グラストラッカー NJ47A 2003年式

GrassTracker NJ47Aはオフロードバイクとして誕生しました。80～90年代のスズキはクルーザーとトラッカーを行ったり来たりするような動きで、海外市場ではロングセラーにつながるも国内では頭打ち。コストパフォーマンスを追求したボルティーの登場で、SUZUKIバイクの市場が一変しました。このGrassTracker NJ47Aはボルティーの性能を受け継ぎつつ、スリムな外観で新たなファン損を獲得。派生モデルのビックボーイとともに、SUZUKIバイクの人気車種となりましたが、2008年の排気ガス規制で一度は生産終了となったもののインジェクション方式に一新し再販されるほどの人気車種。しかし2017年の排気ガス規制により、生産終了となりました。

GrassTracker NJ47Aの魅力はセミアップハンドルの操作性、20馬力をたたき出すエンジンをもつ軽い車体です。街中も爽快に走れるので、オフロードよりもストリートバイクといっても良いくらいの乗りやすさ。取り回しのしやすさは夜間の車庫入れにも便利で、日常使いにもってこいのバイクです。タンデムも楽々なシート長で、ツーリングでも軽快な走りを見せてくれるでしょう。