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YAMAHA

MT-03/MT-25

人気のMTシリーズに加わった末弟
買取相場&リアル査定レポート

従来のネイキッドとは一線を画した、エッジの効いたデザインと高い走行性能で人気のMTシリーズに、末弟として加わった「ヤマハMT-03/MT-25」。デビュー以来高い人気を博しているヤマハMT-03/MT-25の買取相場は?リアルな査定結果も詳しく紹介!

MT-25を査定してもらいました!

高額査定がついたMT-25の画像はコレだ!

MT-25
MT-25
MT-25
MT-25
MT-25
MT-25
MT-25
MT-25
買取車情報
年式 平成27年
走行距離 1600km
状態(外観) 良好
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 無し
査定者の評価コメント
エンジン
6
セルで可動、異音無し、カバー傷小、外観機能ともに問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
5
サスインナー錆、ハンドル錆小、ディスクローター錆
外装(外装パーツの状態)
5
タンク傷小、テールカウル傷、サイドカバー傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
5
サス錆、ホイール錆小、チェーン錆、ディスクローター錆・減り小
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
5
サイレンサー汚れ・錆、エキパイ錆、電装系問題無し
フレーム
5
ストッパー凹み小、ステップ傷・錆
そのほか
-
屋外保管の為汚れ・錆等足回りにみられる

※点数は10点満点です

査定者の評価コメント
エンジン 6
セルで可動、異音無し、カバー傷小、外観機能ともに問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 5
サスインナー錆、ハンドル錆小、ディスクローター錆
外装(外装パーツの状態) 5
タンク傷小、テールカウル傷、サイドカバー傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 5
サス錆、ホイール錆小、チェーン錆、ディスクローター錆・減り小
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 5
サイレンサー汚れ・錆、エキパイ錆、電装系問題無し
フレーム 5
ストッパー凹み小、ステップ傷・錆
そのほか -
屋外保管の為汚れ・錆等足回りにみられる

※点数は10点満点です

条件が違うとMT-03/MT-25の査定額はどう変わる?

ETC付 プラス10,000円
社外スクリーンやグリップヒーター等オプション有り プラス10,000円~20,000円
社外マフラー装着、純正マフラー有り プラス20,000円~50,000円
ETC付
プラス10,000円
社外スクリーンやグリップヒーター等オプション有り
プラス10,000円~20,000円
社外マフラー装着、純正マフラー有り
プラス20,000円~50,000円

2015年式 MT-25、ライバル車との買取比較

同じ年代:ホンダVTR250

ヤマハとは永遠のライバル関係であるホンダ。そんなホンダが手掛けた250ccクラスのネイキッドモデルでMT-25のライバルと言えば、2017年まで長きに渡ってラインアップされ続けていた、VTR250を挙げるべきでしょう。それこそ1998年の発売開始から、2007年に一旦生産終了となったものの、インジェクション仕様として復活。スタンダードネイキッドとして、絶大な人気だったことがうかがえます。

またインジェクション仕様として復活後は、派生モデルも次々とお目見え。2013年にはハーフカウル仕様のVTR-F。2014年にはローダウン仕様のVTR Type LD。2016年には特別塗装のVTR Special Editionと言った具合です。まさに、一時代を築いたといった感じでした。

そんなVTR250の買取相場は、2015年式で走行距離5,001~15,000 kmの場合、平均買取価格で 353,600円、上限買取価格で436,800円となっています。

同じ排気量:スズキ ジクサー250

MT-25のライバルとして2020年、スズキが満を持して世に送り出したのがジクサー250になります。デビュー前年の2019年秋に開催された東京モーターショーにて、そのベールが脱がされましたが、大きな話題となったとのは何と言っても、スズキが久々に復活させた油冷方式エンジンを搭載していたことですね。

SOCS(Suzuki Oil Cooling System)と名付けられた新開発の冷却方式を採用しており、エンジンの燃焼室の周りに、潤滑とは別系統のオイルによる冷却回路を設けたという、なかなか凝ったもの。その上で、水冷方式と同じような電動ファンをオイルクーラーに装備することで、渋滞時などのオーバーヒートも抑制しているとのこと。その上でデザイン面でも、ヘッドライトはネイキッド定番の丸型ではなく変形デザインを採用。燃料タンクやシートカウル廻りも独特なエッジを効かせた仕上がりとなっています。それこそMTシリーズを大きく意識しながら、それでいて独自の個性を放っているといった趣です。

そんなジクサー250の買取相場は、2020年式の場合、326,200円~448,800円となっています。

同じメーカー:YZF-R25

同じヤマハ内でMT-25と関連の深いモデルと言えば、YZF-R25を挙げなければなりません。そう聞くと「えっ!?」と思われてしまう方もいらっしゃることでしょう。MT-25はストリートファイター的に仕上げられたモデルなのに対し、YZF-R25はフルカウルのスポーツモデル。車種のジャンルとしては確かに別物です。しかしMT-25とYZF-R25は、ある意味兄弟車なのです。

実は両車に搭載されているエンジンは、基本的に同じ設計のもの。もちろんMT-25の方は、車名である“Master of Torque”のコンセプトに基づき、トルクの感覚を重視した設定。対してYZF-R25はスポーツモデルらしく高回転までスムーズに回ることに重きを置いています。そうした味付けの違いはありますが、MT-25とYZF-R25。同じ心臓を持つ兄弟車なのです。加えて両車は、ともにヤマハ発動機のインドネシア現地法人で製造されている、世界戦略モデルであるという共通点も。

そんなYZF-R25の買取相場は、2015年式で走行距離5,001~15,000 kmの場合、平均買取価格で 324,200円、上限買取価格で397,400円となっています。

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2015年式のMT-25。2014年にデビューを果たしていた兄貴分のMT-09とMT-07に続き、MTシリーズの250ccモデルとしてデビューを果たした初年度の年式ですね。兄貴分も含めたMTシリーズ全般に言えることですが、従来からあるオーソドックスなネイキッドとは一線を画した、いわゆるストリートファイター的なエッジを効かせたデザインは、カッコイイですね~。デビュー以来、大人気となっているのも納得です。

気になる買取相場は370,000円~440,000円。この個体の買取査定としては390,000円の値がついたそうです。走行距離は約1,600kmでごく少なめ。エンジンの始動性は問題なく、外観コンデションも概ね良好ではあるものの、屋外保管だったために、足回りを中心に、細かな傷や錆、汚れなどがついてしまっているとのこと。またカスタムもなしのフルノーマル状態。以上の要素を総合して算出されたのが、この買取査定額なのだそうです。

なお、ETC装置の装着でプラス10,000円。社外製のスクリーンやグリップヒーターなどが装着されていればプラス10,000円~20,000円。社外製マフラーの装着かつ純正マフラー保管でプラスプラス20,000円~50,000円の査定アップが期待できるそうです。

MT-03/MT-25とは

MT-25

MT-03/MT-25のスペック情報

型式 2BK-RG43
エンジン形式 水冷直列2気筒
総排気量 249 cc
最高出力 26kW(35PS)/12,000rpm
最大トルク 23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
全長・全高・シート高 2,090mm/1,035mm/780mm
重量 166kg
燃料タンク容量 14L
燃料消費率 37.7km/L
発売年 2015年
メーカー希望小売価格 534,6000円~
カラー マットグレーメタリック3 他

MT-03/MT-25の歴史

YZF-R3/ YZF-R25のエンジンを受け継いだMTシリーズ

MT-03/MT-25のデビューは2015年。前年の2014年には、兄貴分であるMT-09/MT-07がデビューを果たしており、また翌年の2016年には当時MTシリーズ最大の排気量を持つMT-10/SPが発売となりました。

このように、MT-03/MT-25は、MTシリーズの中で小排気量エンジンを搭載する末弟という位置づけになりますが、血筋という点から見ると、別の兄弟も存在しています。それは、MT-03/MT-25の前年にデビューを果たしてしたフルカウルのスポーツモデル、YZF-R3/YZF-R25に他なりません。MT-03とYZF-R3、そしてMT-25とYZF-R25は、ともに同じエンジンを搭載。さらにこれら4車種は、ヤマハ発動機のインドネシア現地法人で製造されている、世界戦略モデルでもあります。

YZF-R3/R25のページでもご説明していますが、日本でお馴染みの400ccというのは、日本の免許制度に即したガラパゴス的排気量であり、世界的マーケット見地からすればあまり意味のないクラス。そこで考案されたのが、250ccモデルと同一の車体でも強度や耐久性、剛性などを確保できる排気量として算出された、MT-03とYZF-R3が搭載する320ccという排気量なのです。

最後に、MT-03とMT-25の違いについて少し解説していきます。今回査定に出しているのは、2015年式のMT-25の方で、型式が”JBK-RG10J”となっています。対して、
MT-03の方は、同じ2015年式でも型式が”EBL-RH07J”が採用されています。

基本的な性能の違いとしては、MT-03が排気量320CCに対し、MT-25は250CCとなっていること。MT-03の方は、トルクが9000回転で3.0kgf・mと強めになっていますが、回転数はMT-25の方が多くなっています。

MT-03/MT-25の魅力

エンジン特性もデザインも、MTらしくリファイン

上記の通り、MT-03/MT-25は先行販売されているYZF-R3/R25のエンジンを受け継いだモデルではありますが、その味付けは大きく異なります。YZF-R3/R25はスポーツモデルらしく高回転までスムーズに回ることに重点が置かれています。それに対し、MT-03/MT-25は、シリーズ名の由来ともなっている“Master of Torque”のコンセプトに基づき、トルクの感覚を重視した設定にリファインされています。

あるモーターサイクルジャーナリストは「一般的なネイキッドモデルと共通するバーハンドル装備のリラックスしたライディングポジションで、ストップ&ゴーを繰り返す一般道の走行では、クラス最高にスムーズで心地いいトルク特性を発揮する」と、その出来栄えを絶賛しています。

そしてMT-03/MT-25を語る上でもうひとつ外せない話題と言えば、デザインですね。昨今のバイク事情に詳しい方ならご存知の通り、日本では丸目ヘッドライトのオーソドックスなネイキッドスタイルが好まれるのに対し、海外、とりわけヨーロッパでは、エッジを効かせたストリートファイター的スタイルの人気が高く、そうした時流が、日本にも浸透しています。MTシリーズはまさに、そうした需要に応えるため、兄弟車それぞれに趣向を凝らしたデザインを採用し、人気を博しています。

そんな中でMT-03/MT-25がデザインのモチーフとしているのが野生動物の「チーター」。細身でシャープな車体から繰り出される俊敏な走りは、まさにイメージに即しています。加えて、メインのヘッドライトの上部に、LEDのポジションランプを左右対称に、まさに眼光するどいチーターの瞳のように配置されているというのが、心憎い遊び心ですね。

MT-25によく使われるカスタムパーツ

多彩なメーカーがMT-25適合マフラーをラインアップ

バイクカスタムの筆頭に挙げられる定番中の定番と言えば、高性能なリプレイスマフラーへの交換ですね。MT-25の場合も、様々なメーカーがMT-25向けマフラーをラインアップしています。ヤマハとの関係が深いオーヴァーレーシングやSP忠雄はもちろんのこと、レーシングマフラーの代名詞となっているアクラポビッチ、日本を代表するレーシングチームでもあるヨシムラ、小中排気量車種向けマフラーを得意とするビームスなど。まさに選り取り見取り状態となっています。

MTシリーズ定番のスクリーンも、豊富な選択肢あり

兄貴分であるMT-09やMT-07と同じく、MT-25の場合も風防効果を高めるスクリーン装着は、人気の高いカスタムとなっています。その筆頭は、ヤマハ傘下のワイズギアが手掛けるスポーツスクリーン。社外では、プーチ、マジカルレーシング、MRA、オダックス、リデアといったブランドが、それぞれ独自に工夫を凝らした形状のものをラインアップ。カラーも、クリア、スモーク、ミラーコートなどから選べるようになっています。

 
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