ドラッグスター400 クラシック 4TR

4TR型ドラッグスター400クラシック（正式名称はドラッグスタークラシック400）は、1998年にデビュー。それに先立つ2年前、XV400ビラーゴの後継として、ヤマハの新たな400ccアメリカンクルーザーとしてスタンダードの4TR型ドラッグスター400がお目見えしていました。ドラッグスター400クラシックは、その派生モデルとして誕生したのです。

スタンダードとの違いは、「クラシック」という車名の通り、ハーレーのヴィンテージモデルなど、より古き良き時代のアメリカンバイクを彷彿とさせる装備を纏っている点。具体的には、ディープタイプの前後フェンダー、16インチ化されたフロントホイール（スタンダードは19インチ）、サドル型の大型フロントシートを装着などが主な変更点となっています。

400ccクラスのアメリカンスタイルクルーザーは、威風堂々とした迫力ある車体を、普通自動二輪免許で操ることができるというのが大きな魅力ですね。その点、この4TR型ドラッグスター400クラシックは、迫力ある佇まいを最大限に強調しているという点が、ならではの魅力と言えるでしょう。

ディープタイプの前後フェンダーや16インチで幅広のフロントタイヤ、そしてフロントフォークをより太く見せるカバーを装着するといったことで、スタンダードのドラッグスター400以上に、重厚な存在感を放っています。ハーレーで例えるなら、ファットボーイやヘリテイジソフテイルを彷彿させますね。