相場について
疑問に思っていることはありませんか?