ドラッグスター250 DS250 CLASSIC EDITION

ドラッグスター250 DS250 CLASSIC EDITIONは2012年に登場。ライバル車達が生産中止となっていくなか、当時の250ccクラスにおいて唯一のアメリカンクルーザーであったドラッグスター250の特別仕様モデルとして登場しました。ベースとなったドラッグスター250は、1990年代にヤマハが手掛けていたアメリカンスタイルのビラーゴ250の後継モデルとして2000年に登場。経済的にも乗りやすさの面でも身近な250ccクラスでありながら、大いなる存在感を放つクルーザーモデルとして人気を博し、ライバルであるホンダV-TWNマグナやカワサキ エリミネーター250Vとしのぎを削っていました。

しかし、2007年の排ガス規制の影響を受け、ライバル達は相次いで生産終了。以降、ドラッグスターは250ccクラス唯一のアメリカンスタイルのクルーザーとして君臨。そうした中で、2012年に誕生したのが、DS250 CLASSIC EDITIONだったのです。

ドラッグスター250 DS250 CLASSIC EDITIONはスタンダードのドラッグスター250をベースに、専用のボディーカラーと装飾をあしらうことで、文字通りクラシカルな雰囲気を際立たせたモデルになります。その筆頭は、アイボリーに近い落ち着いたホワイトと、メタリック調ながら派手さを抑えたブルーの2トーンカラーである「ニューホワイト」。

2017年まで生産が続けられた歴代のドラッグスター250の中でも、おしゃれかつ懐かしさを感じさせる雰囲気が格別として、この「ニューホワイト」は人気のカラーとなっています。またエアクリーナーカバーやサイドカバーも同色で塗装し専用エンブレムも配置。さらにシートもブラウンの専用色とし、エンボス加工で「Drag Star」ロゴがあしらわれています。