スズキGS400-Ⅱ(1978年式)の買取相場を調査!リアルな査定結果は?

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GS400-2(1978年式)

今なお人気!スズキ初(※)の4ストローク400ccモデル
GS400-Ⅱの買取相場と査定レポート

スズキ史上初(※)の4ストローク400ccエンジンを搭載したモデルとして1976年に発売されたGS400。クラシックなスタイリングが特徴的で、今も中古車市場で人気を誇る。そんなGS400の買取相場や実際の査定結果をレポート。GS400の売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
(※)参照元:SUZUKI公式サイト:https://www.suzuki.co.jp/suzuki_digital_library/2_moto/ss4_047.html

GS400-2を査定してもらいました!

GS400-2
買取車情報
年式 昭和53年
走行距離 19000km
状態(外観) セミレストア済
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 マフラー、シート、ハンドル、足回り他多数
査定者の評価コメント
エンジン
4
始動性に難有り、異音、錆・腐食有り、アイドリングや吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
4
ホイール錆・磨き傷、サスオイル漏れ、タイヤヒビ
外装(外装パーツの状態)
4
オールペン・ペイントムラ有り、タンク内部錆取り跡
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
4
サスオイル漏れ、ホイール磨き傷、タイヤヒビ
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
4
マフラー傷・錆・再塗装
フレーム
4
再塗装、ストッパー凹み
そのほか
-
セミレストア済、エンジンや足回りに錆・腐食有り、純正パーツ無し

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 4
始動性に難有り、異音、錆・腐食有り、アイドリングや吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 4
ホイール錆・磨き傷、サスオイル漏れ、タイヤヒビ
外装(外装パーツの状態) 4
オールペン・ペイントムラ有り、タンク内部錆取り跡
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 4
サスオイル漏れ、ホイール磨き傷、タイヤヒビ
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 4
マフラー傷・錆・再塗装
フレーム 4
再塗装、ストッパー凹み
そのほか -
セミレストア済、エンジンや足回りに錆・腐食有り、純正パーツ無し

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

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高額査定がついたGS400-2の画像はコレだ!

GS400
GS400
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GS400
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GS400

1978年式 GS400、ライバル車との買取比較

同じ年代:ホンダCB400FOUR

GS400と同年代、1970年代後半の国産400ccクラスのオートバイとして、名前が挙がる車種と言えば、“ヨンフォア”ことホンダCB400FOURということになるでしょう。端的に言えば、1969年にホンダが車として世に送り出したCB750FOURを、400ccとして可能な限り再現したという趣。CB750FOURは、エンジンも400ccクラス初(※)となる直列4気筒(当時のライバル車はほとんどが並列2気筒)という、まさに先進的なモデルでした。

(※)参照元:バイクワン:https://www.bikeone.jp/bikeone_blog/category-05/cb750four

一方で、この“ヨンフォア”は、色々な意味で時代に翻弄されたモデルでもありました。そのひとつとして、免許制度の変更によって408ccから398ccへの変更を余儀なくされたことがあります。加えて完成度が高すぎたゆえに400ccクラスながら750cc並みのコストがかかってしまったため、生産終了が決定。皮肉にもその後、バイク雑誌の特集で人気が高まり、中古市場で価格が上昇したというエピソードもある位でした。

そんなCB400FOURの買取相場は、1978年式の398ccモデルで走行距離15,001~30,000 kmの場合、平均買取価格で1,354,600円、上限買取価格で1,615,100円となっています。

同じ排気量:カワサキZ400FX

GS400やCB400FOURより少しタイミングを遅らせて、1979年登場したカワサキの400ccモデルがZ400FXになります。このモデルも当時としては珍しい特徴を持っていました、それは400cc直列4気筒モデルとしてDOHC方式を採用した点です(CB400FOURは直列4気筒ながらSOHC、GS400はDOHCながら並列2気筒)。そう聞くと、カワサキ好きな方はピンときたかも知れません。兄貴分であるZ1/Z2が、先行していたCB750FOURに対してDOHC方式を採用して対抗したのと同じ構図なのです。400ccクラスにおいても歴史は繰り返されたのですね。

そうした直4DOHC化によって当時のライバル車を上回る43馬力のパワーを実現。デザイン形状もカワサキらしさ、Zらしさを打ち出していたことが好評でした。

そんなZ400FXの買取相場は、1979年式で走行距離15,001~30,000kmの場合、平均買取価格で833,600円、上限買取価格で1,042,000円となっています。

同じメーカー:GSX400F/ GSX400FII/ GSX400FSインパルス

GS400が切り拓いたスズキ400ccクラスの高性能モデルの系譜は、1980年代に入ると、GSX400Fシリーズに受け継がれていくことになります。まず1981年に、スズキ初の400cc直列4気筒モデルとしてGSX400Fが登場。ライバルであるカワサキZ400FXへの対抗策として、DOHC化プラス16バルブ化(Z400FXは8バルブ)というメカニズムを採用。Z400FXを上回る45馬力を実現しました。

そして翌1982年には、派生モデルとして2トーンカラーであるGSX400FII、そして、かのヨシムラとのコラボモデルであるGSX400FSインパルスが追加発売されました。ヨシムラ製エキパイと調整機能付サスペンションによって走行性能を強化し、馬力も48馬力までアップ。ちなみに、その後4代に渡って名付けられる「インパルス」の車名は、ここから始まりました。

そんなGSX400FSインパルスの買取相場は、1982年式で走行距離15,001~30,000kmの場合、平均買取価格で343,500円、上限買取価格で426,800円となっています。

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは1978年製のGS400。スズキが初めて手がけた400ccモデルであり、製造期間がわずか4年というプレミア価値もついている車両になりますね。まさに古き良き時代を代表するオートバイのひとつと言ってよいでしょう。

気になる当時(2021年5月)の買取相場は680,000円~1,000,000円。こちらの個体の買取査定は810,000円とのこと。走行距離は19,000kmと車両の年式から考えれば低価格の印象も受けますが、再塗装そのものにムラがあり、サビやキズも各所に多数発生し、サスペンションからのオイル漏れやタイヤのヒビ割れなどもあることから、この査定額になってしまったのでしょう。ただマフラーやシート、ハンドル、足回りなどのカスタムも多数施されており、塗装もオールペンされているというセミレストア済のバイクになっています。エンジンはアイドリングや吹け上がり自体に問題はないものの、始動性にやや難アリだったなどマイナス面も多いため、この査定額は高めともいえるでしょう。

この車体にはありませんでしたが、もしも純正のパーツがすべて保管されていればプラス50,000円以上。フルレストアが施されている場合もプラス50,000円以上の査定アップが期待できます。もちろん車体の傷や塗装の状態などによっても査定額は大きく左右されてしまい、保管状態が良ければより高値が付きやすいでしょう。年式が経過している分、エンジンの状態が良ければ査定額にプラスに働きます。そのため売却検討中の方は、少しでも状態の良いうちが良いと言えるでしょう。

GS400-2とは

GS400

GS400-2のスペック情報

型式-
総排気量 398cc
最高出力 36PS/8,500 rpm
最大トルク 32kgf・m/7,000rpm
全長・全高・シート高 2,080mm/1,125mm/-
重量 172kg
燃料タンク容量 14L
燃料消費率 -
発売年 1976年
メーカー希望小売価格 320,000円(1976年モデル)
カラー レッド、ブラック他

GS400-2の歴史

スズキ初、4ストローク400ccモデル

GS400は1976年に発売。それ以前、GT750やその弟分であるGT380など、2ストロークマシンを専門的に手がけていたスズキが、メーカー史上初の4ストローク400ccマシンとして満を持して発売しました。後のGSX400FやGSX400FSインパルスといった80年代の4ストローク400ccモデルの礎となった1台であり、またスズキというメーカーの歴史を大きく転換させた1台でもあります。

2ストロークエンジンは同じ排気量であれば4ストロークエンジンよりも高回転・高出力を発生させることができ、またエンジンの部品点数も少なくなります。一方、燃費や耐久性、そして当時問題となりつつあった大気汚染への影響という面から、2ストロークエンジンへの風あたりが強まっていたという事情がありました。1970年代後半のことです。そこでスズキは、オートバイとしての将来性を鑑み、4ストロークエンジン搭載車の開発に注力。その記念すべき第1弾となったのが、このGS400だったのです。ただし実際には、1980年に発売されたヤマハRZ250の人気やその後の2スト250ccレーサーレプリカブームもあり、90年代初頭まで2ストロークエンジンは使用されています。

ともあれ、こうして誕生したGS400は、単にスズキ初の4ストローク400ccというだけでなく、当時の技術がふんだんにもりこまれたマシンでもありました。DOHC方式を採用したり、6速トランスミッション(当時は5速またはそれ以下が一般的)も搭載するなど、軽快さを醸し出していた外観デザインのかっこよさとも相まって、人気の高い車種となったのです。

GS400-2の魅力

軽快な走りとクラシックなスタイリングで、今なお大人気

大ヒット車種となったGS400-2ではありましたが、わずか4年で後継モデルのGSX400Eへとフルモデルチェンジ。人気車種でありながら4年で生産中止となったという背景もあり、未だ中古車市場で高い人気となっています。ただし、そのほとんどは、いわゆる旧車會風のカスタムが施されているケースがほとんど。ノーマルで保存状態のよいものならば、かなりの高値がつくという状況となっています。

また、その乗り味も、現行モデルと比べると落ちるものの、当時の高性能モデルとしての味わいが楽しめると、高い評価が寄せられています。ホンダのCB400フォアやCBX400F、ヤマハのRZ250などと同じく、中古車市場で人気を誇る1台といえるでしょう。クラシックなスタイルも人気を集める要因です。

GS400-2はクラシックのバイクを好む方や、セカンドバイクとして保有したい方にオススメのバイク。現在作られているような車種のような走行性や快適性はなくても、独特の走りを楽しめる人に向いているといえます。

GS400によく使われるカスタムパーツ

今なお、複数のメーカーがマフラーを制作

GS400はかれこれ40年以上前に生産された車種ではあるものの、今なお複数のメーカーが適合マフラーを手掛けています。根強い人気を誇っていると見受けられますね。現在入手可能なのは、RPM、マッドスター、エムテック中京、ミスティ、エルサウンドといったメーカー製のもの(2018年10月時点)。デザイン形状としては、かつてヨシムラが手掛けていた、ショート管スタイルを模したタイプが人気となっています。ただし、スズキ車と言えば真っ先に思い浮かぶヨシムラ製は、かつては手掛けていたこともあったようですが、現在ではGS400は生産していないようです。

サスペンションも、複数メーカーがラインアップ

旧式モデルかつリヤ2本式サスペンションの車種は、走行性能の向上という意味でも、見た目の選出という意味でも、サスペンション変更は人気のカスタムとなっています。GS400の場合、定番であるオーリンズやナイトロン、クアンタムといったところは、バイク自体の年式の古さゆえか、さすがにラインアップは見当たりませんでした。その反面、スーパーバリュー、PMC、ワイエスエス、アイコン、KIWAMIなどのメーカーが、GS400に適合した製品を手掛けています。

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