FLHTCUTGトライグライドウルトラ 115th Aniversary-V

FLHTCUTGトライグライドウルトラ1750 115th Anniversary-Vは2018年登場。ハーレー115周年を記念したモデルであり、ビッグツインエンジンの年代としては、1975ccのミルウォーキーエイト107のタイミングになります。

ハーレーは2014年以降メーカーとして、自らツーリングファミリーのフラッグシップモデルであるウルトラをベースに前1輪、後2輪のトライクモデルを手掛けてきてきました。当初は1,689ccツインカム103エンジンが搭載されていましたが、この2017年にはミルウォーキーエイト107に変更。その上で、ハーレー115周年記念モデルが設定されており、レジェンドブルー／ビビッドブラックもそのひとつでした。

近年ではヤマハのNIKENやトリシティなどの前2輪、後1輪のリバーストライクがお目見えしていますが、これらは基本的に排気量に応じた自動二輪免許が必要。対してFLHTCUTGトライグライドウルトラは4輪MT免許で運転できるという点が、リバーストライクにはない特色であり魅力と言えるでしょう。

ハーレーに憧れはあるものの、なんらかの理由で大型自動二輪免許が難しいという方には、まさに絶好の存在。またバックギヤとパーキングブレーキも備えていますので、駐車や車庫入れも自動車のような感覚で行えます。そして何より、転倒リスクを大きく低減されているのは、大きな魅力となっています。もうひとつ、ハーレー115周年の特別仕様であるという点も、このモデルならではのメリットと言えるでしょう。