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SUZUKI

GSX400Sカタナ

本家を忠実に再現した「中型カタナ」
買取相場&リアル査定レポート

バイク界のレジェンドとして君臨するGSX1100Sカタナを、中型モデルとして忠実に再現した「GSX400/250」。1100カタナのデザイナー、ハンス・ムートもその完成度を褒めたというGSX400/250の買取相場は?リアルな査定結果も詳しく紹介!

GSX400Sカタナを査定してもらいました!

GSX400Sカタナ
買取車情報
年式 平成6年
走行距離 17800km
状態(外観) 色褪せ・傷・錆有り
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 ETC、リアサス
査定者の評価コメント
エンジン
4
異音有り、錆、カバー傷、キャブ錆・漏れ有り
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
4
サス錆・オイル滲み、ディスクローター錆・減り、タイヤ減り
外装(外装パーツの状態)
4
オールペン、タンク傷、シート色褪せ・切れ箇所有り
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
4
サス錆・オイル滲み、ディスクローター錆・減り、タイヤ減り
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
4
サイレンサー傷・錆、エキパイ傷・錆・凹み\
フレーム
4
フレーム塗り、ストッパー凹み、ステップ傷・錆・曲がり
そのほか
-
各所年式なりに傷・錆・色褪せ有り

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 4
異音有り、錆、カバー傷、キャブ錆・漏れ有り
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 4
サス錆・オイル滲み、ディスクローター錆・減り、タイヤ減り
外装(外装パーツの状態) 4
オールペン、タンク傷、シート色褪せ・切れ箇所有り
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 4
サス錆・オイル滲み、ディスクローター錆・減り、タイヤ減り
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 4
サイレンサー傷・錆、エキパイ傷・錆・凹み
フレーム 4
フレーム塗り、ストッパー凹み、ステップ傷・錆・曲がり
そのほか -
各所年式なりに傷・錆・色褪せ有り

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

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高額査定がついたGSX400Sカタナの画像はコレだ!

GSX400S
GSX400S
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GSX400S
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GSX400S

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは1994年式のGSX400Sカタナ。言うまでもなく、日本バイク史に残る名車、GSX1100Sカタナを、400ccモデルとして再現したモデルですね。また同時期には、排気量250ccのGSX250Sカタナもラインアップされていました。当時のバイク雑誌の特集で、本家1100カタナの生みの親であるドイツ人工業デザイナー、ハンス・ムートさんが、その完成度の高さを褒めていましたね~。

気になる買取相場は250,000円~550,000円。この個体の買取査定には420,000円という値がついたそうです。走行距離は約17,800km。カスタムはETC装置の搭載と、リヤサスペンションを社外製のものに交換。また塗装はオールペンが施されています。それでもなお、四半世紀近く前の車輌だけあり色褪せや錆、傷などは各所に発生してしまっている状態。シートにも色褪せと亀裂が発生してしまっていたそうです。これらの要素を総合し算出されたのが、この買取査定額だそうです。

なお、純正パーツ類が保管されていればプラス10,000円~30,000円。社外製マフラーの装着かつ純正マフラーが保管してあればプラス20,000円~50,000円。傷や錆などが一切無く、フルレストアがされていればプラス50,000円以上の査定アップが期待できるそうです。

GSX400Sカタナとは

GSX400S

GSX400Sカタナのスペック情報

型式 GK77A
エンジン形式 水冷直列4気筒
総排気量 399cc
最高出力 74kW(100 PS)/8,000rpm
最大トルク 94N・m(6.7kgf・m)/ 6,500rpm
全長・全高・シート高 2,060mm/ 1,150mm mm/750mm
重量 182kg
燃料タンク容量 17L
燃料消費率 36.0km/L
発売年 1992年
メーカー希望小売価格 659,000円
カラー ブライトシルバ-メタリック

GSX400Sカタナの歴史

ネイキッドブームの中で、スズキにしかできない戦略を実践

GSX400Sカタナは1992年にデビュー。また排気量違いの兄弟車であるGSX250Sカタナは400の前年、1991に発売が開始されていました。バイクがお好きな方やスズキファンの方には、まったくもって説明するまでもありませんが、GSX400SカタナならびにGSX250Sカタナは、バイク界のレジェンドであるGSX1100Sカタナを忠実に再現したというモデルになります。

この1990年代前半という時代に、中型カタナが相次いで発売された理由、それはバイク界の一大潮流となっていたネイキッドブームに対する、スズキの他社との差別化戦略でした。

バイク史に詳しい方ならご存知の通り、1989年のカワサキ・ゼファーの登場は、それまで加熱していたレーサーレプリカブームへの反動の呼び水となり、丸目ヘッドライト、カウルなしのスタンダードなバイクへの原点回帰を巻き起こしていました。

そうした中、スズキもそれまで手がけていた中型レプリカモデルをベースに、バンディット400/250やCOBRA250といったネイキッドモデルを発売していましたが、人気の面ではライバルメーカーに水を開けられてしまっていた状態。そこでスズキは、自社にしかできない戦略を打ち出します。それこそがGSX400Sカタナであり、GSX250Sカタナだったのです。

GSX400Sカタナの魅力

「中型免許で乗れるカタナ」として、一躍人気車種に

現在40代以上のバイク乗り方であればご存知の通り、この1990年代前半という時代は、自動二輪中型限定免許(現在の普通自動二輪免許)が大勢でした。大型自動二輪免許は限定解除とも呼ばれており、現在のように教習所での取得ができず、各都道府県の運転免許試験場にて「一発試験」に合格しなければならなかったのです。ちなみに大型自動二輪免許が教習所で取得できるようになったのは1996年以降です。

そうした状況もあり、先のレーサーレプリカブームにおいても、このネイキッドブームにおいても、国内4メーカーは、中型免許で乗れる400cc、そして車検不要のメリットがある250ccに大きく注力していました。

そうした中で「他社とは違うことをするのが信条」のスズキは、後にスタンダードネイキッドとして人気を博すGSX400インパルスに先がけ、バンディット400/250をベースとした「中型カタナ」を発売。まさにスズキにしかできない戦略であり、中型免許でカタナに乗れると、大きな人気を博したのでした。

そんなGSX400SカタナとGSX250Sカタナを改めて見返してみると、外観デザインは本家1100カタナを忠実に再現。先行発売されたGSX250Sカタナはホイールやマフラー形状が本家とは異なるデザインで一部不満の声が聞かれましたが、それを受け、GSX400Sカタナでは本家の大きな特徴である「星型ホイール」やマフラー形状も忠実に再現。その完成度の高さは、本家1100カタナを手がけたドイツ人の工業デザイナー、ハンス・ムート氏からも褒められたというエピソードが語られています。

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