6ローンの残ったバイク買取に対応している業者
ローン残債があってもバイクを売却する方法がある
結論から先に言ってしまおう。ローン返済中のバイクでも、売却することは可能なんだぜ。つい「ローンが終わってからじゃないと、バイクの売却は無理」と思ってしまいがちだけど、キチンと手続きを踏めば、問題ないんだ。もちろんバイクを売却しても、残っているローンの支払いはしなくちゃならないんだけど、その買取金額を、残債の支払いに充てればよいわけだ。もちろん、買取額で残債をカバーできない場合は、差額を払わなければならない。
でもって、ローン返済中のバイクを買取業者に売るという場合には、ローンの名義がどうなっているかによって、対応が変わってくる。ここからはローンバイクを買い取ってくれる業者の対応などについて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくれ。
ローンが残ったバイクの買取ができる業者
ローン返済中のバイクを売りたいというときに、ローンがあるから買い取れないと断らずに、対応してくれる業者もいる。そこでここでは、ローン返済中のバイクの買取に応じてくれる業者を紹介しよう。
バイク買取額の目安
ホンダCBR1000RR | 980,000~1,170,000円 |
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ヤマハSR400 | 270,000~380,000円 |
ローンバイクの買取対応
買取額がローン残高より高い場合 | ローン残債の代行精算をしてくれ、差額を指定口座に振込。 |
買取額がローン残高より低い場合 | 不足分を現金で用意すれば、ローン残債の代行精算をしてくれる。 |
その他対応 | 出張買取OK その場で現金支払い |
特徴
バイクワンでは、ローンバイクの買取に対応しているのはもちろん、ローン残高の代行精算まで請け負ってくれる。買取額がローン残高より低い場合でも、差額分を現金で用意できれば、代行OK。現金で用意するのが難しいという場合でも、専門スタッフが相談にのってくれるそうだ。クレジット会社の審査がOKなら、残債分の再ローンも組めるとのこと。こうした、ユーザー視点に立ったサービスを実践してくれているのが、いいよな。
口コミ・評判
※ローンが残ったバイク買取に関する口コミはありませんでした。
ローンが残っているバイクを売る方法
「ローン返済中のバイクを買取業者に売るという場合には、ローンの名義がどうなっているかによって、対応が変わってくる。」という話をしたよな。自分自身が名義人の場合はあまり面倒はないが、名義がクレジット会社やバイクショップとなっている場合は、注意が必要だ。ここからは、名義の違いによって、それぞれどうすればいいのか、解説していくぞ。
名義別、バイク売却方法と残債支払い方法は?
ローンの名義が自分自身の場合
この場合には、事前に行わなければならない手続きというものは特にないぜ。自分が売りたいというタイミングで買取に出すことができる。もちろん、ローンの残債は支払わなければならない訳だけど、金利分の負担を考えれば、買取金で残債を繰り上げ返済してしまうといったことも視野に入れておくべきだな。
ローンの名義が家族や友人などの場合
例えばローンの名義が親御さんという場合や、友人といった場合には、譲渡証・委任状を用意してもらえれば、売却することは可能だ。ただし当然ながら、この場合もローン残債は残る。後々トラブルとならないよう、ローンの名義人としっかり相談して、残債をそのようにするのかを決めて、しっかり履行することが大事だぜ。
ローンの名義がクレジット会社やバイクショップの場合
この場合は、ちょっと手続きが複雑で面倒さが増してしまう。バイクの買取金額がローン残債より高額の場合はその金額で完済できるのでいいんだけど、その逆、買取金額がローン残債より低いという場合には、差額分が残ってしまうよな。
この差額分を一括返済できるというのなら、バイクの売却はできる場合がほとんどだ。逆に、一括返済が無理という場合には、この差額分の残債に対して、フォロークレジットという再ローンを組む必要が出てくる。いずれにしても、名義がクレジット会社やバイクショップの場合は、その名義人に対する相談や同意が必要となってくるので、その手順を必ず踏むこと。勝手に売却すると、ほぼ間違いなくトラブルとなってしまうから、気をつけてくれよ。
要注意!ローンの名義になっていたバイクショップが倒産
もうひとつ、そうそう滅多にあることじゃないが、一番面倒なケースとして知っておきたいのが、バイクショップ名義でローンを組んでいて、そのバイクショップが倒産してしまったという事態だ。簡単に名義変更ができなくなり、もちろんそのままではバイクを買取に出すことはできない。
そうした状態からバイクの所有権を自分に移すには、倒産したショップの登記謄本を取得して、さらには破産管財人に所有権の解除を申請して印鑑証明や譲渡証明などの必要書類を提出するという、スゲー面倒くさい手続きが必要になってしまうんだ。
さらには、もし登記簿謄本からショップの所在地が特定できないなんて場合は、ただでさえ面倒な手続きが、ますます込み入って、それこそ裁判所が絡むという事態にまでなってしまうんだ。そうしたこともあるから、買取に出す、出さないに関わらず、どんなにどんなに信頼できるショップであっても、ローンを返済し終わったら、すぐに所有権を自分に移しておくべきだぜ。
ローンバイクの買取相談室
ローンで購入したバイクは、所有者が誰なのか注意!
俺の友人に、ローンの返済は終わっているのに、バイクの所有者がバイクショップになっていてバイクが売却できなかった事があったな。その時、友人から相談を受けて、俺も手伝ったんだけど、調べてみたら、そのバイクショップは、すでに閉店していて、名義を変える為に法務局に問い合わせたり、管財人を探したりして、えらい大変だったのを覚えているよ。
俺はバイクを買うときは、ほしいバイクの為に貯金して、一括購入していたので、ローンを使ったことがないのだけど、ローンで購入する場合って気を付けなければいけないことって多いんだな……。
ローンの返済が終わったら、すみやかに所有者を変更!
友人のバイクの名義変更を手伝ったことがあるなんて、兎太郎はなかなか面倒見の良いヤツなんだな。友人の件は、かなりレアケースだと思うが、いざそういう状況になったら困ってしまうよな。信頼できるバイクショップで買うのが一番だが、それだって絶対つぶれないという保証があるわけじゃない。せいぜい出来る事と言えば、ローン返済が終わったら早期に所有者を自分に変更するくらいだ。
買取業者のなかには、こういったトラブルを代行して対応してくれたり、アドバイスをくれたりするみたいだから、一人で悩まず、早めに買取業者に相談した方が良さそうだな。