セロー250 25th Anniversary Special

SEROW250 25th Anniversary Specialは2010年7月から11月までの受注期間限定で発売された特別仕様車になります。車名の通り、1985年に発売されたセロー225から数え、セローシリーズが25周年を迎えたことを記念してラインアップされました。

ベースとなっているのは2008年にフルモデルチェンジされ、セロー史上初のインジェクション化がなされたDG17J型。そこに木の葉や枝を3Dイメージとして描き起こした「リアルツリー」パターンのグラフィックが施され、サイドカバーには専用ロゴ、シートにはホワイトステッチが施されています。

セローシリーズは初代の225時代から一貫して、本格的なオフロード走行に対応できる走破性を備えながら、比較的低めのシート高と扱いやすさによって、より幅広いライダーに人気を博してきました。

そんな出自のモデルの25周年モデルに、ヤマハは自然の森と調和するグラフィックを採用。歴代セローはどちらかと言えば、明るくポップなボディカラーを採用してきたこともあり、大きなインパクトをもたらしました。発売から10年以上が経過した今なお、注目を集める存在であり続けています。