CRF250RALLY＜s＞

CRF250RALLY＜s＞は、2021年、スタンダード仕様のCRF250RALLYにモデルチェンジが慣行されたのを機に追加ラインアップされた派生兄弟モデルになります。スタンダード仕様との違いは、よりオフロードでの走破性を重視して、サスペンションストロークを伸長。それに伴い、シート高も830mmから885mmに変更されています。

なおスタンダード仕様に実施された変更内容は、燃料タンクの容量が10Lから12Lにアップ。フレームは新設計となり、アシストスリッパ―クラッチやハンドルバーへのインナーウエイト増加などとなっており、これらはCRF250RALLY＜s＞にも反映されています。

CRF250RALLY＜s＞は、スタンダード仕様をベースに、サスペンションストロークを伸長させ、オフロードでの走破性を向上させているのが一番の注目ポイントとなっています。その上で、スタンダード仕様に実施された、快適性や利便性のアップもしっかり享受できるのも大きな魅力。

ロングツーリングにおいて渋滞に巻き込まれ、ストップ＆ゴーを繰り返す事態となった場合でも、アシストスリッパ―クラッチが手の疲れを軽減。ガソリンスタンドの少ない山道などでも、プラス2Lの燃料タンク容量は、安心感が違います。足つき性をクリアできるライダーには、まさに魅力的なパッケージと言えるでしょう。