バンディット1250 GW72A（2016年式）のリアルな査定額は？買取相場を徹底調査！

その名前からわかるとおり、バンディット1250 GW72Aはバンディット1200の後継バイクです。排気量は1,156ccから1,254ccとおよそ100cc拡大しており、全長や全高、総重量もややボリュームアップ。一見すると違いが分かりにくいのですが、細部に目を配るとよりどっしりとしたルックスになっているのがわかります。しかし最大の変更点は、エンジンの冷却方式が油冷式から水冷式へ変わったこと。水冷エンジンの搭載に伴ってフレームのダウンチューブが大型化し、剛性が高められています。平成19年の排ガス規制に伴ってのモデルチェンジであったため、燃料噴射装置がFI化しているのも特徴です。

前身モデルよりサイズアップされた部位があり、一見すると近寄りがたい雰囲気があるバンディット1250 GW72A。しかし、実際乗ると優れた操作性と扱いやすさを備えたバイクであることがわかります。エンジンに二次バランサーを導入して振動を最低限にし、スムーズな吹き上がりを実現。トルク性能は低回転域からの加速を得意としつつも、乗り手の意のままに操作できる扱いやすさを兼ね備えています。

バンディット1250 GW72Aのルックスは、前身モデルであるバンディット1200とさほど変わっていません。代わりに、乗り心地や操作性が格段にアップしています。エンジンがFI化したこと、水冷式エンジンを導入したことで、安定した走行性能を発揮するようになりました。大型バイクらしからぬ扱いやすさで、街乗りはもちろんツーリング、高速走行などさまざまな場面で重宝します。エンジンの音や振動が抑えられ、大型バイク初心者がやや取っつきやすい印象になったのもポイント。低回転域から素晴らしい加速感を見せるので、パワフルかつ粘り強い走りを楽しみたい方にピッタリなバイクといえるでしょう。

バンディット1250F

バンディット1250S