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YAMAHA

MT-10/SP

MTシリーズ最大排気量のフラッグシップ
買取相場&リアル査定レポート

スーパースポーツYZF-R1譲りのエンジンを搭載したMTシリーズのフラッグシップモデル「MT-10/SP」。優れたトルク特性で評価の高いヤマハMT-10/SPの買取相場は?リアルな査定結果も詳しく紹介!MT-10/SPの売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

MT-10/SPを査定してもらいました!

MT-10/SP
買取車情報
年式 平成29年
走行距離 1200km
状態(外観) 若干の汚れ有り、良好
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 無し
査定者の評価コメント
エンジン
6
セルで問題なく始動、異音無し、外観機能ともに問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
6
傷・錆等一切無し、機能面に問題無し
外装(外装パーツの状態)
6
タンクに薄い磨き傷有り、目立つ傷・錆無し、シート汚れ有り
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
6
スイングアームに薄い磨き傷有り、チェーン錆小
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
6
エキパイ変色箇所有り、排気漏れ等なく機能面に問題無し
フレーム
6
傷、錆等一切無し
そのほか
-
屋内保管で使用感も少なく傷・錆等なくきれいな車輌

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 6
セルで問題なく始動、異音無し、外観機能ともに問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 6
傷・錆等一切無し、機能面に問題無し
外装(外装パーツの状態) 6
タンクに薄い磨き傷有り、目立つ傷・錆無し、シート汚れ有り
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 6
スイングアームに薄い磨き傷有り、チェーン錆小
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 6
エキパイ変色箇所有り、排気漏れ等なく機能面に問題無し
フレーム 6
傷、錆等一切無し
そのほか -
屋内保管で使用感も少なく傷・錆等なくきれいな車輌

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

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この車種を査定してくれたのは、北海道・沖縄を除く全国各地で即日出張買取中の「バイクワン」。
大切にしてきた愛車の価値を正しくつけるため、エンジンから外装パーツ、フレームに至るまで丁寧に査定してくれる買取専門業者です。
国産車、輸入車、改造車、事故車、不動車に至るまで幅広く買い取り、 即日現金払いするなど「バイクをなるべく早く売りたい」というニーズに応えてくれます。
大切な相棒を任せるなら、バイクワンがおすすめです。

高額査定がついたMT-10/SPの画像はコレだ!

MT-10
MT-10
MT-10
MT-10
MT-10
MT-10
MT-10
MT-10
MT-10
MT-10

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2017年式のMT-10SP。2014年のMT-09とMT-07、2015年のMT-03とMT-25に続き、MTシリーズ最大排気量となる4気筒1000ccエンジン搭載のフラッグシップとして登場。そこに、OHLINS製電子制御サスペンションやフルカラーTFT液晶メーターなどを装備したハイエンドモデルのSP仕様ですね。MTシリーズらしい個性的にエッジを効かせた外観デザインに、R1ゆずりの直列4気筒エンジンを組み合わせることで、兄弟車とはまた違うオーラを放っていますね~。

気になる買取相場は 1,470,000円~1,560,000円。この個体の買取査定としては1,510,000円の値がついたそうです。走行距離は約1,200kmでごく少なめ。エンジンの始動性も問題なし。屋内保管で使用感もあまり感じさせないきれいな車輌ではあるものの、オーナーさんがつけてしまったと思われる薄い磨き傷や変色箇所があったのが惜しいところだったとのこと。またカスタムもされていないフルノーマル状態。これらの要素を総合して算出されたのが、この買取査定額とのことです。

なお、社外製のスクリーンやグリップヒーターなどが装着されていればプラス10,000円~20,000円。社外製マフラーの装着かつ純正マフラー保管でプラスプラス20,000円~50,000円の査定アップが期待できるそうです。

MT-10/SPとは

MT-10

MT-10/SPのスペック情報

型式 2BL-RN50J
エンジン形式 水冷直列4気筒
総排気量 997cc
最高出力 118kW(160PS)/11,500rpm
最大トルク 2,095mm/1,110mm/825mm
全長・全高・シート高 2,330mm/1,125 mm/ 870mm(ローポジションは850mm)
重量 212kg(MT-10は210kg)
燃料タンク容量 17L
燃料消費率 23.4km/L
発売年 2017年(海外向けは2016年)
メーカー希望小売価格 1,998,000円(MT-10は1,674,000円)
カラー ブルーイッシュホワイトメタリック2

MT-10/SPの歴史

MTシリーズのトリを飾る、フラッグシップとして登場

MT-10/SPは2015年11月に開催されたイタリア・ミラノショーで発表。翌2016年に欧州向け仕様が先行販売開始となり、日本国内仕様は2017年5月に発売となりました。

近年のバイクの人気動向に詳しい方や、ヤマハファンの方、そしてMTシリーズをお好きな方にはご説明するまでもありませんが、MT-10/SPは、丸目ヘッドライトを装備した従来のネイキッドモデルとは一線を画した、エッジを効かせた車体デザインによって人気を博しているMTシリーズの一員になります。2014年にデビューしたMT-09/MT-07、2015年デビューのMT-03/MT-25という兄弟車のトリを飾り、シリーズ最大排気量である1000ccエンジン搭載のフラッグシップとして、満を持して登場したのでした。

デザイン面ではMTシリーズらしいエッジを効かせたものとしながらも、歴代MTシリーズの車種とは異なるデザインおよび2眼式ヘッドライトを採用し、兄弟モデルとは違った雰囲気を演出しています。

そしてもうひとつ兄弟モデルと大きく異なる点はエンジン。MT-07、MT-03、MT-25が直列2気筒、MT-09が直列3気筒なのに対し、MT-10/SPは直列4気筒エンジンを搭載。しかも、ヤマハのスーパースポーツモデルであるYZF-R1、さらにはMotoGPレーサーであるYZRーM1によって培われた「ヤマハならではの技術」が、フィードバックされているのが、MT-10/SPの大きな特徴なのです。

MT-10/SPの魅力

クロスプレーン型クランクにより実現した、直感的トルク特性

実際にオートバイを運転している方であれば経験があると思いますが、右手のアクセル操作に対して、連動するように後輪が路面を蹴ってくれるのは、大変気持ちのよい感覚ですね。逆にアクセル操作とタイヤが路面を捉えるタイミングに誤差があると、イライラしたり、ストレスを感じるものです。このアクセル操作とトルク発生のシンクロ率を、極限まで高めるために生まれたのが、ヤマハがレースの世界で熟成を重ねてきたクロスプレーン型クランクなのです。

その始まりは2004年。レース界の生ける伝説と言われているバレンティーノ・ロッシがホンダからヤマハへ移籍。その前年まで、ヤマハはホンダにマシンのポテンシャルで大きく劣っており、移籍したロッシとともにMotoGPレーサーYZRーM1の改革を実践。それまでヤマハの代名詞でもあった5バルブ方式から4バルブ方式とし、その上でクロスプレーン型クランクを採用。前年までの不調が嘘のように戦闘力を上げ、ロッシは移籍初年度で年間王者を獲得しました。

その肝となったクロスプレーン型クランクとは、簡単に言えば、バイク乗りの方にはお馴染みの「トルクの波」を、極限までなくすことを目的とした技術。直4エンジンにおいてクランクが90度回転するごとに1個のピストンが連動して動き、4つのピストンの動きで360度回転させるという方式。一方、一般的なフラットプレーン型クランクの直4エンジンは1番と4番、2番と3番のピストンがペアとなり、クランクを180度ずつ回転させるという方式です。

こうした方式の違いにより、クロスプレーン型クランクは低速域から高速域まで、トルクの波がほとんどなくなり、ライダーが直感的に操作できるというメリットを産みます。その反面、振動が大きくなりやすく、高回転域でのパワーも出にくくなるというデメリットもあります。その点、ヤマハは、レースの世界で熟成を重ね、長所を伸ばし、短所を少なくするノウハウを積み重ねていきました。そして自社のスーパースポーツ、YZFーR1にも2009年モデルからこの方式を採用。2015年のモデルチェンジでも踏襲されました。

MT-10/SPは以上のような、レースの世界で熟成を重ねたクロスプレーン型クランクの直4エンジンを搭載することで、ライダーのアクセル操作に対し、高いシンクロ率を発揮。「意のままに操れるストリート最強のスポーツ性能」を実現させたと、ヤマハも自信を持って発表しています。

 
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