知って得する!?
バイク売却のポイント紹介!
走行距離が多くても愛車を大切に扱っていれば査定の印象が変わる
中古バイクを業者等に売る時、走行距離が大事な査定基準になることは誰でも知っていること。走行距離が少なければ少ないほどバイクの状態は良いと推測されるため、走行距離が査定額に影響を与えることは仕方のないことでしょう。
中には、少しでも査定を高くする目的で、メーターに細工を加える人もいるようですが、バイク屋さんには簡単に細工がバレてしまいます。実質以上に査定額を下げられる可能性があるため、メーターに細工を加えるのは絶対にやめましょう。
たとえ走行距離が長くても、普段から愛車を大切に扱うこと。これが少しでも査定額を上げるための大切なポイントです。
走行距離はバイク査定の大事な基準!少しでも高く売るには?
■走行距離が少ないほど査定額は高くなる
かならずしも走行距離の多さがバイクの状態に比例する訳ではありませんが、現実として、走行距離が少なければ少ないほど買取査定額が上がることは事実です。
バイク買取の査定員は、もちろん走行距離よりも現状のバイクの状態のほうが大事であることは分かっています。しかし中古車販売市場においては、走行距離が短ければ短いほど高値で買ってくれる末端ユーザーが多いため、買取査定額でも走行距離は大事な基準となっています。
買取査定における走行距離は、一般に次の5段階に分類されると言われています。
- ・5,000km以下
- ・10,000km以下
- ・20,000km以下
- ・30,000km以下
- ・30,000km超
30,000kmを超えているバイクの場合は、何万キロであれ査定額に大きな影響を与えません。逆に30,000km以下の場合は、走行距離が査定額に大きな影響を与えます。30,000km程度の走行でバイクの性能に大きな影響があるとは考えにくいのですが、市場ではこのような発想で取引がなされている現状を理解しておきましょう。
■走行距離で査定が変わるのは日本独自の考え方
50ccのバイクも含め、日本製のバイクが数万キロ程度の走行距離で動かなくなることは、初期不良以外に、通常は考えられません。よって走行距離5,000kmのバイクと30,000kmのバイクとを比較した時、現実問題、後者のほうが状態が良いこともあります。海外では、走行距離よりも現在の状態を基準に査定額が決まる傾向があるとのこと。当然と言えば当然の発想です。走行距離が査定額に影響する理由は、日本の厳しすぎる車検制度に由来する、とも言われています。
■メーター交換をしても得することは何もない
走行距離を偽装するために、メーターを巻き戻したり、メーター交換を行なったりする人がいるようです。結論から言うと、メーターの巻き戻しや交換は、買取査定において著しい悪印象を残します。ぜったいにやめましょう。プロの査定人の目には、メーターをいじっていることなどお見通しです。
また、たとえメーターの巻き戻しや交換を行なったとしても、バイクの年式やタイヤの減り具体、ブレーキパッドの状況など、様々な要素を確認すれば、大方の走行距離は推測可能です。
なお、何らかのやむを得ない理由があってメーター交換等をした場合には、査定前に、かならずメーター交換を行なった旨を自己申告してください。これだけでも査定員の印象は変わります。メーター交換をしたにも関わらず黙っていると、査定額は実質以上に下げられてしまう恐れがあるので注意してください。
走行距離が多いバイクを少しでも高く売る方法
・4月と7月の需要タイミングに合わせて売る
4月には、入学や入社といった新生活のイベントが集中する時期。ライフスタイルの変化により、移動手段としてバイクを選ぶ人も少なくありません。バイク屋さんでは、このタイミングで中古車が品薄となります。多少買取額を上げてでも在庫を確保しようと思う業者が多いようです。7月は会社の異動(転勤)が多い時期なので、4月と同じ理由で中古バイクの需要が増えます。また、大学生などが夏休みをきっかけにバイクを購入したがる時期でもあるため、業者は少々値段を上乗せして中古バイクを買い取ってくれることがあります。
・見た目を綺麗にしておく
たとえ同じ走行距離・同じ車種のバイクであったとしても、見た目がピカピカのバイクと、ほとんど手入れされていないサビ付いたようなバイクとでは、全く査定額が違います。実際、見た目がピカピカの場合は、普段からバイクの扱いが丁寧であることが推測されます。手入れが雑なバイクに比べれば、扱いの丁寧なバイクは、その後の寿命も長くなるでしょう。
・時々エンジンをかけておく
バイクを数ヶ月放置していると、エンジンがかからなくなることがあります。いざ査定してもらうに及び、エンジンのかかりが悪いバイクは、査定の印象も悪くなるでしょう。乗らないバイクは放置せず、最低でも1週間に1度はエンジンをかけるようにしておいてください。
【まとめ】日ごろから愛車を大事に扱うことが大切
走行距離が多いバイクは、その分、査定額を下げる理由になります。バイクの状態の良し悪しとは別に、この点は理解して買取査定をお願いしましょう。しかし、たとえ走行距離が多くても、普段から大事に乗っているバイクは査定の印象も良くなります。大事なバイクを少しでも長持ちさせるよう、また、将来的に少しでも高い価格で買い取ってもらえるよう、日ごろから愛車を大事に扱うようにすることが大切です。
バイク売却のポイント
|
|
|
|