ヤマハXJR1300の買取相場を調査!リアルな査定結果は?

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YAMAHA

XJR1300

空冷エンジンを貫いた大型ネイキッドXJR1300
買取相場&リアル査定レポート

XJR1200のフルモデルチェンジ版として1998年に登場以来、空冷エンジンの搭載にこだわり続けたXJR1300。大型車両の堂々たる風格と軽やかな操作性を併せ持つXJR1300の買取相場と、リアルな査定結果を詳細にレポート!売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

XJR1300を査定してもらいました!

XJR1300
買取車情報
年式 平成21年
走行距離 8300km
状態(外観) 転倒傷多数有り、各所錆有り
エンジンの状態 可動
事故歴 転倒車
改造の有無 ETC、スライダー
PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

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この車種を査定してくれたのは、北海道・沖縄を除く全国各地で即日出張買取中の「バイクワン」。
大切にしてきた愛車の価値を正しくつけるため、エンジンから外装パーツ、フレームに至るまで丁寧に査定してくれる買取専門業者です。
国産車、輸入車、改造車、事故車、不動車に至るまで幅広く買い取り、 即日現金払いするなど「バイクをなるべく早く売りたい」というニーズに応えてくれます。
大切な相棒を任せるなら、バイクワンがおすすめです。

査定者の評価コメント
エンジン
4
始動、異音小、オイル漏れ箇所有り、吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
4
ハンドル曲がり小、レバー削れ、サス錆、タイヤ減り
外装(外装パーツの状態)
3
タンク凹み大・傷多数、テールカウル傷多数・割れ
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
4
サス錆・オイル漏れ、ホイール傷・錆、スイングアーム傷
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
4
サイレンサー傷多数・錆、エキパイ錆、ステップ削れ、サスオイル滲み
フレーム
4
ストッパー凹み、ダウンチューブ傷、ステップ傷・錆
そのほか
-
転倒により各所傷・錆があるが、使用・走行には問題無し

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 4
始動、異音小、オイル漏れ箇所有り、吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 4
ハンドル曲がり小、レバー削れ、サス錆、タイヤ減り
外装(外装パーツの状態) 3
タンク凹み大・傷多数、テールカウル傷多数・割れ
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 4
サス錆・オイル漏れ、ホイール傷・錆、スイングアーム傷
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 4
サイレンサー傷多数・錆、エキパイ錆、ステップ削れ、サスオイル滲み
フレーム 4
ストッパー凹み、ダウンチューブ傷、ステップ傷・錆
そのほか -
転倒により各所傷・錆があるが、使用・走行には問題無し

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

高額査定がついたXJR1300の画像はコレだ!

XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300
XJR1300

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2009年式のXJR1300。ヤマハの大型ネイキッドのフラッグシップモデルであり、近年では希少な空冷直列4気筒モデルとして、特別な存在感を放っていましたね~。

気になる買取相場は570,000円~880,000円。こちらの個体についた買取査定は600,000円とのこと。走行距離は9,152kmで年式を考えれば比較的少なめであるものの、転倒歴があり、燃料タンクのヘコみやハンドルの軽い曲がり、サイレンサーの大きなキズ、各所の細かいキズやサビ、さらにはリヤサスペンションからのオイル漏れなどが発生してしまっていたとのこと。

ただしプラス要因としてはETC装置の装備とフレームスライダーの装着があり、これらの点も踏まえた上で算出されたのがこの買取金額とのこと。転倒歴がありそれなりにダメージを負っている車両だと考えれば、思ったよりも高額といった感じではないでしょうか。

なお、上記のようなキズやヘコみ、サビなどが一切なければプラス30,000円~50,000円。社外製ビキニカウルやグリップヒーターなどの装備でプラス10,000円~20,000円。社外製マフラーの装着かつ純正マフラーの保管でプラス20,000円~50,000円の査定アップが期待できるそうです。

XJR1300とは

XJR1300

XJR1300のスペック情報

型式EBL-RP17J
総排気量 1250 cc
最高出力 74kW(100PS)/8,000rpm
最大トルク 108N・m(11.0kgf・m)/6,000rpm
全長・全高・シート高 2,175mm/1,115mm/795mm
重量 245kg
燃料タンク容量 21L
燃料消費率 21.0km/L
発売年 1998年
メーカー希望小売価格 1,112,400円(2017年モデル)
カラー シルバーメタリック1他

XJR1300の歴史

大型ネイキッド戦争、ヤマハの参戦

XJR1300は1998年に登場。ただし、このモデルについて語るのであれば、前身モデルであるXJR1200から取り上げるのが筋かと思います。時は1990年代初頭。ライバルであるカワサキが400ccクラスで巻き起こしたネイキッドブームは、大型クラスにもその勢力を拡大。また、国内4メーカーによる750cc以上のモデルの国内販売自主規制も撤廃されたことも重なり、いわゆる大型ネイキッド戦争が勃発していました。

カワサキは大ヒット車種となっていたゼファー400の兄貴分として750/1100を投入。ホンダは「PROJECT BIG-1」というコンセプトのもと、水冷エンジン搭載のCB1000SFをデビューさせます。

そうした状況にやや遅れを取っていたかに見えたヤマハは、1994年、満を持して発表したのがXJR1200でした。ライバル車を凌ぐ1200ccかつ空冷方式を選択し、威風堂々としていながら、スタイリッシュに仕上げられたデザインとも相まって、人気車種となりました。

そして1998年、奇しくも最大のライバルであったホンダCB1000SFがCB1300SFへとモデルチェンジしたのと同じタイミングで、ヤマハもXJR1300へのモデルチェンジを果たしたのです。

以後、CB1300SFとXJR1300は定期的なモデルチェンジによって進化・改良を繰り返し、大型ネイキッドモデルの覇権争いを展開していくこととなります。

XJR1300の魅力

空冷を貫いたビッグネイキッド

オートバイ乗りの方の中で、空冷エンジンに惹かれるという趣向を持つ方は、実に多くいらっしゃいます。その独特な乗り味はもとより、シリンダーに刻まれた冷却フィンの見た目、デザイン性に美しさを感じるという方も多くのではないでしょうか。

そんな空冷エンジンの搭載に、一貫してこだわったのがXJR1300(XJR1200の時代も含めて)なのです。そのデビューから、2017年の生産終了まで、一度たりとも水冷エンジンにスイッチすることはありませんでした。ライバルであるゼファー1100が、水冷のZRXシリーズへとスイッチしてしまったのとは対照的です。

単純にエンジンパワーを求めるのであれば、空冷よりも水冷の方が有利であるのはご存知の通りです。しかし、大型ネイキッドを求める方というのは、単にスペックだけではなく、味わいやフィーリング、雰囲気といったものも重視するはずです。そうした心情というものを踏まえ、空冷にこだわりつつけたヤマハの心意気こそ、XJR1300人気の原動力だったのでしょう。

年々厳しくなる排ガス規制のため、ついに2017年モデルをもって国内仕様のXJR1300は生産中止となりました。ただし、XJR1300Cというイギリス向けモデルは生産が継続していますので、逆輸入車として購入することが可能であることを付け加えておきましょう(ただし日本仕様とはデザインが多少異なります)。

 
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