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HONDA

CB400FOUR 408cc


買取相場&リアル査定レポート

1974年に発売されたCB400FOUR。当時国内専用モデルとして生産された数は多くなく、説によると6,000~6,500台ほど。現在国内で流通しているのは逆輸入されたものが多いと言われています。今回はそんなCB400FOUR 408ccの買取相場をご紹介。実際に査定してもらった結果も掲載しますよ!

CB400FOUR 408ccを査定してもらいました!

CB400FOUR 408cc
買取車情報
年式 昭和50年
走行距離 3500km
状態(外観) 各所傷・錆多数
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 セミレストア済、シート張替、リプロパーツ
PRバイクワン
バイクワン公式サイトキャプチャ 引用元:バイクワン公式HP(https://www.bikeone.jp/)

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この車種を査定してくれたのは、北海道・沖縄を除く全国各地で即日出張買取中の「バイクワン」。
大切にしてきた愛車の価値を正しくつけるため、エンジンから外装パーツ、フレームに至るまで丁寧に査定してくれる買取専門業者です。
国産車、輸入車、改造車、事故車、不動車に至るまで幅広く買い取り、 即日現金払いするなど「バイクをなるべく早く売りたい」というニーズに応えてくれます。
大切な相棒を任せるなら、バイクワンがおすすめです。

査定者の評価コメント
エンジン
3
フィン修正、錆・オイル漏れ有り、吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
4
サス磨き傷・錆有り、レバー傷、ハンドル錆
外装(外装パーツの状態)
3
タンク凹み・修正・内部錆、各所錆有り
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
4
ホイールリム錆、リアサス錆・抜け、タイヤヒビ
電気保安部品(マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
3
マフラー傷・錆多数、電装系問題無し
フレーム
3
フレーム塗り、ステップ曲がり、ストッパー凹み
そのほか
-
セミレストア車輌、実走不明、経年劣化による錆・色褪せ多数あり

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 3
フィン修正、錆・オイル漏れ有り、吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 4
サス磨き傷・錆有り、レバー傷、ハンドル錆
外装(外装パーツの状態) 3
タンク凹み・修正・内部錆、各所錆有り
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 4
ホイールリム錆、リアサス錆・抜け、タイヤヒビ
電気保安部品(マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 3
マフラー傷・錆多数、電装系問題無し
フレーム 3
フレーム塗り、ステップ曲がり、ストッパー凹み
そのほか -
セミレストア車輌、実走不明、経年劣化による錆・色褪せ多数あり

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

高額査定がついたCB400FOUR 408ccの画像はコレだ!

CB400FOUR 408cc
CB400FOUR 408cc
CB400FOUR 408cc
CB400FOUR 408cc
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CB400FOUR 408cc
CB400FOUR 408cc
CB400FOUR 408cc

「ライダーライターT」よりひとこと

398ccタイプに比べ需要が低いと言われている408ccタイプですが、チューニングやオーバーホールにより大型免許所持者にしか味わえない走りが得られます。カフェレーサースタイルの先駆けとされているのが、美しいフォルムや操縦安定性の高いハンドル・シート・ステップ位置。乗る人の安全を確保しながらカッコよさを追求したバイクで、今でも市場価値の高いモデルです。年式や走行距離、エンジンの状態によって査定額の上下幅はあるものの、かなり高い相場で取引されています。

CB400FOURの買取相場は290,000~1,400,000円と幅広い数字が出ました。今回査定してもらった車輛の買取査定額は1,400,000円。発売年数が4年間と短かいバイクなので、年式よりは状態や走行距離で査定されているようです。毎月コンスタントに乗ってはいるものの、オーバーホールされた回数は少ない車体。走行距離も6万近くでかなり乗り込んでいるにも関わらず、高い査定額となっています。発売当初のメーカー希望価格の約2.5倍!ライダーが憧れるバイクは需要が高いと改めて感じました。

査定アップのラインとして、車検やETC、ウィンカーリレーなどのオプションが装備されているなら、それぞれプラス査定が期待できます。CB400FOURはオーナー仕様のチューニングも愛されているバイクです。社外マフラー装備でも査定額が減ることはなく、もし純正マフラーがあればプラス20,000~50,000円になる可能性も高い車種です。もちろん事故歴や転倒歴、目立つ傷や錆があるとマイナスになりますが、すでに生産中止となっている人気車種。多少の整備不良があっても購入したい取り扱い店は多いでしょう。

余談ですが、CB400FOUR 408ccというのは、いろいろな意味で、時代に翻弄されたモデルですね。その筆頭はもちろん、免許制度の問題。408ccモデルの生産が開始されてすぐ、中型限定免許(現在の普通自動二輪免許)の排気量上限が400cc以下になりました。そのため、CB400FOUR 408ccはコンスタントに乗れるバイクながらも、大型バイクとして位置づけられています。せめてこの時、中型の上限を600ccにしていたら、その後のバイク史は大きく変わっていたのではないか、と思わずにはいられません。

また、バイク雑誌などが中型限定免許で乗れる車種の特集でCB400FOURを取り上げたところ、生産終了後に人気が爆発したという、なんとも皮肉な現象となってしまった点も特徴的です。

もちろん、そうした経緯があったからこそ、中古車市場でのプレミア状態が今もなお続いているのであり、その影響は複数モデルに及んでいるので、決して悲劇一辺倒とは言い切れません。むしろ、プレミア化したことからもドラマチックな運命のバイクといえるのではないでしょうか。

CB400FOUR 408ccとは

CB400FOUR 408cc

CB400FOUR 408ccのスペック情報

型式 CB400-2
エンジン形式 空冷4サイクルOHC 4気筒
総排気量 408cc
最高出力 37/8,500 (PS/rpm)
最大トルク 3.2/7,500 (Kg-m/rpm)
全長・全高・シート高 2,050mm・1,040mm・705m
重量 185kgkg
燃料タンク容量 14LL
燃料消費率 36.0km/L
発売年 1974年~1977年
メーカー希望小売価格 327,000円(税抜き)※発売当初
カラー レッド×ブラック ブルー×ブラック イエロー×ブラック 他

CB400FOUR 408ccの歴史

開発者の意地を込めたバイク

カフェレーサースタイルの先駆けと言われているCB400FOURシリーズ。流線型のフォルムにソリッドカラーを載せたライダー垂涎モデルです。1974年12月に総排気量408ccとして誕生。翌1975年に道路交通法と免許制度の改正が行われたことにより、1976年3月に総排気量を398ccに落として販売。そのためCB400FOURには408ccと398ccの両方が存在します。1977年に低コスト2気筒エンジンを搭載した「ホークシリーズ」へのモデルチェンジが図られ、しばらくの後408ccモデルは販売終了。海外向けに生産は継続しましたが、リンク式バックステップを廃したコストダウンが実施されたこともあり、1977年モデルを最後に生産中止となりました。

生産終了後にバイク雑誌による特集が組まれ「中型免許で乗れる4気筒バイク」として人気が出ました。新車価格を上回る中古車価格をたたき出す、プレミアム車の走りといえるバイクです。

CB400FOUR 408ccの魅力

時代に一石を投じたバイク

1970年代。400ccクラスのバイクの多くは直列2気筒エンジンを搭載していました。そんなバイク界に「自分が乗りたいバイク」デザインと、「技術者の意地を込めた」機能を搭載したCB400FOUR。4サイクルOHC4気筒エンジンは集約した排気ガスを利用し、マルチエンジンの爆発順によって排気を促進。馬力アップにつながっただけでなく、排気の相互干渉により消音効果ももたらしました。高速ドライブ制動に有効な前輪油圧ブレーキを使用したほか、スイッチ類を手元に集約することで安全性を高めているのも特筆すべき点。キックペダルを踏み込んだときの軽やかなエンジン音と、静かすぎるエキゾースト音。技術革新が環境保全と安心につながった「バイクのホンダ」の名をさらに高めたバイクです。

多少スロットルが重たいので、アクセルを開けるには少し力を入れる必要あり。それも醍醐味となるほど魅力的な感触で、スタート以降のミッションチェンジに合ったスピード変化がライダー気分をさらに高めてくれます。シートはフラットな形状で、座ると厚みを感じる柔らかさ。ロングドライブ用として作られた乗り心地の良さが抜群です。カタログによると、最高出力は37ps/8,500rpm。数値だけならパワーがあるとは言えませんが、必要なときに必要なだけパワーを送ってくれる余裕が感じられます。さすが「バイクのホンダ」の粋が集まったバイクです。

 
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