ここがポイント!!
バイク買取業者の選び方
7原付・小型バイク買取業者一覧
原付などの小排気量・小型バイクに対応している業者
今回はいくつかのバイク買取業者を対象にリサーチを行ったわけだけど、ほとんどの業者が原付や小型バイクの買取に対応しているぜ。元々の価格が安めなので、買取価格も相応な金額にはなるが、処分するくらいなら、適切な価格で買取ってもらいたいよな?
今回、調査した中ではバイク買取センターが原付の買取に積極的な姿勢をみせていて、オフィシャルページには、原付の買取強化車種や原付バイクの買取ランキングなどが確認できる。
ちなみにバイク買取センターは全国対応の買取業者で、バイク本体はもちろんパーツの買取や販売、バイク処分などをワンストップで請け負ってくれるバイクショップだ。肝心の原付バイクの買取価格についてだけど、バイク買取センターでは、状態のいい50cc原付バイクであれば、最低でも3~4万円での買取が期待できるぜ。
50cc原付バイクの中で特に人気の高いホンダのズーマーは、最高15万円で買取ったというケースもあるそうだ。ズーマーはカスタムパーツが豊富に出回っており、しっかりしたカスタムであれば、ノーマル車より高値がつくことが多いようだ。原付二種スクーターでは、使い勝手の良いホンダのPCX125が超人気車種になっており、平均18~20万円の高額買取を行っている。
バイク買取センターの公式ホームページには、必要な情報を入力すると査定額が提示される自動査定ツールも用意されているから、問い合わせをする前に自分が売ろうとしている原付にいくらくらいの値段を付けてもらえるのか、あらかじめチェックすることができるぜ。

原付・小型バイク買取業者一覧
処分するくらいなら、適切な価格で買取ってもらいたい原付や小型バイク。ほとんどの業者が買取に対応しているけれど、いくつかのところで査定してもらって、高額買取してもらいたいところ。そこでここでは、いくつかのバイク買取業者を紹介するので、査定を依頼するときの参考にするといいぞ。

買取対応範囲
即金 | ○ | 乗り換え支援対応 | ○ |
---|---|---|---|
事故・不動車 | ○ | ローン組み換え | ○ |
出張買取 | 全国(沖縄・離島を除く) |
買取事例
公式ホームページ上に記載なし
特徴
以前は「ゲオバイク」という屋号で、CDやDVDソフトなんかのレンダル業者として知られる「ゲオ」と業務提携していたことで知られる業者だ。現在はゲオとの関係は解消されていて、屋号も「バイクランド」に改められている。バイク買取業界の中では、比較的事業規模の大きな業者として知られているぞ。
ちなみに出張買取は沖縄を含めて全国対応。拠点も主要都市に擁している。また東京の練馬店と環七鹿浜店では、同社で買取したバイクを整備・レストアの上で、中古車として販売している。環七鹿浜店ではハーレーの展示車も豊富とのことだ。
もちろん原付や小型自動2輪車の買取にも対応しているが、公式ホームページでの買取事例紹介は特に紹介されていなかった。ただし、事前のオンライン査定では原付も小型2輪もちゃんと利用できるようになっている。
口コミ評判
自宅まで出張買取を依頼しましたが、当日、担当者さんが、これからうかがいますと連絡をくれ、対応も丁寧で好感がもてました。買取をお願いしたのは、それなりに距離を走って、外観もそこそこくたびれているスクーターでしたが、3万円の値段をつけてくれました。満足しています

買取対応範囲
即金 | △ (買取金額3万円以下の場合) | 乗り換え支援対応 | ○ |
---|---|---|---|
事故・不動車 | ー | ローン組み換え | ー |
出張買取 | 全国(一部地域を除く) |
買取事例
公式ホームページ上に記載なし
特徴
バイク買取業界では高い知名度を誇る大手で、昔からテレビCMも積極的に放映しているよな。バイク仕入れ台数の実績も、2016年11月時点で累計170万台以上というから驚きだ。また、バイク王と言うと、つい買取専門の業者だと思ってしまいがちだが、ここ数年で、自社の直営販売店も運営するようになっていて、店舗も北海道から沖縄まで着実に数を増やしている。さすがは業界の雄って感じだな。
ちなみに買取バイクの販売ルートとしては、業者専門のオークションへの出品と、自社の販売店で中古車として販売するのを、バイクの車種やコンディションによって適宜使い分けているそうだ。
もちろん原付や小型自動2輪車にも門戸を開いているが、公式ホームページでの買取事例紹介は、大型や人気車に限られていた。ただし、前述した直営販売店の在庫リストには原付も小型2輪も多数紹介されているぞ。
口コミ評判
古い50ccの原付スクーターの出張買取を依頼しました。まだ20代と思わしき若い方だったので大丈夫かなという気もしましたが、バイクに関する知識も豊富で信頼できると思い直しました。古い原付でしたので査定額は5,000円でしたが、当初から値がつけばよしと考えていたので、売却しました。その場で現金手渡しだったのも面倒がなくよかったです

買取対応範囲
即金 | ○ | 乗り換え支援対応 | ○ |
---|---|---|---|
事故・不動車 | ○ | ローン組み換え | HPに記載なし |
出張買取 | 全国(一部地域を除く) |
買取事例
公式ホームページ上に記載なし
特徴
バイクボーイはバイク買取業者のなかでも、ハーレーや旧車、カスタム車なんかの買取に力を入れていることで知られている。ただし、そうした車種に特化した専門業者という訳ではなく、一般的な車種も幅広く買取対応していて、もちろん原付や小型自動2輪車にも対応しているぞ。
あと、クレジットカードなどで知られる大手信販会社のオリコとも提携していて、ローン中のバイクの買取の際、買取金額で残債をまかないきれない場合には、フォロークレジットも用意されているのも大きくアピールされている。
そんなバイクボーイだが、公式ホームページ上で、同社で買取した車種については得意としているハーレーも含め多数紹介されているが、具体的な買取金額や個々の車両の状態までは記載されていなかった。ただし、その中にはホンダ・モンキー(FIモデル)の買取実績はあると紹介されていたぞ。
口コミ評判
公式ホームページからオンライン査定を依頼したら、すぐに査定額を知らせてくれました。また電話での問い合わせに対しても丁寧に対応してくれ、これなら信頼できると感じました。本査定に来てくれたスタッフさんも、とても知識の豊富な方で、査定金額の根拠などもキチンと説明してくれました。

引用元:バイク査定ドットコム
(https://www.bikesatei.com/reason.html)
買取対応範囲
即金 | ○ | 乗り換え支援対応 | ○ |
---|---|---|---|
事故・不動車 | ○ | ローン組み換え | 公式HPに記載なし |
出張買取 | 全国(一部地域を除く) |
買取事例
公式ホームページ上に記載なし
特徴
ワースワイルはバイク買取サービスである「バイク査定ドットコム」を運営している他、MDFドッカーズというバイク販売店も運営。さらには日本でも最近人気の高まっているオーストリアのKTMの正規ディーラーを東京と名古屋に展開しているという業者だ。
買取したバイクは、「オートバイ専門のオークション」「直営のオートバイショップ」「提携しているオートバイショップ」といった販売チャンネルを適宜使い分けているそうだ。ちなみに出張買取は関東から関西までとなっている。以前は九州にも店舗があったそうだが、現在は閉店しているとのことで要注意だ。
そんなワースワイルでは、もちろん原付や小型2輪の買取にも門戸を開いている。ただし、公式ホームページ上では、買取事例というのは特に記載されていなかった。実際に査定を依頼してみてどうなるか、という感じだな。
口コミ評判
古い原付を買取依頼したいと業者を探していたところ、こちらを知りました。自宅が出張買取可能エリアということもあり、依頼しました。担当のスタッフさんは作業もテキパキしていて、ほんの20分位で完了。金額も一応納得できるレベルでした。もっと面倒なものかと思っていたので、スムーズに終わって驚きました。

買取対応範囲
即金 | ○ | 乗り換え支援対応 | 公式HPに記載なし |
---|---|---|---|
事故・不動車 | ○ | ローン組み換え | 所有権に関する手続き代行可能とのみ記載。詳細は要確認。 |
出張買取 | 全国(一部地域を除く) |
買取事例
●ホンダ・エイプ50 年式記載なし 走行距離6,863km → 104,000円
●ヤマハ・ビーノDX SweetStyle 年式2015年 走行距離211km → 132,000円
特徴
大阪を本拠地としていて関西エリアはもちろんのこと、買取部門は横浜と福岡にも拠点を展開していているという業者だ。出張買取は関東、中部・東海、関西、九州エリアに対応しているが、それ以外のエリアは残念ながら対象外となっている。東北や北海道の人は注意してくれ。
また、バイクエースの運営会社は「エナジーモータースタイル」という屋号で、バイクの中古車販売店も展開している。お店は大阪と兵庫に加え、横浜と福岡にもあり。出張買取で関東や九州をカバーしているのは、このおかげなんだな。
もちろん原付や小型2輪の買取にも対応していて、公式ホームページ上には、上記の2台のほかにも買取事例が紹介されているぞ。実際に依頼したい場合には、大いに参考になるな。
口コミ評判
家族が50ccスクーターを新車で購入したものの、急に転勤が決まり、ろくに乗らないまま自宅に置きっぱなし状態となってしまいました。本人に了解を得てバイクエースに買取依頼をしたところ、評価してくれ、相場の上限金額で買取ってくれました。

買取対応範囲
即金 | ○ | 乗り換え支援対応 | 公式HPに記載なし |
---|---|---|---|
事故・不動車 | ○ | ローン組み換え | 所有権に関する手続き代行可能とのみ記載。詳細は要確認。 |
出張買取 | 全国(一部地域を除く) |
買取事例
●ホンダ・ズーマー 年式記載なし 走行距離153km → 146,000円
●ホンダ・エイプ50 年式2007年 走行距離2,751km → 126,000円
特徴
横浜を本拠地としている買取業者であると同時に、同エリアでもかなりの広さを持つ店舗と倉庫を有している中古バイク販売店も運営している業者だ。整備部門も自社で完備していて、買取したバイクは修理・整備・レストアした上で、自社店舗で中古車として販売するのを基本としているからだ。
事故車や転倒車で再生は難しいという場合でも、自社で販売するストック車両の部品として有効活用しているそうだぞ。また、横浜本拠の業者だが、出張買取は全国対応しているぞ。
もちろん原付や小型2輪の場合でも、事故車や不動車の場合も含めて、買取対象としている。公式ホームページの買取事例では、上記の2台のような比較的新しいものはもちろん、年代物のイタリア・ベスパやアプリリアのRS50といったレア車両の例まで記載されているぞ。
口コミ評判
それこそ20年以上放置されていて不動状態、さびや腐食も進んでボロボロとなっていたホンダ・スーパーカブをお願いしました。さすがに買取価格はつけられないとのことでしたが、こちらの費用負担はなく無料で引き取ってくれ、大変助かりました。

買取対応範囲
即金 | △(書類不備や出張エリアによっては後日の場合もあり) | 乗り換え支援対応 | 公式HPに記載なし |
---|---|---|---|
事故・不動車 | ○ | ローン組み換え | ー(買取額がローン残高より低い場合、残債を現金で用意する必要あり) |
出張買取 | 全国(一部地域を除く) |
買取事例
公式ホームページ上に記載なし
特徴
バイク買取センターは株式会社ワイビーエーという会社によって運営されているバイク買取事業の屋号だ。また同社は千葉県を本拠地としていて、地元の千葉県内、さらには、東京、神奈川、埼玉の一都三県を守備範囲として、バイクの販売店やレンタルバイク事業、さらにはパーツ買取やタイヤ販売などのビジネスを幅広く行っている。
ただし、バイクの出張買取は関東エリアに限らず、大阪や福岡など全国対応できるとのことだ、ただし、地域によっては、提携業者が出張査定を代行するという場合もあるそうだ。
原付や小型2輪に関しても、もちろん買取対象としているぞ。ただし、買取事例については、公式ホームページ上に紹介は見当たらなかった。ちなみに、中型や大型に関しても然り。
口コミ評判
友人から譲り受けて乗っていた古い原付の買取を依頼しました。正直、値段はつかなくても無料で引き取ってもらえればいいと考えていたのですが、5,000円の値段をつけてくれ、思わぬ臨時収入となりました(笑)。スタッフさんも人あたりがよく、説明も丁寧でした。

買取対応範囲
即金 | ー(後日に銀行振込の方式) | 乗り換え支援対応 | 公式HPに記載なし |
---|---|---|---|
事故・不動車 | ○ | ローン組み換え | ○ |
出張買取 | 全国(一部地域を除く) |
買取事例
公式ホームページ上に記載なし
特徴
正式名称は「バイカーズステーション・ソックス」、バイク乗りにとってはお馴染みの「2りんかん」やカー用品の「イエローハット」のグループ会社でもある。1992年12月に埼玉県所沢市に1号店がオープン。以後、順調に店舗数を増やしていて、2017年時点で46店舗を展開している。主要な幹線道路沿いで、赤地に白ぬき文字の「SOX」という看板を見かけたことがあるライダーも多いんじゃないかな。
どちらかというと販売店のイメージが強く、買取業者という印象は薄いかもしれないが、店頭はもちろん出張買取にも対応しているぞ。もちろん原付や小型2輪にも門戸を開いている。ただし買取事例については、公式ホームページ上ではスズキ・ハヤブサやハーレーなど大型車がメインで、原付や小型は見当たらなかった。
口コミ評判
実は購入したのがソックスで、購入時もアフターケアも大変よくしてもらったので、売るのもソックスと決めていました(笑)。金額は、期待していたほどではなかったものの、納得できる範囲内でした。
二束三文と思わずしっかり吟味するといい
原付などの排気量の小さいバイクは、普通のバイクに比べて売却した時に手に入る金額が小さいから、手間を惜しんでたまたま目に入った業者に頼ってしまうことが少なくないと思う。しかし金額は小さいとは言っても、少し業者を吟味するだけで数千円、ともすれば万単位で違いが出てくることもある。お金はあって困るものではないし、時間的に差し迫っていないなら、適当な空き時間に業者ごとに相見積もりを出してみてはどうだろう。
バイク買取センターのように、自動査定ツールを用意している業者もあるから、そういったところを活用して情報収集するのも手だな。

原付を高く売るために
そもそものお話として、50ccの原付バイクっていうのは、原付2種(125ccまで)に比べると、どうしても買取価格は安くなってしまうというのが現実なのよね。なぜかって言うと…新車価格そのものが安いというのが根本的な理由。あと、中古車市場に出回っている数も多いから、年式が古くなればなるほど、相場価格も下がっていってしまうのよね。
それこそ聞いた話では、新車として購入してナンバープレートがついた時点で半分近くまで値がさがっちゃって、1年ごとに1万円ずつ下がっていっちゃう場合も珍しくないんですって。
ただし原付でも例外はあって、例えば新車価格で20万円位するような、ホンダのズーマーやダンク、ヤマハのVOXなんかは、車両状態がよければ、それなりに高値が期待できるそうよ。あと、50ccでもエイプやモンキーとかのMT車なんかも比較的買取価格が高くなる傾向なんですって。
でも、それらは例外で、あくまで原付は基本的には高くならないというのが現実なの。そこで売る際には、適正価格で買取ってくれる業者を選ぶのが重要になってくるわ。いくつかの業者の買取査定を比較してみるのが分かりやすいわね。ただし、一括査定ツールは、あまりお勧めしないわ。それこそ、いくつもの業者から一斉に連絡がきて対応が大変になるからね。
そこでお勧めしたいのが、個人情報を入力しなくてもバイクの簡易査定をしてくれるツールを上手に活用すること。例えばバイク買取センターやバイクパッションなんかの公式サイトなら、簡単に原付の簡易査定ができるので、比較もしやすいわ。いくつか業者を選んで、その上で、一番高値の業者から、本査定を申し込むというのが、いいと思うわよ。
