【モトグッツィ】バイク買取相場とリアルな査定結果を徹底レポート!

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モトグッツィ(Moto Guzzi)の買取人気車ベスト3

空冷Vツインエンジンを縦置きレイアウトで搭載し、シャフトドライブ方式で駆動するというのが、最大の特徴であり、アイデンティティとなっています。一方で、車種的には実に多種多彩。そんな中から、買取人気となっているのは果たして…現行車と絶版車、それぞれの人気ベスト3を見ていきましょう。

V7スペシャル

V7スペシャル
1970年代にモトグッツィが手掛けていたV750の雰囲気を現代に蘇らせたという趣の、クラッシックかつエレガントなスタンダードライン。2021年に慣行されたフルモデルチェンジによって、排気量は853.4ccにスケールアップされています。また兄弟モデルとして、キャストホイールや専用カバーなどをあしらった「V7ストーン」もラインアップされています。
買取相場
430,000~530,000円

V85TTトラベル

V85TTトラベル

画像引用元:MOTO GUZZI(https://motoguzzi-japan.com/v85tt/travel.html)

モトグッツィが853ccエンジン搭載のアドベンチャーツアラーとして世に送り出したのがV85TTになります。そのスタンダード仕様をベースに、より大型のウインドスクリーンやグリップヒーター、パニアケースといった装備が奢られ、よりツアラー志向を高めた派生兄弟モデルがこのV85TTトラベル。2021年モデルでは、新たにユーロ5への適合を受けています。
買取相場
880,700〜1,170,900円

V9ボバー

V9ボバー

画像引用元:MOTO GUZZI(https://motoguzzi-japan.com/v9/bobber.html)

V85TT と同系統の853ccエンジンを搭載し、車名の通りボバースタイルに仕上げた個性派モデル。ワイド幅のフロントタイヤが迫力を醸し出しています。2021年にはLEDヘッドライトや新型のシートやフロントフェンダーを採用したマイナーチェンジを慣行。ただし日本向け2021年モデルは特別仕様車の「チェンテナリオ」のみの導入となっています。
買取相場
1,127,500〜1,319,800円

V11ルマン

V11ルマン
モトグッツィが1970年代から80年代にかけて手掛けていた「ルマン」シリーズの名称を復活させたモデルとして2001年に登場。スポーティネイキッドであるV11スポルトをベースに、丸目ヘッドライトの形状に合わせてデザインされたフロントカウルにモトグッツィならではの縦置きVツインとシャフトドライブという車体構成が、独自の個性を放っています。
買取相場
2,690,000〜4,150,000円

カリフォルニア1400カスタム

カリフォルニア1400カスタム
モトグッツィが1971年、アメリカの白バイ向けに開発した車種である「カリフォルニア」の車名を復活させたモデルとして、2013年に登場。いわゆるクルーザーモデルでありながら、ネイキッドに近い雰囲気を放っており、スポーツ性も巧みに融合させているのが特色。ライド・バイ・ワイヤシステムやトラクションコントロールなども搭載されています。
買取相場

V7クラシック

V7クラシック

画像引用元:MOTO GUZZI(https://www.piaggio.co.jp/motoguzzi/product/v7classic/)

2000年代にイタリア本国で人気車種となっていたブレバ750をベースに、車名の通り古き良き時代の雰囲気を醸し出す専用設計の外装を装着した派生兄弟モデルとして2008年に登場。V7シリーズは2010年代以降、モデルチェンジを繰り返しながら人気モデルとなっていきますが、その礎となったのが、このV7クラシックなのです。
買取相場
1,660,000〜2,200,000円
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モトグッツィ

V11ルマン

買取相場

556,500
693,000

モトグッツィ

V11ルマン ロッソコルサ

買取相場

682,500
819,000

カリフォルニア1400 カスタム

モトグッツィ

カリフォルニア1400 カスタム

買取相場

780,000
990,000

R1200RT

モトグッツィ

V7スペシャル

買取相場

780,000
990,000

R1200RT

モトグッツィ

V7レーサー

買取相場

780,000
990,000

R1200RT

モトグッツィ

1200Sport 4V

買取相場

710,000
860,000

V11ルマン

モトグッツィ

V11ルマン

買取相場

556,500
693,000

V11ルマン ロッソコルサ

モトグッツィ

V11ルマン ロッソコルサ

買取相場

682,500
819,000

カリフォルニア1400 カスタム

モトグッツィ

カリフォルニア1400 カスタム

買取相場

1,490,000
1,600,000

モトグッツィ人気車種の買取相場を公開!

ここからはモトグッツィの各モデルの買取相場をご紹介していきたいと思います。車種はもちろん、年式や状態、走行距離などによって価格はどうなるのか、ぜひ参考にしてみてください。

モトグッツィの人気車種

V7

元々はモトグッツィが1960年代に手掛けていたモデル群の名称。時を経て、2000年代のネオレトロブームの時流に乗り、2006年に新たなV7シリーズとして発売を開始。744cc空冷縦置きVツインエンジン、丸目ヘッドライト、バーハンドル、リヤ2本サスを基本パッケージとし、様々なモデルバリエーションが存在しています。

買取相場の傾向としては、コロナ禍以前はゆるやかに下降傾向にあったものの、バイク需要高騰の影響により2020年から2021年にかけての買取相場は大きく上昇。2022年以降は落ち着きを見せるようになり、コロナ禍以前の相場に戻りつつある傾向となっています。

V9

ネオレトロとして好評を博したV7の兄貴分的存在として、2016年に登場。排気量を853ccへと拡大した点がV7との大きな違い。

ラインアップは前後16インチホイールにワイド幅のタイヤを履かせ、シートも短めのものを装着、マット調のボディカラーを採用したV9 Bobber。よりアップライトなハンドルポジション、ウインドスクリーン、フロント19インチタイヤなどで長距離ツーリング志向を高めたV9 ROAMERがあります。

買取相場は発売翌年から高値安定傾向となっており、コロナ禍のバイク需要高騰の折りもさほど大きな影響はなく、2022年以降も高値横ばいのままで推移しています。

カリフォルニア

アメリカ市場からの要望に応じて製造されたクルーザー系モデルになります。源流となっているのは1971年製でアメリカの白バイにも採用された初代カリフォルニア。その後もモデルチェンジが繰り返されながら進化を遂げ、2013年にはカリフォルニア1400 カスタムが登場しています。

買取相場としては日本市場ではニッチモデルにあたるため、微増と微減を繰り返しながら一定の水準のままで推移。コロナ禍に伴うバイク需要高騰の際も、急激な買取相場上昇は起きていないとのことです。

モトグッツィバイクの歴史

1921年、イタリア最古のバイクメーカーとして設立

モトグッツィというメーカーが誕生するきっかけは、第一次世界大戦の際、ジョヴァンニ・ラベッリ、ジョルジョ・パローディ、カルロ・グッツィという3人のバイク好きが意気投合。「戦争が終わったら三人でバイクを作ろう」と誓い合ったものの、そのうちの一人であるラベッリは事故で他界。

残った2人がメーカーを立ち上げる際、ラベッリが所属していたイタリア空軍のシンボルマークである鷲の紋章をメーカーロゴにあしらい、エンジニアであったカルロ・グッツィの苗字から、モトグッツィという社名となりました。時に1921年。アメリカのハーレーやイギリスのトライアンフよりは遅れたものの、同じイタリアのドゥカティ(設立は1949年)より、四半世紀以上前に、イタリア最古のバイクメーカーとして設立されていたのです。

レースでの活躍を経て、代名詞である縦置きVツインを開発

メーカー設立以降、モトグッツィはレースの世界で活躍。当時は水平単気筒エンジン、水平並列3気筒エンジンなどを手掛けており、当時の世界グランプリで14回のワールドタイトルを獲得、著名なマン島TTレースでも11回の優勝を達成しています。

一方、第二次大戦後はレース活動を縮小し、現在でもモトグッツィの代名詞となっている空冷縦置き90°V型2気筒エンジンとシャフトドライブを採用。ネイキッド、クルーザー、デュアルパーパス、スポーツ系など、様々なタイプの車種をラインナップしています。

なお、これまでに何度か経営危機に瀕したこともあり、1973年には同時スーパーカーを手掛けていたデ・トマソグループ資本となりました。その後、2000年にはアプリリアの資本注入を受けました。なお、日本への輸入は時代ごとに商社系販売店が行っていましたが、2012年以降はピアッジオグループジャパンが総代理店となっています。

モトグッツィの魅力とは

縦置きVツインにこだわりながら、多彩なモデルをラインアップ

モトグッツィというメーカーは第二次大戦後、一貫して縦置き90°V型2気筒空冷エンジンとシャフトドライブの採用にこだわり続けています。例えばボクサーツインを長らく手掛けてきたBMWも今では直列4気筒や単気筒などを手掛けており、またLツインが代名詞であったドゥカティも近年V4エンジンを手掛けるように。そうした潮流に影響されることなく、縦置きVツインにこだわり続けているというのは、モトグッツィならではのプライドと誇りといったものが感じられます。

その一方で、手掛けるオートバイの種類は多岐に及んでおり、ネイキッド、クルーザー、デュアルパーパス、スポーツ系などを幅広くカバー。メーカーとしての対応力や企画力という点でも高いレベルにあることがうかがえます。

モトグッツィ好きはこんな人!モトグッツィ好きの習性

好きなものを一途に愛し続けることの、カッコよさ

モトグッツィというオートバイに惹かれる方の多くは、その魅力として、縦億Vツインがもたらす、比類なき心地よさを挙げています。レイアウト的に近いBMWのボクサーツインに近いものはあるが、明確に違うというのがその主張。それこそスペック表の数値だけでは語れない、忘れがたい心地よさが満喫できるといのが、何よりの魅力であるとの声が数多く聞かれます。

その心地よさは、基本的には昔も今も、同じ線上のものであるとも。時代による進化は遂げているものの、モトグッツィならではの独特なフィーリングは普遍的であり続けているとのこと。もしも目隠してバイクを走らせることができた場合、モトグッツィはモトグッツィであることがすぐに判るとのコメントも聞かれました。モトグッツィ好きのライダーは、一度好きになったものを一途に愛し続けるタイプと言えるでしょう。