バイクの買い取り市場カタログ
バイクの買取相場カタログ » スズキ 【全車査定レポート付き!バイクの買取相場】 » GSR250S GJ55D(2014年式)
  

SUZUKI

GSR250S GJ55D(2014年式)

高速道路の長距離ツーリングも快適!
GSR250S GJ55D

スズキが販売するGSRシリーズのなかで、予想以上の売り上げを見せたGSR250。長所を引き継ぎつつツアラーモデルに改良したのがGSR250Sです。疲れにくい車体デザインとなっていて、ツーリング好きにおすすめのモデルといえます。GSR250Sも人気の高い車種です。

GSR250S GJ55Dとは

GSR250S GJ55Dのスペック情報

型式JBK-GJ55D
総排気量 248cc
最高出力 24ps(18kw)/8,500rpm
最大トルク 2.2kg・m(22N・m)/6,500rpm
全長・全高・シート高 2,145mm/1,305mm/780mm
重量 188kg
燃料タンク容量 13.0L
燃料消費率 40.0 km/L (60 km/h走行時)
発売年 2014年
メーカー希望小売価格 418,000円(税込)
カラー トリトンブルーメタリック、パールネブラーブラック

GSR250S GJ55Dの歴史

予想外の売り上げがあがったGSR250をツアラーモデルに改良

GSR250Sを語る前にまずGSR250について説明します。GSR250とはGSR250Sの基となったモデルで、スズキが販売するGSRシリーズのバイクです。なおGSRシリーズでは、GSR250が発売される前に、B-KINGやGSR400/600がすでに世に出ていました。

GSR250の特徴は並列2気筒エンジンを搭載していることです。スズキはそのときまで久しく並列2気筒エンジンを採用していませんでした。軽量なのがメリットで、コストも安いという特徴をもつ並列2気筒エンジン。GSR250の前にスズキが並列2気筒エンジンを使用していたのは約30年前のGSX250E KATANAです。

興味深いのはGSR250が日本で広く受け入れられるようになった経緯です。もともとスズキはGSR250を中国で販売するためのバイクとして開発しました。しかし、日本や欧米のライダーたちからの強い希望を受けて、日本でも販売することになります。日本ではGSR250、中国ではGW250というモデル名です。

結果的にGSR250は日本で予想を上回る販売台数を記録し、多くのユーザーに支持されます。開発は日本ですが、当初中国での発売を目指して製造されたので、値段が安いのに頑丈で、トルクもまずまずだったのが多く売れた理由でしょう。

そのGSR250に大型のハーフカウルを付けて売り出したのが、今回ご紹介しているGSR250Sです。2014年1月に発売を開始しています。ツアラーモデルとして売り出され、ハンドルなどのポジションから長距離のツーリングにも対応できるモデルでした。

中国でもGW250Sが乗られていたり、ハーフカウルではなくアンダーカウルも付けてフルカウルを装備したGSR250Fが2017年に日本で発売されたり、GSR250モデルのバイクは人気がありました。

GSR250Sは2017年に日本国内での販売を終了します。現在はバイク店にあるバイクを除けば、中古車の売買が行なわれています。

GSR250S GJ55Dの魅力

中国の警察官用バイクとして用いられていた頑丈さ

GSR250Sのひとつ目の魅力は車体の頑丈さでしょう。GSR250Sが追加される前のモデルであるGSR250は、中国での発売を意識して丈夫さを兼ね備えていました。

実際GSR250Sモデルの中国版であるGW250Sは、警察官が使うバイクとして用いられていたほどです。スピードが出ると同時に丈夫であり、さまざまな環境で耐える車体が評価されたのでしょう。

日本でバイクに乗る際にも車体の頑丈さは大切です。誰しも安全運転を心がけて、バイクの事故や故障がないように意識しています。しかし、万が一の不注意で危険にさらされることもあるでしょう。

そのようなときも、バイクが頑丈であれば車体が壊れにくく、自らの身も守りやすくなります。特に遠出して普段慣れない道を走るときなどに、頑丈な車体が安心感を与えてくれるでしょう。

また、GSR250Sは乗り心地も快適です。とりわけツアラーモデルというだけあって、長時間の運転でもあまり疲れないように配慮されています。たとえばハンドルの位置を上側・手前にもってくることで、運転がしやすいようになっています。

普段から長距離の通勤をしている人や、休みの日にツーリングに行くのが好きな人には、バイクの乗心地の快適さは重要です。長時間バイクに乗っていると姿勢が悪く疲れたり、お尻が痛くなったりします。しかし、ツアラーモデルのGSR250Sであれば、症状を軽減できます。

もうひとつのGSR250Sの魅力は、リアサスペンションの調整ができることです。プリロードアジャストを7段階で調整できます。普段使いに合わせた設定にしたり、旅行時の快適なライドを楽しめるように変更したりできるでしょう。

 
バイクの買取相場について
疑問に思っていることはありませんか?