2不動車・事故車・転倒車のバイク買取でおすすめの業者はここだ!
事故車や不動車、水没車のバイクも売却できる!
事故や転倒によるダメージが大きかったり、水没被害に見舞われたり、長年放置していて動かなかったりするバイクは売れない…そう思い込んでいるライダーは多いが、これは間違いだ。買取業者をしっかり選べば、一見ダメそうな車輛でも買い取ってもらえる可能性があるんだぜ。
バイク買取業者の選び方次第で、事故車・不動車・水没車は売れる
バイク買取業者の中でも、自社でバイクショップを運営している、整備工場がある、パーツとして利用・売却するルートを持っている業者なら、事故車・不動車でも買い取ってくれるケースは多い。水没や炎上など致命的なダメージを受けた車輛でも、売却できる可能性はゼロじゃないんだ。
さすがに車体全体が再生不可能なくらいボロボロな場合だと厳しいが、例えばフレームは無事、エンジンは問題なくかかる、無傷な部分が残っているといった状況なら、諦めずに買取業者を探してみるべきだな。事故・転倒・不動などの訳アリバイクの買取のコツについても紹介しているから、ぜひ参考にしてくれ。
買取業者を選ぶ基準
買取業者を探すなら、下記の基準を満たしているか必ずチェックしてくれ。
・HPに事故車不動車の買取可能である旨が記載されている
・事例が記載されている
・出張買取・引き取りに対応している
・廃車手続きを当社で代行している
ここから、事故車・不動車・水没車を買い取ってくれる業者をいくつか紹介していくぞ。
不動車・事故車・水没車の
買取業者おすすめ3選
2023年9月12日時点、Google検索で「バイク 買取」と検索して表示された上位50社のうち、バイクの買取を行っている業者を調査したぞ。
その中から「全国で出張査定を行っている」「即日出張対応できる」「事故車・不動車を取り扱っている(※)」の3つのポイントを満たす3社を、おすすめとして選出している。ぜひ参考にしてくれ。
(※)公式HPに取扱車種として「事故車」「不動車」が明記されている業者のみ
※表はスクロールすることができます。
バイクワン | バイクパッション | バイクランド | |
---|---|---|---|
引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/) |
引用元:バイクパッション公式HP(https://www.bike-passion.net/) |
引用元:バイクランド公式HP(https://www.bike-kaitori.com/) |
|
即日出張買取 | (北海道、沖縄を除く) | (北海道を除く全国で対応) | (沖縄、一部地域を除く) |
支払い方法 | 即日現金払い | 即日現金払い | 即日現金払い |
手数料 | 原則なし | 原則なし | 原則なし |
乗り換え支援 (支援額) |
(最大30,000円) | 要問合せ | (最大20,000円) |
名義変更 廃車手続き |
|||
買取車種 | 国産車、輸入車、逆輸入車、旧車、改造車、キットバイク、各種トライク、不動車、事故車、特殊車、福祉車、電動バイク、限定車、フルカスタム、サイドカー | "国産車、輸入車、事故車、不動車、故障車、原付、改造車、競技用バイクなど | 国産車、輸入車、旧車・絶版車、不動車、事故車など |
※各HPの調査実施期間:2023年9月12日~2023年9月20日
買取対応範囲
転倒車 | ○ | 不動車 | ○ |
---|---|---|---|
水没車 | ○ | 炎上車 | ○ |
出張買取 | 全国 |
買取事例
事故車 | 2007年式ホンダCB400SF |
---|---|
買取金額 | 460,000円 |
車輛の状態 | 走行距離 5,362㎞ フロントフォーク折れ、フロントホイール割れ、フロントフェンダー割れ、ハンドル曲がりなどダメージ多数。 |
フロントからの追突事故を起こしてしまった個体とのことだ。フロント廻りが大破しており、車体の各所にも傷や凹みが多数発生しているが、フレームとエンジンは再生可能なレベルのダメージと判断されたようで、比較的高額な46万円という価格で買取可能になったそうだ。 | |
転倒車 | 2010年式 ホンダVTR250 |
買取金額 | 320,000円 |
車輛の状態 | 走行距離 8,710㎞ タンク削れ・ヘコミ大、ハンドルストッパー折れ、フレームヘコミ、ヘッドライト割れ・欠損、スピードメーター・タコメーター割れ・欠損などダメージ多数。 |
こちらは単独走行時に転倒してしまったようだ。ヘッドライト廻りが欠損してしまっており、また燃料タンクも大きくえぐれてしまっているのが痛々しい。それでも32万円の値がついたのだから、たいしたもんだな。 |
バイクワンの特徴
ノーマル車輛からカスタム車まで幅広いバイクの買取に対応していることで知られるバイクワンでは、事故車や転倒車も買取に門戸を開いているぞ。そして不動車や放置車ももちろん対応だ。さらに加えて水没車や炎上車でもすべて買取対象としているというのがスゴイよな。
で、そう聞くと、なんでそうした車輛でも買取してくれるのかって疑問が出てくるよな。バイクワンでは、買取したバイクの転売ルートとして、様々なチャンネルをフル活用しているから、というのが答えだ。
バイク業者専用のオークションや提携販売店、業者間取引、海外輸出などのルートの中には、事故車や不動車を専門的に扱う業者も含まれているんだそうだ。またそうした車輛は修理コストの安い海外へ持っていって現地で修正販売したり、あるいは部品として海外に輸出することでビジネスとして成り立たせることもできるんだそうだ。だからバイクワンでは事故車や不動車に関しても、買取相場価格を予めキチンと設定しているんだって。さすがだよな。
もちろん、そうした車輛の買取に際しては、自宅や保管場所まで無料で出張買取してくれる。北海道から沖縄まで対応しているから、いろんなところから依頼できそうだな。
バイクワンの口コミ・評判
「バイクを売却することになった理由は、事故をしてしまったからです。買い取り業者さんはインターネットで検索し、バイクワンという業者さんに決めました。電話で自身のバイクの車種や年式、色などを聞かれ、事故車でも買い取りが可能であることを確認できたので訪問での買い取りを希望して日程を調節しました。(中略)査定員さんの態度はかなり丁寧で好感が持てましたが、査定では電話であらかじめ聞いていた査定額よりかなり減額されました、事故車という理由があるのと査定員さんの丁寧な対応に減額はされましたが売却をきめました。」
買取対応範囲
転倒車 | ○ | 不動車 | ○ |
---|---|---|---|
水没車 | ○ | 炎上車 | ○ |
出張買取 | 全国(北海道除く) |
買取事例
事故車 | 2007年式ヤマハドラッグスター400クラシック |
---|---|
買取金額 | 150,000円 |
車輛の状態 | 走行距離 9,000㎞ リアリート破損、フロントフェンダー傷、フロントタイヤ傷ほか。 |
こちらは一見すると、大きなダメージを受けていないように思えるが、よくよく見てみると、リヤシートの破損やフロントフェンダーの大きな傷が目立っており、車体の各所にも傷が多数という状態。それでも、15万円という査定評価がなされたとのこと。 | |
転倒車 | 2014年式カワサキZ1000欧州仕様 |
買取金額 | 780,000円 |
車輛の状態 | 走行距離 4,041㎞ ハンドルバーエンド、エンジンカバーなどに立ちゴケ傷。 |
こちらは新車で購入したワンオーナーの車輛で、走行距離も少ない状態。エンジンの状態や足回りも良好。件の立ちゴケ傷と、乗っているうちに自然についてしまう小傷や小錆び程度とのことで、78万円という高額査定となった。立ちゴケ傷さえなければさらに…。 | |
不動車 | 1986年式ドゥカティ750F1 |
買取金額 | 450,000円 |
車輛の状態 | 走行距離 8,324㎞ 左右ウィンカー折れ、サビや経年劣化が目立つ状態。 |
こちらはおよそ8年間放置されたままだったというドゥカティ750F1。エンジンも始動できない状態とのこと。また左右のウィンカーも折れてしまっており、ブレーキも固着しかけている状態だったとか。それでも45万円の買取となったのは、歴史的にも貴重なモデルだからだろうな。 | |
水没車 | 1998年式カワサキ KLX250 |
買取金額 | 0円 |
車輛の状態 | 走行距離 38,156㎞ エンジン不動、サビ、劣化が激しい状態。 |
こちらの車体は、河川敷を走っていたところ腰位の深みにはまってしまい、数日後に回収するまで水に浸かっていたそうだ。その後、修理するつもりでいたものの、結局10年以上放置状態。さすがに部品としても利用できず、0円での引き取りとなってしまったそうだ。ただし途上国向けのジャンク品にはできるため、有料処分にはならなかったのだとか。 | |
炎上車 | 2000年式カワサキGPZ900R |
買取金額 | マイナス12,000円(処分費用発生) |
車輛の状態 | 走行距離 38,156㎞ 事故後の炎上で丸焦げ状態。 |
こちらは2000年式のA12型のGPZ900Rニンジャ。事故によって炎上丸焦げ状態となってしまった状態での買取依頼だったとのこと。残念ながらパーツとしての流用も不可能な状態となってしまっていたため、やむを得ず、処分費用の徴収という結果になってしまったそうだ。ちなみに状態が良ければ最高80万円程度の買取査定が期待できたとのこと。 |
バイクパッションの特徴
屋号にちなんで、お笑い芸人のパッション屋良さんをイメージキャラクターとして起用しているバイク買取業者だ。ただし、買取“だけ”を行っている業者ではなくて、本拠地の横浜には、自前の広い店舗と倉庫を持っていて、さらには整備部門も自社で完備しているというタイプの業者なんだ。
横浜の業者ではあるが、出張買取は全国OKとなっているから、利用のハードルは高くないぜ。
それでもって、そんなバイクパッションでは、事故車や転倒車、不動車や放置車、そして水没車や炎上車などでも買取可能としているぞ。
そうした車輛でも買取が行える理由は、バイクパッションでは買取った車輛を自社で修理・整備・レストアした上で、自社店舗で中古車として販売するのを基本としているからだ。事故車や転倒車でも自社で再生できるものは再生して、再生できないものでも同じ型式モデルの部品取りとして活用できるから、買取可能なんだそうだ。公式サイトでも、事故車や不動車の買取事例が多数紹介されているぞ。
バイクパッションの口コミ・評判
「右側にとても目立つ転倒の傷やタンクの窪みがったのですが、 電話で対応してくれた方がとても丁寧に傷の状態を聞いてくれて、 その上で買取金額の最高額と最低額を5万円の幅で提示してくれたので実際の査定の前に安心してお願いすることが出来ました。」
引用元:バイクパッション(https://www.bike-passion.net/satei_hyouban_estrella.htm)
買取対応範囲
転倒車 | ○ | 不動車 | ○ |
---|---|---|---|
水没車 | 要問合せ | 炎上車 | 要問合せ |
出張買取 | 全国(沖縄と北陸の一部を除く) |
買取事例
事故車 | 公式ホームページ上に記載なし。 |
不動車 | 公式ホームページ上に記載なし。 |
バイクランドの特徴
バイクランドはかつて、CDやDVDソフトなんかのレンタルショップとして有名な「ゲオ」を運営している株式会社ゲオホールディングスと資本・業務提携していて、名称も「ゲオバイク」だったが、2010年には提携を解消して、現在はアークコアという別会社が運営している。
そんなバイクランドでは、不動車や事故車の買取にも対応している。独自の販売チャンネルを確立していて、また自社で運営する店舗で中古車として販売することもできるから、不動車や事故車でも買取ができるということなのだろう。対象も原付から大型バイク、外車まで幅広く対応しているぞ。
ただし、公式ホームページ上には、不動車や事故車の買取事例は紹介されていなかった。どの車種がどの程度のダメージで、いくらの買取になったのかは、実際に査定を依頼してみないと、という感じだな。
バイクランドの口コミ・評判
「事故車でも頑張って査定して頂き、他の会社の上限額一杯で出して頂けたので良かったです。 また、査定員の方が色々と丁寧に教えて下さったのが良かったです。」
引用元:バイク比較.com(https://www.bikehikaku.com/brands/motosonic)
バイクの処分は買取業者がお得
長期間乗らなかったせいでエンジンがかからなくなったバイクや、野外に放置したまま錆ついて動かなくなってしまったバイクを廃車処分しようと思っている場合も、バイク買取業者への売却がお勧め。
不動車はバッテリーの交換や簡単な修理で息を吹き返す場合が多く、所有者が考えていた以上の金額で買い取ってもらえる場合もあるぞ。
パーツ盗難の被害で、部品の一部が欠損していたり、エンジンやミッションが壊れていたりするバイクも値段が付く可能性もある!それどころか、希少性の高いお宝バイクの場合には、思わぬ高額買取になることもあるんだ。
動かないからと言って廃車処分を検討する前に、まずはそのバイクに価値があるかどうか、バイク買取業者に問い合わせてみてはどうだろうか。
バイクを廃棄するのにかかるお金はどの位?
バイク販売店を通じて、事故車や不動車の廃車手続きの代行をお願いすると、いくら位の費用がかかるか知ってる?一般的な廃車費用は約25,000円位なんだって。買取業者にお願いすれば、買取ってもらえるかもしれない可能性のあるものを、逆にそれだけのお金を自分で出して処分するのは、ホント、もったいないよね。亀山さんも言っている通り、まずはバイク買取業者にお願いしてみてね。自分でお金を出して廃棄するのは、本当に最後の手段よ。
なぜ買取業者は事故車・不動車のバイクを買取ってくれるの?
事故車や不動車でも、修理・再生すれば、中古車として売ることができる場合もあるし、それが無理でも、パーツ取りとして、再利用できるパーツを取り外して売ることができるから、というのが理由なの。買取業者は、そうしたノウハウや販売ルートを確保しているから事故車・不動車を買取ってくれるのよ。
バイクを処分するなら、その前に買取業者に相談
事故車や不動車を手放したいという場合、最初から有料で廃車を委託する業者に依頼するというのは、ちょっと待った!それは実にもったいないやり方だぞ。整備長も言っている通り、事故車や不動車でも値段をつけてくれる買取業者は、ちゃんとあるんだ。そうした業者であれば自社で修理したり、あるいはパーツとして販売するなどのルートを確立しているんだぜ。
それこそ長年ほったらかしだった不動車に思いがない値段がつくこともあるし、事故車でも再生できるものは再生され、できないものはパーツ取りとして活用できるとして、買取ってもらえるんだ。自分でお金を出して廃車を委託するよりも、まずは、事故車・不動車の買取に対応している業者に査定を依頼すること。これはマジでおすすめだぜ。
実際、知り合いで、ボロボロになって壊れている原付スクーターを、わざわざ処分費用を払って廃車処分業者に委託したという奴がいたんだけど、なぜ相談しないんだって説教してやったよ。そしたら、最初はキョトンとしてたんだけど、不動車でも買取ってもらえる場合が多いことを教えてやると、ようやく悔しいことだって理解した(苦笑)。
繰り返すが、事故車や不動車は、買取対応している業者に必ず打診してみること。絶対とまでは言い切れないが、いくばくかのお金を手にできる可能性があることを知っておいてくれ。自分でお金を払って処分するのは、それでもダメだった場合の、最後の手段だということを覚えておいてくれよ。