FLSS ソフテイルスリムS（2016年式）

FLSSソフテイルスリムSは2016年に登場。ベースとなっているのは2012年にデビューしていたFLS ソフテイル スリム。1950年代のクラシックカスタムボバーを現代に蘇らせたというコンセプトから生まれました。ファットボーイをシングルシート化し、フロントタイヤは太く、リヤタイヤは細目としているのが特色。

そんなFLS ソフテイル スリムに、本来であればCVOモデルのみに搭載される1801ccスクリーミンイーグル・ツインカム110エンジンを搭載した「Sシリーズ」の1台としてラインアップされたのが、このFLSSソフテイルスリムSに他なりません。

FLSSソフテイルスリムSは、LS ソフテイル スリムに1801ccスクリーミンイーグル・ツインカム110エンジンを搭載したという内容。このエンジンは本来、充実装備を施したカスタムモデルの重量増を補うものとして、CVOモデルのみに搭載されていました。

対してFLSSソフテイルスリムSのベースとなったFLS ソフテイルスリムは、ソフテイルファミリーのなかで最も軽量であり、軽快なコーナーリングを楽しめるという評価を得ていました。そんな車体にそんなエンジンを搭載したならば・・・あとはご説明するまでもありませんね。もうひとつ、FLSSソフテイルスリムS専用に用意されたオリーブゴールドのボディカラーに大きなホワイトスターという外観デザインは、第二次大戦中に活躍した軍用ハーレーWLAを彷彿させるという評価もなされています。