【ピアジオ】バイク買取相場とリアルな査定結果を徹底レポート!

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ピアジオ(Piaggio)の買取人気車ベスト3

映画やドラマなどでもお馴染みのブランドスクーター、ベスパ。そしてヤマハ・トリシティシリーズよりも前に市販車として発売されていた前2輪のリバーストライクスクーターのMPシリーズなど。そんなピアジオのラインアップから、現行車と絶版車、それぞれの人気ベスト3を見ていきましょう。

ベスパ プリマベーラ150

ベスパ プリマベーラ150
1968年の登場から1982年まで長きに渡って販売が継続された、ベスパ屈指のロングセラーモデル。そんな「プリマベーラ」の車名が2014年に待望を復活を果たしました。日本市場には2018年のマイナーチェンジ後から導入され、弟分の125もラインアップされています。2021年モデルでは新たに、マテリアグレーとサンセットオレンジがお目見えしています。
買取相場
430,000~530,000円

ベスパ GTSスーパー150

ベスパ GTSスーパー150

画像引用元:vespa(https://vespa-japan.com/gts-super-150.html)

ベスパの現行スクーターラインアップのなかで、スポーツ志向を高めたモデルと言えば、このGTSスーパー150になります。エンジンは155ccの水冷4ストローク単気筒OHC4バルブ。近年の時流を受け、アイドリングストップ機構が組み込まれる一方、フロントの片持ち式スイングアームなど、ベスパらしさは普遍かつ不変となっています。
買取相場
880,700〜1,170,900円

ビバリー350ツアラー

ビバリー350ツアラー
ピアジオブランドのスクーターモデルとして2020年、スタンダード仕様のビバリー350とともにお目見えしました。ふくよかな曲線を描くカウル形状と逆台形型のヘッドライト、ウインドスクリーンはスタンダード仕様と共通。その上で「ツアラー」には、ボディカラーと同系色に塗装されたトップボックスが標準装備されています。
買取相場
1,127,500〜1,319,800円

ベスパ PX150 Euro3

ベスパ PX150 Euro3
1970年代後半から80年代にかけて、世界中で人気となったPXシリーズを現代に復刻した150ccモデル。外観はもちろんのこと、メカニズム的にも可能な限りPXシリーズを再現しており、今なお人気のドラマ『探偵物語』に登場するP150Xの復刻モデルであるという点も、人気に拍車をかけています。
買取相場
2,690,000〜4,150,000円

ベスパ LX150

ベスパ LX150
丸目型のヘッドライトを採用し、コンパクトかつ丸みをおびたスチール製モノコックボディに、ピアジオの4ストローク空冷単気筒エンジンを搭載。同じ車体に125ccエンジンを搭載した弟分のLX125も同じ2005年に発売開始されました。その後、2009年には排ガス規制への適合のため、LX150ieにモデルチェンジされました。
買取相場

MP3 yourban300

MP3 yourban300
オートバイ史上初のリバーストライクとして登場したMP3をベースに、エンジンを300ccへとスケールアップ。その上で車体のコンパクト化によって取り回し性を向上させ、さらにはフロントマスクのデザインもよりシャープかつスタイリッシュに一新させました。ピアジオのリバーストライクスクーターとして、次なる道を切り拓いていきました。
買取相場
1,660,000〜2,200,000円
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ピアジオ

ベスパ946 Ricordo

買取相場

610,000
730,000

ピアジオ

ベスパLX150ie

買取相場

180,000
230,000

R1200RT

ピアジオ

ベスパPX150 Euro3

買取相場

280,000
380,000

ピアジオ

ベスパ946 Ricordo

買取相場

610,000
730,000

ピアジオ

ベスパLX150ie

買取相場

1,660,000
1,830,000

R1200RT

ピアジオ

ベスパPX150 Euro3

買取相場

1,490,000
1,600,000

S1000RR

ピアジオ

ベスパ プリマベーラ150 3Vie

買取相場

210,000
280,000

ベスパ プリマベーラ50 2T

ピアジオ

ベスパ プリマベーラ50 2T

買取相場

100,000
170,000

ピアジオMP3 250RL

ピアジオ

ピアジオMP3 250RL

買取相場

118,500~
182,400円

ピアジオMP3 yourban300

ピアジオ

ピアジオMP3 yourban300

買取相場

209,700~
282,700円

ピアジオ人気車種の買取相場を公開!

ここからはピアジオの各モデルの買取相場をご紹介していきたいと思います。車種はもちろん、年式や状態、走行距離などによって価格はどうなるのか、ぜひ参考にしてみてください。

ピアジオバイクの人気車種

ベスパシリーズ

日本メーカーが手掛けるスクーターとは別次元の存在感を放っており、オートバイにあまり詳しくないという方にも高い知名度を有しています。映画やドラマなどにも多く登場しており、身近で便利な移動手段という枠にとどまらず、ある種のファッション、あるいはライフスタイルアイテムという領域にまで進出しているイタリアンブランド、それがベスパです。

誕生は第2次大戦直後の1946年。製造元のピアジオが敗戦により事業制限を受けた後、主に航空機部門で得ていたノウハウを活かし造り上げたのが、ベスパのスクーターに他なりません。スチール製のボディがフレームを兼ねるモノコック構造やエンジンと駆動部を一体化したスイングユニット、前輪の片持ち式サスペンションなどは、今なおベスパならではの特徴であり、日本車にはない質感や個性を放つ源であり続けています。

中古市場での傾向としては、元々高い人気を誇るブランドだけあり、2020年以前から一定レベルの買取相場でゆるやかに推移してきましたが、コロナ禍のバイク重要増大をうけ、2020年から2021年にかけて買取相場が大きく上昇。2022年は落ち着きを見せています。

MP3 yourban300

2011年、MP3シリーズの第2世代として登場。新たに300ccエンジンを搭載し、車体を先代と比べ、コンパクト化。さらにはフロントマスクを一新し、よりシャープでスタイリッシュなデザインとなりました。なお、同じ2011年には、MP3のハイブリッド仕様車もお目見えしています。

中古市場での傾向としては、他の車種と比べ、大きな変動はなく、ゆるやかに上昇と下降を繰り返しながら横ばいが続いている状態。2020年にバイク需要が大きく高まった際も、買取相場が大幅に上昇・下降することはなかったようです。

MP3 250RL

2006年にイタリア本国で誕生し、翌2007年には日本への輸入が開始。バイク史上初となる、前2輪、後1輪のリバーストライクであり、ヤマハがトリシティを完成させる8年も前のことでした。前輪からのスリップダウンのリスクを軽減しながら、運転感覚はオートバイに近く、高速道路も走行できる点が大きなメリットです。

中古市場での傾向として、2017年までは買取相場は横ばい、あるいは下落傾向でしたが、2017年から上昇に転じ、2020年には高止まり。それ以降は、横ばい状態となっています。

MP3 250FL

2009年、MP3 250RLにマイナーチェンジを施した後継車種として登場。変更点は、フロントマスクのデザイン、大型ウインドスクリーン装着、新形状シート、同乗者用バックレスト標準装備など。加えてリヤタイヤが14インチ径となり、走行安定性を向上させています。

中古市場での傾向としては、他の車種に比べて大きな変動はあまりなく安定。微増と微減を繰り返しながら横ばい状態が続いています。2020年のバイク需要増加の際は上昇傾向でしたが、そこまで大きくは変動していないようです。

ピアジオバイクの歴史

母体は1884年創業の重工業メーカー

ピアジオという会社の大元は、1884年イタリアで創業された船舶用部品メーカー。その後、鉄道車両制作などに事業を拡大し、第二次世界大戦中には航空機メーカーとして名を馳せました。しかし、イタリアは大戦に敗退。そこで同社は事業の民需転換を目的に、オートバイの生産に着手。航空機で培ったノウハウを駆使し、スチールモノコックボディ、駆動部まで含めて一体化されたスイングユニットのエンジン、片持ち式フロントサスペンションといった、それまでになかった特徴や構造をもつスクーターを1946年に完成させます。それこそが、今日まで高い人気を博し続けるブランド、ベスパだったのです。

航空機部門から分離独立し、オートバイの一大グループに発展

その後、1960年代には航空機部門とオートバイ部門が分社化。主力商品であるベスパの生産を続けながら、ジレラをはじめとする各ブランドの吸収合併を慣行。現在では6ブランドを擁する一大グループを形成しています。ちなみに2000年前後には一時経営危機に陥ったこともありましたが、2003年に経営陣の刷新とともに、日本式に倣った工場の組立てラインを導入するという改革も実践。さまざまなスクーターを製造できるように体制を整え、そこから前2輪、後1輪のリバーストライクスクーター、MP3シリーズが生まれました。

ピアジオの魅力とは

スクーターを専門的に手掛けるスペシャリスト

ピアジオは現在、アプリリアややデルビ、ジレラといったスポーツ系ブランドも擁していますが、伝統ブランドであるベスパ、そして社名でもあるピアジオブランドでは、スクーターを専門的に手掛けています。これらの2本柱は、まさにスクーターのスペシャリスト集団と言ってよいでしょう。一方で、ベスパとピアジオはともにスクーターではあるものの、それぞれの個性は明確に異なっています。ベスパは元々の航空機製造で培ったノウハウを活かし、スチールモノコックボディや片持ち式フロントサスペンションという特徴を守り抜きながら、時勢に合わせたアップデートを行っています。

対してピアジオブランドのスクーターはベスパとは差別化を図っており、日本車的な品質や高性能に重きを置き、また革新的技術の導入にも積極的。とりわけ衝撃的だったのは、ヤマハがトリシティシリーズを手掛ける8年も前に、リバーストライクスクーターとして、MP3シリーズを世に送り出したことに尽きるでしょう。

ピアジオ好きはこんな人!ピアジオ好きの習性

世界観やファッション性を重視する層から、大きな支持

日本ではカワサキを除く3メーカーがスクーターラインアップを充実させています。そうしたなかで、敢えてベスパやピアジオを選ぶライダーは、独特の世界観や存在感、ファッション性、ブランドへの愛着といったものを強くお持ちになっていると見受けられます。

加えて、ベスパに関して言えば、映画やドラマの影響というのも見逃せない要素です。言わずと知れた『ローマの休日』や『探偵物語』『トランスフォーマー』など、ジャンルを問わずさまざまなメディア作品に登場。元々オートバイに興味はなかったが、これらの作品を通じてベスパを愛好するようになった方も相当数いらっしゃいます。映画やドラマの力というものは、まさに絶大ですね。