GSX250FX ZR250C（2002年式）のリアルな査定額は？買取相場を徹底調査！

当時の二輪業界には珍しかったOEM生産で、KAWASAKIのバリオスとスペックを共有したGSX250FX ZR250。どちらもツヤ感のあるカラーリングで、GSX250FX ZR250はシルバーのみの展開です。

SUZUKIではバンディット250の発売以来、約7年ぶりの250ccクラスバイクの登場でした。しかし開発には何も携わっていない車体なので、これをGSX250シリーズとしてカウントするかは、微妙だとする声もあります。OEMに至る主な理由とは経費削減です。HONDAとYAMAHAに対抗するには1社だけではやっていけない。当時のSUZUKIバイク250CCクラスに質・物量ともにTOP2に勝てる要素がなかったのは、このクラスに予算をつぎ込むだけの余裕がなかったことが伺えます。実際、OEM終了後にSUZUKIから250ccクラスバイクは販売されていません。ミドルクラス以上のバイクにシフトチェンジされたことで、SUZUKIの250ccバイクの歴史に幕をおろす役目を担ったバイクとなりました。

バリオスのOEM版バイクGSX250FXの外観はいたってシンプルです。メタリックなカスタムも良いですが、皮革製のサイドバッグを乗せたアメリカンツアラーのようなカスタムもおすすめです。

スペックが同じならなぜバリオスではなくGSX250FXを購入するのか？もはや車体ではなくブランドに愛着のあるユーザーが多いということです、嫌味のないシルバーカラーはどんなカスタムにも合い、ツアラーバイクのようなどっしりしたバイクにするのも楽しいでしょう。

純正モデルは足つきが良く、女性ドライバーでも楽々乗りこなせる高さ。シート高はしばらくバイクに乗っていなかった人も、安心して操作できる高さです。