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ZZR1100 ZXT10C(1991年式)

輸出専用モデルだからこそ欲しい!
ZZR1100 ZXT10C

ZZR1100はカワサキの誇る「Made in JAPAN」として世界中で高い人気を集めているモデルです。世界では「ニンジャ」の名称のほうが有名でしょう。ここではZZR1100 ZXT10Cの市場価格などをリサーチしました。ZZR1100 ZXT10Cの売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

ZZR1100 ZXT10Cとは

ZZR1100 ZXT10Cのスペック情報

型式ZXT10C
総排気量 1052cc
最高出力 147ps(108kw)/10500rpm
最大トルク 11.2kg・m(109.8N・m)/8500rpm
全長・全高・シート高 2165×1210×-
重量 228kg
燃料タンク容量 -
燃料消費率 -
発売年 1990年
メーカー希望小売価格 -
カラー グリーン

ZZR1100 ZXT10Cの歴史

世界を舞台にした人気モデル

ZZR1100が発売されたのは1990年。実は当初から決して大きな注目を集めていたモデルではなく、むしろひっそりと販売されたモデルでした。しかし、オートバイメディア等による試乗レポート、さらには出力が147PSであることが好評されるようになると、次第にライダーたちから高い注目を集めるようになりました。
当時の最高速度では290km/h程度にまで達するほどのもので、長らく「世界最速モデル」として人気を集めていました。

C型から始まり、1993年には大幅なモデルチェンジを経てD型に。高い人気から国内でその姿を見かけることもあるZZR1100ではありますが、実は輸出専用モデルなため、国内で購入したい場合には並行輸入か、あるいは中古車市場を探すしかありません。そのため中古車市場での人気は高く、状態の良いものであれば高額査定が出ることは珍しくありません。バイク屋側としても、ZZR1100は喉から手が出るほど欲しい存在。

日本では二輪人気が減少傾向にあるものの、世界を見るとZZR1100の人気は高く、「ニンジャ」との別称からも分かるように、他国からは「日本の技術の凄さの象徴」として名前が挙げられることもあるほど有名なモデルとなっています。

いわゆる「ツアラー」に分類されるモデルで、長距離ツーリングを楽しむモデル。高速はもちろんですが、長距離・長時間の安定性こそZZR1100の魅力です。そんなZZR1100の初期モデルがZXT10Cになります。

ZZR1100 ZXT10Cの魅力

「速さ」こそ魅力

ZZR1100の魅力は多々ありますが、多くの人を魅了した点といえばやはり「速さ」です。安定性もZZR1100の魅力として挙げられることが多いのですが、「安定した中で速い」点がZZR1100ならではな人気です。1990年の登場以降、1996年にホンダのCBRが登場するまで「世界最速」と謳われており、特に当時はバブル期とあってメーカー間でもハイパワー競争が加速していた時期でした。それでもZZR1100は長らくその座を死守。ライダーたちからは「一度は乗ってみたいモデル」と囁かれています。

特にその人気は世界からとても高いです。日本の場合、どれだけ速度が出るとしても現実的には速度制限があります。高速道路ではあっても120km/hの制限がありますので、日本の環境ではZZR1100のポテンシャルを最大限に発揮することはできませんが、海外であれば、例えばドイツのアウトバーンであれば速度制限がないエリアもありますので、ZZR1100のポテンシャルを十分に発揮することもできます。

その点でも、日本国内よりもむしろ海外で人気を集めているのも頷けるのではないでしょうか。海外では日本のバイクや車は安くて耐久性の高い、コストパフォーマンス的な面で人気が高いのですが、ZZR1100に関しては圧倒的な「速度」に人気が集まっています。

海外でのみ「ニンジャ」とのネーミングが付けられているのも、海外の人たちにとって、ZZR1100が特別なモデルであることを意味しているからこそ。ZZR1100が輸出専用モデルとなっているのもそれらの事情があるからこそでしょう。

 
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