スラクストンR（DAD72）

トライアンフの人気カテゴリ「モダンクラシック」のボンネビルシリーズに革命が起きたのは2015年。フルモデルチェンジに伴い、エンジンの冷却方式が空から水冷に改められ、全面的な設計変更も行われました。

ボンネビルシリーズの初代水冷モデルとして新しく発表されたのが、「スラクストンR」「ストリートツイン」「ボンネビルT120」の3モデル。

スラクストンRは、エンジン特性を変化させられる3つのライディングモード（スポーツ、レイン、ロード）が搭載されたカフェレーサー兼スーパースポーツ。ボンネビルT120は、水冷モデルの中でもとくにクラシカルなテイストを継承しているのが特徴です。ストリートツインは軽量モデルとなっています。

スラクストンRは3モデルの中で最も馬力のあるモデルです。ストリートツインが65馬力、ボンネビルT120が80馬力なのに対し、スラクストンRは97馬力となっています。スロットルを開けて加速するたび、気持ちの良い走りを実現してくれるでしょう。

また、先代カフェレーサーを彷彿とさせるパーツやデザインにも注目です。ショーワ製のビッグピストン正立フォークがフロントタイヤを支え、リザーバータンクタイプのリアショックがタイヤの衝撃を吸収。また、ラジアルマウント式のブレンボモノブロックキャリパーが滑らかな減速を実現してくれます。